むかし画家になりたかった。
そのとき描くべき対象がみつからなかったし、今も何を一番描くべきかみつかってはいない。
いつか何かを描きたいと思う。
ゴッホはひまわりの黄色をみつけた。
絵には描かれるべき必然性がある。必然性の無い絵は後世に残らない。
「はんびょう」も「かいせいがいふう」も必然性がある。
日曜の趣味なら何を描いてもいいさ。
しかしプロならば、天与 . . . 本文を読む
「善の循環」
他人の地益を図らずして自らの繁栄はない。 by YKK http://bit.ly/bwNqpv
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他人の益を入れ込んだ社是は大変珍しい。
凡人には悪の循環は想像できるが、善の循環は想像が難しい。
おそらく、創業者の個人的体験によるのだろうか。
グローバルカンパニーとして大きな視点と決意が感じられる。
スライディングファスナーのシェア世界一だけの事はある。
ファ . . . 本文を読む
思わぬところにお客様がいるものだ。まだまだ勉強が足りない。
【第196回】 「変な客こそ、本命」予期せぬ成功がイノベーションにつながる
[2010年05月31日]
経営者にはビジョンがある。夢もある。技術もあれば、ノウハウもある。そして無事、新製品、新サービスを世に出す。当然買いに来てくれる人をイメージしている。そこへ想定外の客が現れる。腹が立つ。
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後2週間でこのブログ、もうすぐ1年経過する。神山町に越して来て1年。ずっと考えて来た事はより高い目標と社会との関係だ。日頃実現可能な目標しか語らない。今後も語らない。1年を目標に続けてきたが、そろそろ閉店とする。 . . . 本文を読む
『個人が常に上達しようと心がけることで組織は強化される。』【ジーコ】
「戦術」の無いジーコらしいお言葉です。
彼のやりたいサッカーはナポレオンの戦術と同じ会戦中の戦線変更で、本来ならば、最強のありかたとなるはずだった。しかし組織が定める決め事の好きな日本人にとっては、現場の不安を増幅させるだけでこのようなプロフェッショナリズムの鼓吹は効果がなかったか、浸透度の違いにより意識を分裂させ逆効果だ . . . 本文を読む
「『われわれの事業は何か』この問いは、事業の開始時や危機において発すればよいというものではない。逆に、事業がうまくいっている時にこそ発し、十分に検討するべきである。なぜならば、この問いを怠るとき、直ちに事業の急速な衰退がやってくるから
である。たとえば、新しい製品を開発した者が、訪問販売をしている段階では、その製品の優れていることを知っていればよい。
しかし製品が売れ始め、人を雇って生産し、 . . . 本文を読む
「未来は明日つくるものではない。今日つくるものである。今日の仕事との関係のもとに行う意志決定と行動によって、今日つくるものである。逆に、明日をつくるために行うことが、直接今日に影響を及ぼす。」
『創造する経営者』
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Van Halen の"Panama"を思い出す。right now!
明日の顧客の創造の無いところに明日はやってこないのだ。 . . . 本文を読む
「時間を管理するためには、自由になる時間をまとめなければならない。成果をあげるためには、大きな固まりの時間が必要である。」
ドラッカー
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さて三連休はどんな成果か。
スモールビジネスやスタートアップにはまとまった時間がない。細かく分断された時間を有効に使うには、スキルを対象化し部品化して予め持っておく事が必要となる。これは営業マンが客先にカタログを持ち歩く . . . 本文を読む
人はなぜ棍棒で人を殴るのか?
第一に人は棍棒を持って産まれたから。第二に殴り易いところに棍棒がとどくから。第三に棍棒に向かって相手が頭を差し出すから。
人はなぜ棍棒で人に殴られるのか?
第一に自分は棍棒を持っていないから。第二に自分は逃げられないから。第三に自分は殴られても身内に得るものがあるから。
不合理な地獄が人間社会だ。
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友人が選挙に出る。国政ではないが、政治家である事の要諦はいつもおなじこと。
つまり、最強であるためには最小限(ミニマム)である事。こう思う。GCF最大公約数の発想で考え、国民を導く事。それが政治的成果の要諦だ。
この國のミニマムはなんだろう。
国民を結束させる欠かすことのできないGCFミニマムこそが、アジェンダであるべき。総花的アジェンダはどこまでも迎合したマキシになってしまう。
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「戦略的な意志決定では、範囲、複雑さ、重要さがどうあろうとも、初めから答えを得ようとしてはならない。重要なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである。」
ドラッカー 『現代の経営』p226
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正しく問うという行為は、純粋には、実のところ誰にも出来ない。尋常なことではない。問いは常に答えを措定する。従って正しい答えを措定しなければ正 . . . 本文を読む
蠅を叩たたきつぶしたところで、蠅の「物そのもの」は死にはしない。単に蠅の現象をつぶしたばかりだ。 ショウペンハウエルカリフォルニア工科大の研究によると「ハエは、ハエたたきが自分に向ってくるのを確認するとすぐ、次の1/100000秒の間に足を動かし体勢を整えて逃げる準備をしている」らしい。ほとんど機械のような生き物。ショウペンハウエルの現象は、たとえ偶然ではあっても、1/100 . . . 本文を読む
「研究開発の成否の鍵は、研究開発にかかわる10の原理を知ることにある」
「研究開発の成否の鍵は、知識でもなければ知力でもない。激しく働くことでもない。いわんや幸運でもない。10の原理を知ることにある」
第1に、製品、サービス、プロセスはすべて、損益分岐点に達した日から陳腐化を始めるものと覚悟する。第2に、自らの製品、サービス、プロセスを陳腐化させることが競争相手による陳腐化を防ぐ唯一の手立てで . . . 本文を読む