正直、雀の涙のようにわずかな部数の増刷ですが、ものすごく感謝しています。
読んでくださるみなさんに、奮闘してくれる編集者と版元に。
写真は、その増刷版の奥付(おくづけ)です。
いっしょに喜んでくれた公設第二秘書が撮ってくれました。
読んでくださるみなさんに、奮闘してくれる編集者と版元に。
写真は、その増刷版の奥付(おくづけ)です。
いっしょに喜んでくれた公設第二秘書が撮ってくれました。
ありがとうございます。
「みんなの読後感を読みたい」というコメントも、かなり届いていますから、少しづつ公開していこうかと思っています。
ただし、公開したあとでも、「やっぱり読まれたくない」ということがありましたら、すぐにコメントをください。いったんアップしたエントリーは削除しないのが原則の、このブログですが、これは例外として即、削除します。
生涯いち物書きであるぼくが、およそ20年ぶりに世に問うた、物語、小説の「わたしは灰猫」(扶桑社)です。
「みんなの読後感を読みたい」というコメントも、かなり届いていますから、少しづつ公開していこうかと思っています。
ただし、公開したあとでも、「やっぱり読まれたくない」ということがありましたら、すぐにコメントをください。いったんアップしたエントリーは削除しないのが原則の、このブログですが、これは例外として即、削除します。
生涯いち物書きであるぼくが、およそ20年ぶりに世に問うた、物語、小説の「わたしは灰猫」(扶桑社)です。
▼この写真も、いつもの部会写真とは雰囲気が違うと思います。
12月8日、今朝の8時から自由民主党本部で開かれた水産部会・水産総合調査会の合同会議です。
早めに行ったのですが、超満員で、わずかに空いていたいちばん前に近い席に座り、振り返って、撮りました。
左側一列が議員、真ん中の列は、漁家の代表のかたがたです。
奥の列が、水産庁、海上保安庁をはじめ政府側です。
議員からの問いに対して水産庁の行政官が回答しているところです。
12月8日、今朝の8時から自由民主党本部で開かれた水産部会・水産総合調査会の合同会議です。
早めに行ったのですが、超満員で、わずかに空いていたいちばん前に近い席に座り、振り返って、撮りました。
左側一列が議員、真ん中の列は、漁家の代表のかたがたです。
奥の列が、水産庁、海上保安庁をはじめ政府側です。
議員からの問いに対して水産庁の行政官が回答しているところです。
▼この会議では、全漁連をはじめ漁家の代表から、きわめて切実にして深刻な問題提起がありました。
それは、「漁家の疑問」は ( 1 ) 大和堆で不法操業をしている中国漁船や、不法な行動の北朝鮮公船をなぜ臨検、拿捕できないのか ( 2 ) なぜ日本の漁家が、日本政府から操業自粛を1か月も課されなければならなかったのかーの2点に尽きるということです。
▼また、イカ釣り漁家の代表のかたから ( 1 ) 操業自粛がようやく終わって漁場に戻ったときには、中国船によってスルメイカがすでに獲り尽くされていて、ほとんど獲れなかった ( 2 ) やむを得ず、他の漁場で漁撈をおこなったが、例年より遥かに少ない量しか獲れなかった ( 3 ) このままでは、来年に向けて廃業に追い込まれるイカ釣り漁家が増えていくーという悲惨な現状の報告がありました。
▼これに対し、政府の説明、すなわち「今後の対応策」は、中国や北朝鮮の船を監視し、不法操業をしないよう中国などに申し入れる、早い話が「監視」と「申し入れ」だけです。
それでは全く足りない、どうにもならないからこそ、日本の漁家が追い詰められているのに、相も変わりません。
▼これらの発言を受けて、不肖ぼくは以下のように発言しました。
「漁家の代表のかたがたの指摘、問題意識は、ここに来ている自由民主党の国会議員と、あえてぼくの責任で申しますが、まったく同じだと考えます」
「それにもかかわらず、政府の対応が何も変わらないというのは、与党の一員として深い、重い責任を感じます」
「そのうえで、前もこうした機会で提案しましたとおり、日本の漁船が出港なさるときに、最初から海上保安庁の武装した巡視船団によって護衛し、正当な漁撈を行ってもらうしかないと考えます。あらためて提案します」
▼しかし政府側から明確な答弁はありません。
▼政権党である自由民主党の議員の大半の意見と、主権者の現場からの意見がぴたり一致しながら、政府がそれをまったく実行しようとしないーこの非常に深刻な事態が、国民の経済、生活の大事なところで幾つも起きている、これが日本の政 ( まつりごと ) の実態です。
ぼくはとにかく国会の現場にとどまって、一切諦めることなく、戦い続けるほかありませぬ。
▼問題の最大の背景は、間違いなく憲法9条です。
9条において、国家主権のいちばん大切な部分、すなわち国民を護ること、その手段が実質的に全否定されているから、漁業ひとつ取っても、主権の行使がまともにできないで居るのです。
内閣が変わろうと、何があろうと、決して諦めることなく立法府の最前線から主権者に訴えつつ、改憲へ進む。
これも、他に道はありません。
まったく、ありませぬ。
それは、「漁家の疑問」は ( 1 ) 大和堆で不法操業をしている中国漁船や、不法な行動の北朝鮮公船をなぜ臨検、拿捕できないのか ( 2 ) なぜ日本の漁家が、日本政府から操業自粛を1か月も課されなければならなかったのかーの2点に尽きるということです。
▼また、イカ釣り漁家の代表のかたから ( 1 ) 操業自粛がようやく終わって漁場に戻ったときには、中国船によってスルメイカがすでに獲り尽くされていて、ほとんど獲れなかった ( 2 ) やむを得ず、他の漁場で漁撈をおこなったが、例年より遥かに少ない量しか獲れなかった ( 3 ) このままでは、来年に向けて廃業に追い込まれるイカ釣り漁家が増えていくーという悲惨な現状の報告がありました。
▼これに対し、政府の説明、すなわち「今後の対応策」は、中国や北朝鮮の船を監視し、不法操業をしないよう中国などに申し入れる、早い話が「監視」と「申し入れ」だけです。
それでは全く足りない、どうにもならないからこそ、日本の漁家が追い詰められているのに、相も変わりません。
▼これらの発言を受けて、不肖ぼくは以下のように発言しました。
「漁家の代表のかたがたの指摘、問題意識は、ここに来ている自由民主党の国会議員と、あえてぼくの責任で申しますが、まったく同じだと考えます」
「それにもかかわらず、政府の対応が何も変わらないというのは、与党の一員として深い、重い責任を感じます」
「そのうえで、前もこうした機会で提案しましたとおり、日本の漁船が出港なさるときに、最初から海上保安庁の武装した巡視船団によって護衛し、正当な漁撈を行ってもらうしかないと考えます。あらためて提案します」
▼しかし政府側から明確な答弁はありません。
▼政権党である自由民主党の議員の大半の意見と、主権者の現場からの意見がぴたり一致しながら、政府がそれをまったく実行しようとしないーこの非常に深刻な事態が、国民の経済、生活の大事なところで幾つも起きている、これが日本の政 ( まつりごと ) の実態です。
ぼくはとにかく国会の現場にとどまって、一切諦めることなく、戦い続けるほかありませぬ。
▼問題の最大の背景は、間違いなく憲法9条です。
9条において、国家主権のいちばん大切な部分、すなわち国民を護ること、その手段が実質的に全否定されているから、漁業ひとつ取っても、主権の行使がまともにできないで居るのです。
内閣が変わろうと、何があろうと、決して諦めることなく立法府の最前線から主権者に訴えつつ、改憲へ進む。
これも、他に道はありません。
まったく、ありませぬ。