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世界遺産 ・ 法隆寺

2013-10-24 | 西日本で過ごした時の記録です。

法隆寺は飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られています。 

 

南大門 (室町時代)

法隆寺の玄関にあたるこの門は (1438年)に再建されたものです。

 

日本最初の世界文化遺産 と刻まれています。 

 

中 門  (ちゅうもん)

深く覆いかぶさった軒 その下の祖物や勾欄 それを支えるエンタシスの柱 

いづれも飛鳥建築の枠を集めたものです。

 

 重厚な扉の左右に立つ塑像の金剛力士像(奈良時代)

日本最古の金剛力士像だそうです。

  

 

木々が少し紅葉してきていました。

 

 

 

回 廊 

 

金堂(飛鳥時代) と 五重塔(飛鳥時代)

金堂は法隆寺のご本尊を安置する聖なる殿堂が金堂です。

威風堂々としたこの建物の中には 聖徳太子のために造られた金銅釈迦三尊像(飛鳥時代) 

太子の父君用明天皇のために造られた金銅薬師如来坐像(飛鳥時代) 母君穴穂部間人皇后のために

造られた金銅阿弥陀如来坐像(鎌倉時代) それを守護するように 樟で造られた

我が国最古の四天王像(白鳳時代)が邪鬼の背に静かに立っています。

 

五重塔(飛鳥時代)

塔はストゥーパともいわれ 釈尊の遺骨を奉安するためのものであり 仏教寺院において

最も重要な建物とされています。 高さは約32.5メートル(基壇上より)で 我が国最古の五重塔です。

 

 

 大講堂(平安時代)

このお堂は仏教の学問を研鑽したり 法要を行う施設として建立されましたが 鐘楼とともに(925年)い落雷によって

消失しました。 幸い(990年)には再建され ご本尊の薬師三尊像及び四天王像もその時に作られています。

 

夢 殿 (奈良時代)

西暦601年に造営された斑鳩宮跡に 行信僧都という高僧が聖徳太子の遺徳を偲んで(739年)に建てた伽藍を

上宮王院といいます。 その中心となる建物が「夢殿」です。

八角円堂の中央厨子には 聖徳太子等身の秘仏救世観音像(飛鳥時代)を安置されています。

この夢殿は中門を改造した礼堂(鎌倉時代)と廻廊に囲まれ まさに観音の化身と伝える聖徳太子を

供養するための殿堂としてふさわしい神秘的な雰囲気を漂わせています。 

 

ちょうど 法隆寺では 「秘宝展」 平成25年度 秋季が開催され 普段は拝観できない

秘宝を観ることができ 運が良かったです。

 

 旧斑鳩御所    中宮寺  (法隆寺夢殿のすぐ隣にあります)

当時は聖徳太子の御母穴穂部間人皇后の御願によって 太子の宮居斑鳩宮を中央にして

聖徳太子が母のために 西の法隆寺と対照的な位置に創建された寺です。

 

 

国 宝   本尊菩薩半跏像 (如意輪観世音菩薩)

 

東洋美術における「考える像」として有名な思惟半跏のこの像は 飛鳥彫刻の最高傑作で

あると同時に 我が国美術史上欠かすことのできない作品であります。

エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダビンチ作のモナリザと並んで 「世界の三つの微笑像」とも呼ばれています。

人間の救いをいかにせんと 思惟されるにふさわしい清純な気品をたたえています。

 

 

お天気が  なのは良かったのですが 10月も半ば過ぎだというのに ・・・ まだまだ暑く 

法隆寺を出たところで  柿ソフトクリームなるものが目にとまり 

奈良県は柿でも有名でしたね 

 

 

ほんのり柿の風味がして ・・・ わりとさっぱりとしていて 渇いたのどを潤してくれました。

 

 

 

 

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