タイトルに引きつけられて手にしたストーリーを中心としたマーケティングに関する本である。既に長く物の良さ付加価値だけでは売れない時代となっている。80年代大義や友好社会貢献を売るという商売で信用されるストーリーがもてはやされた。環境と交易条件の公平というブランド(フォレストブランドなど)で進んだが、普通の国内商品がストーリーを売るという形は当時はまだ稀だった。
今は一般消費財流通がすっかり寡占とな . . . 本文を読む
グローバリズムは以下のように法則化されている。ズビグニュー・ブレジンスキーは
「相互依存は確固たる事実で、国境を超えた投資や人、商品の動きの自由化が世界経済の成長と民主主義を保証する。」(簡略にまとめた)
と、全く必然の自然的発展、不可避の結末と定式化して主張する。資本や商品(あるいは労働力)の自由な動きと民主主義は何の関係もない。
ブレジンスキーの祖先は、ウクライナに荘園*(現在のベレジャニ市)を持つポーランドの名門貴族のシュラフタ制度の貴族(ポーランドは出自に寛容な制度を持っていた) . . . 本文を読む
ほぼ同年代のアルファブロガーと呼ばれる人物の人生が後悔を織り交ぜ綴られている。ここから始まる。
『ブログを書き始めて 1 0年ほどになる 。 「極東ブログ 」と 「 f i n a l v e n tの日記 」というものだ 。一か月にのべ 3 0万人くらいの人が閲覧してくれるが 、ブログの世界ではそれほど有名なものではない 。書いている私も 、著名人ではないし 、ブログによって著名になったという . . . 本文を読む