法隆寺を後にして 薬師寺へ向かいました
約 30分で薬師寺に到着
今回 薬師寺では61年ぶりに 国宝 東塔の相輪部が降ろされ公開されていましたので
是非 この機会にと薬師寺を訪れました。
右側の覆屋で覆われているところに 薬師寺で唯一創建当時より現存している建物で
1300年の悠久の時を重ねてきた東塔があります。
平成21年より解体修理に着手しており 平成31年の春に修理が完了する予定になっています。
金 堂
西 塔
大講堂から眺めた 金堂と西塔
奈良古都の美しい光景で 何度訪れてもその都度感銘を受けます。
玄奘三蔵院伽藍:公開 大宝蔵殿:公開 東塔水煙降臨展:公開
こちらの画像は 2010年に訪れた時の 「東塔」 です。
この時は まだ覆屋に覆われていませんでした。
今回は申し分のない秋晴れでしたが この時はあいにくの雨で寒かったです。
下から見ると小さく感じますが 目の前で見るとこんなに大きいのかと
水煙には塔を災いから守る祈りが込められています。
飛雲の中に、笛を奏で、花をまき、衣をひるがえして舞う24人の飛天が透かし彫りにされています。
下からでは 到底見ることのできない美しい水煙を見ることができ でした。
白鳳伽藍復興御用材 樹齢 1000年
長さ 14.2m 直径 元 1.76m 末 1.37m
樹齢 1000年 とは 凄いですね。
玄奘三蔵院伽藍 ・ 大唐西域壁画殿
玄奘三蔵院伽藍中央の玄奘塔は法相宗の始祖・玄奘三蔵のご頂骨を真身舎利として
奉安し 須弥壇には玄奘三蔵訳経像をお祀りしています。
また 大唐西域壁画殿は 平山郁夫画伯が30年の歳月をかけ完成された玄奘三蔵求法の
精神を描いた壁画を絵身舎利としてお祀りするものです。
壮大な壁画は何度見ても圧巻でした。