日々なるようになる

ツウニャンの呼び名 ”いくつもありま~す ”
ケ・セ・ラ・セ・ラ~ ((´∀`*))ヶラヶラ

京都 ・ 龍安寺 (世界文化遺産)

2010-07-16 | 西日本で過ごした時の記録です。

石 庭 (方丈庭)





室町幕府の武将 ・ 細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受け、宝徳2年(1450)に創建された

臨済宗妙心寺派の寺院で、有名な方丈の石庭に配置された15個の石は、一度に全てを見ることが

できないとか ・・・ 確かに、色々な角度から見ても、15個の石を見ることはできませんでした。





石群の鑑賞

石の象(かたち)、石群、その集合、離散、遠近、起伏、禅的、哲学的に見る人の思想

信条によって多岐に解されています。 (作庭者不明)












鏡 容 池 (きょうようち)




この池は徳大寺家によって築かれたもので、かつてはおしどりが群れ遊んだところから「おしどり池」と

呼ばれました。 石庭鑑賞後の一巡りも、ホッと心が和むのを覚えるのは、水の効果というものでしょうか。

池の堤防からは龍安寺全景の山々が古来の姿そのままに眺望され、四季それぞれの美しさは格別なのでは。




雨に濡れた紫陽花   そろそろ終わりのようでした。





庫 裡




石段の正面の建物が庫裡で、禅宗寺院建築の簡素にして重厚、特に木組と白壁の調和が

また、静寂のうちに構成美をかもしだしているようです。

木々に覆われて全景を望めないのが少々残念でしたが、静寂感を引き立てているようです。























石庭を静かに鑑賞していると、しだいに雨脚が段々強くなり、水のカーテンができていました。

まるで、滝の内側から石庭を鑑賞しているようでした。 自然の演出に感謝です。 






方丈広間の襖絵 (非公開)

非公開となっていましたが、閲覧できるようになっていました。

今にも飛び出してきそう龍の襖絵  実に圧巻でした。










つくばい ・・・ 茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石のこと

方丈の北東に据えてある銭型のつくばいは、一見 「 五・隹・疋・矢 」 の文字読まれますが、中心の 「口」 を

共用すれば、 「吾唯足知」 ・・・ われ ただ足るを知る

その意味合いから石庭の石が「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず満足する心を

持ちなさい」という戒めであるといわれています。 水戸光圀の寄進といわれています。





「つくばい」 のすぐ側にある池ですが、木々の緑が水面に映り、エメラルドグリーン色が

神秘的な風情をかもし出していました。






























大雨で雨宿りしながら 石庭をのんびりと眺めることができました。

殆どの方が、無言で石庭を眺め ・・・ 日常の慌しさをしばし忘れ、和んでいるようでした。




龍安寺を後にして 荒電の駅まで 

大人 均一 200円 の為? 無人駅でした。

期限つきのようですが、土、日、祝 は、子供は無料ですって  









京都市内唯一の路面電車だそうですょ。


太秦広隆寺駅まで 




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