『岡潔はまた吉川英治について、肯定的明るさが言語にあると言っている。これも大事なところで、論理に鋭敏な人間は区別と否定を言語の骨組みにする傾向がある。小林秀雄の作品(本人の鵺鵼はともかく)がその例になるだろう。しかし一般に人はそのような阿修羅の如き人間とは付き合いたくないものだ。』
したがって、言説グレー化産業であるメディアが使うメディア語には常に馴染まないことを言うので、変人または偏った考えの人とされる。
メディアの好きな言葉は、否定を骨格とする対立構造の消えた言葉、
生き物(食う食われるの対立構造を無視して)生き物万歳。
地球社会(国境のない社会)移民は大好き。
文化文明社会(滅びた社会を無視)の維持。
多文化共生 文化の歴史的相剋を知らないで共生などできない。積極的無関心が可能なところでのみ共生可能な現実
戦争のない社会(今ある現実を無視)を願う。
東アジア共同体 中国と北朝鮮でさえ対立しているどこが共同体か