公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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特別クラスの功罪

2021-12-26 20:38:00 | あほの押し売り

アホな私の受験勉強はコメントに記載。

一部引用


ちょっとスコット・ギャロウェイの経済不安と子供の関係、これを読んでみてくれ

金持ちにはわからない「経済不安」の現実

自由奔放な資本主義を支持する人々は、増え続ける富裕層の特権のことなど気にせず、満ち潮はすべての船を持ち上げると言う。

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彼らはこう信じている。たしかに労働者階級のアメリカ人は、近年の好景気の恩恵を自分たちと同じようには享受していないかもしれない。しかしそれでも、彼らの生活は10年前、1世代前、なんなら100年前よりはよくなっている、と。そして彼らは安心する。

彼らは経済不安ということについて、根本的な誤解をしている。

私が子どもだったころ、経済不安は「サウンドトラック」だった─―つまり背後でつねにそのノイズが聞こえていた。

わが家が裕福であったことはなく、両親の離婚後は、経済的なストレスが経済不安へと変わった。おまえたちは価値がない、落伍者だ、というささやきが母と私を苦しめた。

9歳の冬、私は適当な上着を持っていなかったので、母と一緒にシアーズに出かけた。上着は33ドル、母の1日分の給料に近いことはわかっていた。

私たちは大きすぎるサイズのものを買った。それで2年、あるいは3年はもつと、母は考えたのだろう。息子がとにかくモノをなくす人間であることまでは、思い及ばなかった。

2週間後、私は上着をボーイスカウトのミーティングで忘れてきた。次の週に必ずとってくると言ったが、結局、上着は戻らなかった。

母は別の上着を買ってくれた。このとき母は、これはクリスマスプレゼントだと言った。これを買ってしまうとプレゼントを買えないからだ、と。

それが本当だったのか、母が私に教訓を与えたかったのかはわからない。おそらくどちらも本音だろう。それでも私は早めのクリスマスプレゼントに喜んでいるふりをした。しかしその数週間後、私はまた上着をなくした。

その日の放課後、家で母の帰りを待っていたとき、貧しいわが家の家計に自分が深刻な打撃を与えたと感じていた。たかが1枚の上着だったが、私は9歳だった。

この話のポイントは、私が困窮した生活をしていたということではない――どんな合理的な尺度を持ってしても困窮はしていなかった。ポイントは、「たかが1枚の上着」である。

私は経済不安を感じるようになっていて、たかが1枚の上着をなくしたことがこのうえなく恐ろしかった。あの日、感じた恐怖と自己嫌悪はこれからも決して忘れないだろう。

「上着をなくしちゃった」。私は母に告げた。「でも大丈夫、いらないから……本当だよ」。本当は泣きわめきたかった。

しかしもっと悪いことが起こった。母が泣き始め、やがて息を整えると、私のほうに歩いてきて、こぶしをつくって私の脚に数回打ちつけた。会議室で発言しているときに、テーブルを叩いているようだった。

母の怒りが高まったのか、きまりが悪くなったのかはわからない。母は2階の自分の部屋へ行き、1時間後に降りてくると、もう2度と上着の話はしなかった。

私はいまでもモノをなくす。サングラス、クレジットカード、ホテルのルームキー。家のカギすら持ち歩かない。必要ないから。

昔との違いは、それは不便だが、すぐに対処できることだ。資産は、ちょっとした打撃─―上着をなくす、未払いの電気料金、タイヤのパンク─―の痛みを和らげてくれる。経済不安は、その痛みを何倍にも増幅させる。



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1 コメント

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Unknown (o2009kay)
2021-12-27 14:30:46
ところで岡野タケシ弁護士のYouTubeで、過去問に始まり過去問に終わる受験勉強ってこと大事だよね。受験勉強のやり方がわからないまま受験したので結局いわゆる過去問集の赤本は買わなかった。
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