上巻に続く続編を探していた。やっと古本で下巻を見つけた。100年前の1858年に自分が生まれていたら、7~8歳年下が茂丸だったことになる。自分は彼と同じようなことをしただろうか?あるいは星一ほどの勇気があっただろうか? 明治二十三年(1890年)から杉山茂丸の方向は大きく変わる。香港で二年学んだことは銀行法である。ますます国士道楽はスケールが大きくなってゆく。帰国後家督を夢野久作こと泰道に譲ってい . . . 本文を読む
あの豊旗雲の中にある
ああ純白の志
紅染める若き日に
この上昇を夢にみた
誰にか語らん
その続き
。。。
。。
年月は
是非も無く消え
語る者消え
友は消え
ただ一人
浪浪の人
之を持て余す
豊旗雲に
今はただ
手を合わせ
仰ぎ見る
仰ぎ見る
豊旗雲とは帯状絹雲のことで南西に根元があるものを言うらしいが、正確に古代の人々がどれを見ていたかは結 . . . 本文を読む
金も白金も下落している。白金は自動車産業の先行指標だからたぶん製造業は全般的に不況を前提として生産調整している。金は中国株式市場の下落から買いと売りの交錯。いずれにしても中国景気の不順というか架空相場の崩壊が世界の製造業を振り回している。杜子春洛陽西門の絶望を思い出す。
霧雨を窓から眺めていると、ギリシャが来月国民投票を実施するというニュース速報が流れた。週明けは株式暴落で始まるだろう。
. . . 本文を読む
『記事には日本人の消息をのせなければならない 。投稿を待っているだけでなく 、こちらからたずねてゆくこともある 。交通機関は汽車だが 、その費用を節約するため 、貨物列車にもぐりこんだりもした 。しかし 、これはどの駅でも停車するわけではないので 、おりたい駅が近づいた時 、スピ ードがおそくなるのをみはからって飛びおりるのである 。柔道を習っておいたのが 、こんなところでも役に立った 。日本から . . . 本文を読む
太陽光が平行光線であるということとこの景色は矛盾しているように思えるが、答えられる教師はいなかった。
クマさんより
この疑問に答えるには、二つ理解しておく必要がある 第一は直射光と散乱光の違い第二はピンホール効果。 . . . 本文を読む
繧繝縁というものはこういう豪華ものだったのか。
『 人々は、玄関を上るが早いか、すぐ鋭く咎めた上野介の態度と、その掛りも内匠頭もいないのとで、どう答えていいかわからなかった。
「内匠を呼べ!」
「はい只今!」
「殿上人には、繧繝縁であることは子供でも知っている。この縁と繧繝とでは、いくら金がちがう?」
「玄関だけは、繧繝でなくてもよろしかろうかと……」士の一人が答えかけると、 . . . 本文を読む
『本書を執筆しながら 、私はサイエンスを知る際のワクワク感と 、高揚感 、それに加え 、なつかしさを覚えていた 。かつて私は本書に登場する数人の科学者と研究生活で深くかかわり 、ほとんど全員と学会やパ ーティなどで会い 、サイエンスを中心にさまざまな話をしたことを思い出したからだ 。現在 、私は日本に住み 、物書きとして生計を営んでいるが 、アメリカにいたころは分子生物学者であった 。本書のテ ー . . . 本文を読む
『十二月十九日
踊りつかれて 、戻つてきて 、読経した 。
本来空 、畢竟空である 、空即空 、色即色だ 、この事実が観念としてゞなく体験として滲みだした 。執着を去れ 、自からごまかすな 、我を捨てゝしまへ 、気取るな 。
△色即色だ 、それが空即空だ 、十方無礙の空であり 、不生不滅の色である 、色に執するが故に色を失ふ 、空を観じて色に徹するのぢやない 、色に住して色に囚へられないが故 . . . 本文を読む
久しぶりの新大久保
ますますエスニックが多様になった。
『韓国を慌てさせるアメリカの転向
WiLL 6月17日 22時19分配信
「韓国には疲れる。あれはビョーキだ」
韓国がしつこく日本に迫る従軍慰安婦問題について、どうやらアメリカの空気が徐々に変わりつつある。あまりに執拗な韓国の態度に、ほとほとヘキエキした大統領オバマが、
「韓国には疲れる。あれはビョーキだ」
昨年四月に訪韓した折、 . . . 本文を読む