日々なるようになる

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世界遺産 ・ 唐招提寺

2013-10-28 | 西日本で過ごした時の記録です。

 

薬師寺の駐車場に車を置いて 徒歩10分ほどの場所にある唐招提寺へ向かいました。

 

 唐招提寺は天平宝字(759年) 唐の高僧鑑真大和上によって創建されました。

鑑真大和上は聖武天皇の願いに応えて来朝を決意されました。

井上靖の「天平の甍」にもあるように 五度の失敗にも屈することなく来日して 

我が国に戒律を伝え 大和上の称号を賜りました。

その後 戒律を学ぶ道場として 当寺が創立されました。以来千二百五十年 

律宗総本山としてその法灯を今に伝えています。

 

 

 金 堂 (国宝)    奈良時代 (8世紀後半)

南大門を入り参道の玉砂利を踏みしめて進むと 眼前に迫る金堂の偉容に圧倒されます。

豊かな量感と簡素な美しさを兼ね備えた天平洋式 正面に並ぶ八本のエンタシス列柱の

吹き放ちは遠くギリシャの神殿建築技法がシルクロードを越え日本まで伝来したかのように感じさせます。

本尊 ・ 盧舎那仏坐像(大仏)は宇宙の中心 釈迦の本地仏として中尊に その東方に現世の苦難を救済する

薬師如来立像 西方に理想の未来へ導く「十一面千手観世音菩薩立像」が配されています。

千手観音の手には それぞれ目があり すべての願い事を叶えてくれると言われているそうです。

 

 

 

 

開山御廟 (鑑真大和上の墓所)

 

 

金堂の仏像・観音世菩薩も圧巻でしたが 講堂・鼓楼・宝蔵・経蔵(いづれも国宝)奈良時代・鎌倉時代の

建築は世界遺産に登録されるだけあって 素晴らしいものでした。

そして 平成12年から10年を要して行われた金堂平成大修理のもようが展示されており

言葉では言い表せないほどの凄さに圧倒されました。

 

唐招提寺を後にして 薬師寺まで戻る途中にあったお食事処でランチ休憩 

そちらで頂いた 天ぷら御膳の漬物に添えられていた  

奈良漬を細かく刻んだ漬物が とても美味しかったのでお土産に購入して帰りました。

 

 

 

この日は 申し分のない秋晴れ    

朝のうちは良かったのですが  が射してくると暑く 

まだ 時間的には 他にも回れたのですが 寄り道もせず帰路につきました。

今回の世界遺産巡りは かなり歩き 疲れました~ 

やはり ・・・・・ 〇〇には勝てませんね 

 

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