2022年11月2日 | 第1304号 | 【集中シリーズ】日本政治の新生のために その8 中国の独裁主義に対峙できるのは誰か ▽日米それぞれの国家安全保障戦略 ▽日本の防衛費の激変 ▽弾が無くて戦えるのか |
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2022年10月31日 | 第1303号 | 【集中シリーズ】日本政治の新生のために その7 アジアを知って、対応を準備すべき 台湾有事 ▽若い国のアジア理解 ▽南北は実は共通している |
▼きょう11月2日水曜は、朝8時からの外交部会に続き、国防部会(と安全保障調査会の合同会議)が午前9時半から開かれました。
国防部会のテーマのひとつは、アメリカが、その国家防衛戦略(NDS)の見直し、核戦力の見直し(NPR)、それからミサイル防衛の見直し(MDR)を統合しておこなったことです。
国防部会のテーマのひとつは、アメリカが、その国家防衛戦略(NDS)の見直し、核戦力の見直し(NPR)、それからミサイル防衛の見直し(MDR)を統合しておこなったことです。
▼わたしは、NDSを中心に原文に当たったうえで、「アメリカが中国とロシアの脅威に集中し、北朝鮮はやや横に置くという傾向が表れている。日本への影響は大きい」と指摘し「戦略弾道ミサイルによる防衛に集中するという意味では、アメリカの先祖返りでもある」と述べて、防衛省、外務省の見解を問いました。
両省はいずれも、「先祖返りという指摘は当たっている」という分析を述べたうえで、「そうした傾向はあっても日米同盟の強化に努めたい」という趣旨を答弁しました。
この件は、できるだけ「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回収録でやりたいと思います。
両省はいずれも、「先祖返りという指摘は当たっている」という分析を述べたうえで、「そうした傾向はあっても日米同盟の強化に努めたい」という趣旨を答弁しました。
この件は、できるだけ「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回収録でやりたいと思います。
▼そのあと徒歩で議員会館へ戻りました。テレビ記者の取材を受けながらでしたが、いつものように、警備の警官に「いつも、ありがとう」と声を掛けました。
▼青山繁晴事務所に入ってから、令和4年度補正予算案について担当官庁の幹部が説明に来ました。
わたしは「ガス代の値上がりへの対策が、都市ガスに偏り、プロパンガスを使う国民には全く不足している」と述べたのをはじめ、問題点を指摘しました。
幹部はこれに反論しました。
それはいいのですが、「私は東京が長いので、プロパンをどれくらい国民が使っているか知らない」と発言しました。
雑談ではなく、自由民主党の経済産業部会長代理であるわたしに、正式に説明している場での発言です。
わたしが怒りの声をあげると、「個人として知らないと言っただけです」と述べました。
個人として ?
個人として、遊びに来てもらっているのではありませぬ。
わたしは主権者に負託されている国会議員として、この暴言と言うべき発言を見過ごさず、それ以上の説明を拒否し、資料も突き返しました。
したがって、わたしは令和4年度補正予算案のなかで、この官庁の部分を諒承していません。
▼こうしたこともまた、主権者の知らない現実です。
こうした官僚が居ることを、決してナァナァで見逃したりしません。国会議員が立ち向かうべき現実のひとつだと考えます。
▼青山繁晴事務所に入ってから、令和4年度補正予算案について担当官庁の幹部が説明に来ました。
わたしは「ガス代の値上がりへの対策が、都市ガスに偏り、プロパンガスを使う国民には全く不足している」と述べたのをはじめ、問題点を指摘しました。
幹部はこれに反論しました。
それはいいのですが、「私は東京が長いので、プロパンをどれくらい国民が使っているか知らない」と発言しました。
雑談ではなく、自由民主党の経済産業部会長代理であるわたしに、正式に説明している場での発言です。
わたしが怒りの声をあげると、「個人として知らないと言っただけです」と述べました。
個人として ?
個人として、遊びに来てもらっているのではありませぬ。
わたしは主権者に負託されている国会議員として、この暴言と言うべき発言を見過ごさず、それ以上の説明を拒否し、資料も突き返しました。
したがって、わたしは令和4年度補正予算案のなかで、この官庁の部分を諒承していません。
▼こうしたこともまた、主権者の知らない現実です。
こうした官僚が居ることを、決してナァナァで見逃したりしません。国会議員が立ち向かうべき現実のひとつだと考えます。
自民党の議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)は1日、国会内で総会を開き、海上自衛隊が6日に相模湾で開催する国際観艦式に韓国が参加することなどに関し、緊急声明を発表した。
声明は、ウクライナに侵攻したロシアの観艦式への招待を取り消したことに触れ、「安全保障上の問題を抱えたまま解決に何ら前進のない中国と韓国の招待がそのままとなっているのは遺憾だ」と主張した。
声明はその上で、中国が8月4日に日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイルを撃ち込んだことや、韓国海軍艦が平成30年12月に自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射した後、真相究明や謝罪が行われていないことを問題として列挙した。
▼破壊の進むこの世界において、ぼくら日本の同胞が魂から国造りをやり直すために、一緒に考える機会がありました。
参議院議員としての1期6年の終わりに、国会での公務と両立させつつ全国をできるだけ回って、主権者に6年の取り組みと、その先をお話ししました。
それは「ぼくらの国会」リアル版ですね。
リアル版というのは、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画から飛び出して、リアルにみなさんの対面し、対話するという意味です。
この「ぼくらの国会」リアル版の最後に、総集篇を東西でおこないました。
熱を感じる、盛りあがった会になったと実感しました。
参議院議員としての1期6年の終わりに、国会での公務と両立させつつ全国をできるだけ回って、主権者に6年の取り組みと、その先をお話ししました。
それは「ぼくらの国会」リアル版ですね。
リアル版というのは、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画から飛び出して、リアルにみなさんの対面し、対話するという意味です。
この「ぼくらの国会」リアル版の最後に、総集篇を東西でおこないました。
熱を感じる、盛りあがった会になったと実感しました。
▼その記録映像を、このエントリーでお話ししたように、東の有楽町(写真)、そして西の堺、そのいずれも「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」としてアップしています。
イベントの性格上、2時間半から3時間に迫るぐらい、長尺です。
ところが、視聴回数が凄い。
みんなの志に、こゝろの底から、感服します。
そのみなさんだけが、苦闘千里の支えです。
イベントの性格上、2時間半から3時間に迫るぐらい、長尺です。
ところが、視聴回数が凄い。
みんなの志に、こゝろの底から、感服します。
そのみなさんだけが、苦闘千里の支えです。
▼けさ11月2日の早朝も、自由民主党本部に入り、8時からの外交部会・外交調査会・国際協力調査会の合同会議に参加しています。
▼テーマは、令和4年度補正予算案です。
外務省幹部は「日本は顔の見える支援を実施している」と強調しました。
は?
長年、諸国を歩いてきて、そんな支援は見たことが無いです。
それどころか、小学校を造ったはいいが、その後のフォローが皆無で、窓ガラスが割れてもそのまま放置、教科書も童話の読本もぼろぼろになったままになっています。
数年後に再訪してみると、ガラスがすべて綺麗に直っている。全部、中国の支援です。
そして教科書も童話も真っさらになっていましたが、すべて中国語でした。
外務省幹部は「日本は顔の見える支援を実施している」と強調しました。
は?
長年、諸国を歩いてきて、そんな支援は見たことが無いです。
それどころか、小学校を造ったはいいが、その後のフォローが皆無で、窓ガラスが割れてもそのまま放置、教科書も童話の読本もぼろぼろになったままになっています。
数年後に再訪してみると、ガラスがすべて綺麗に直っている。全部、中国の支援です。
そして教科書も童話も真っさらになっていましたが、すべて中国語でした。
▼この実態を、そもそも現地の大使から、外務省本省まで、高官たちがご存じない。
足も使わずに安全な大使館や大使公邸に居て、本省は綺麗ごとを言っている。
これで主権者に、「外交の補正予算にたくさん税を使っていいでしょうか」とは、申せませぬ。
▼外交についても、水面下の動きをお話しします。独立講演会に参加されるかたを今、募集しています。