「お前まで愚かなことを言うのか。わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか。」ヨブは唇をもって罪を犯すことをしなかった。ヨブ記
はたして人類は利益のための信仰サタンの勝利する日を待つのか? . . . 本文を読む
われはその後,イスラエルの子孫たちに言った。「この地に住・着きなさい。だが来世の約束が来る時,われはあなたがたを鳥合の衆にするであろう。」
クーラン
またわれは啓典の中で,イスラエルの子孫に対しこう啓示を与えた。「あなたがたは必ず地上で2度悪を犯し,必ず甚だしく高慢に思いあがるであろう。」 . . . 本文を読む
ソロスが<開かれた社会>を論じるはるか昔、18世紀の半ばにモンテスキューは自由をどのように保証するかという社会分析を行っている。この時代は啓蒙主義がドンドン力をつけていた時代だから、言っていることは非常にのどかである。権力の抑制と自由との緊張関係の均衡について、言うまでもなく現代が権力の分立と言っているものに相当することも言っているが、権力者の徳についても不可欠な要素と言っている。(この18世紀の . . . 本文を読む
ソロスの言う<開かれた社会>とはなんだろうか。彼が思想家と投資家そして経済理論家であろうとすることに常に出てくるのが、<開かれた社会>だ。彼が理想と考える人間社会の誤謬と不確実な本質を理解した上での<理不尽な操作>に支配されない社会の実現は大変に困難に見える。
ただソロスが注目されるのは予想どおりにグローバル資本主義(資本の過剰な流動性を前提とした国民国家の破壊)は矛盾を深めて協調から強者の裨益 . . . 本文を読む
真理は語りえなくても、その方向の道についてはまだ言葉で語りうる。ソロスの哲学姿勢はどうもそのようである。人間のやること、信じることの不確実性を前提とするならば、客観的事実を尊重する社会に戻らなければならないというのがソロスのメッセージだ。
啓蒙主義は長く現代にまでわれわれの思考(認識反射の総体)に影響を与え、事実、ソロス自身が語るように、知識は操作できる物語と定義しなおしたポストモダニズムはソロ . . . 本文を読む