「自衛の措置を妨げない」が消されたのか（2022-04-08 09:29:37）

▼自由民主党の本部できょう4月8日金曜の朝8時から、憲法改正実現本部が開かれました。
　改憲をめぐる自由民主党の取り組み、考え方を、国民に説明する資料が作成されていて、それが出席(自由参加)議員に配られたのです。
　ところが、その資料の中で9条改正については「自衛隊の明記」しか、実質的に書かれていません。

　ぼくは挙手をして発言し、「自衛隊の明記だけではなく、自衛の措置を妨げないと条文に書く案を、憲法改正推進本部で正式に決めましたよね。それがなぜ消えているのですか」という趣旨を、実際はもうすこし詳しく述べました。

憲法改正実現本部で、問題を指摘しました

▼これに対して首脳陣から「簡潔な記述にしただけであって、青山議員の言うとおりに決まっている。それを変える意図は無い。そうした説明は、自由に各議員が仰ってください」という答えがありました。
　ぼくは納得した訳ではありませんが、平場(つまり首脳陣以外、ぼくと同じです)から、護る会メンバーの北村経夫議員が「私も『自衛の措置を妨げない』が消されたのかと心配したが、青山議員の発言に対する回答で、消されていない、変更されていないことが確認できた」と発言されました。
　その意味はあると考えます。

▼写真の、本日の憲法改正実現本部の様子を、このやり取りと含めて、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回収録で主権者・国民にお話しします。

“自衛権の発動を妨げない”　自民議員が9条改正案

ウクライナで日本国内のなれあい噴き出す（2022-04-08 09:10:42）

▼新しい動画が、昨夜にアップされています。
　昨夜は、非常に忙しく、朝になるまで、ぼく自身も確認していませんでした。
　するとサムネが、「ウクライナでなれあい噴き出す」とあり、これでは誤解を招くと考えました。「ウクライナにおいて馴れ合いが噴き出している」という意味では全くなく、「ウクライナ戦争をきっかけに、敗戦後の日本がずっと抱えている馴れ合いが、噴き出している、浮き彫りになっている」という意味です。

　サムネでは文字数を削らねばならないために、このような舌足らずが生じています。

▼撮影、編集をお願いしている井上ディレクターのチームに、修正をお願いしました。
　残念ながら、午前11時以降の修正になってしまうとのことです。
　とりあえず、動画を開いてもらえば出てくるテキストのサムネは、もう修正されました。

▼これは「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第312回です。ここです。

最新動画はサムネを修正中です　　正しいサムネは「ウクライナで日本国内のなれあい噴き出す」です　　『ウクライナ国内で噴出』ではなく『日本国内で噴出』です→★修正されました!