公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

書評『愚民文明の暴走』呉智英 適菜収

2025-03-03 06:42:00 | 今読んでる本
追補2021/08/08なんでカマラ・ハリスの絵本なんか翻訳したの?悪い奴に騙されていないか?追補終愚民文明の暴走2014年8月1日発行呉智英適菜収発行所株式会社講談社適菜収 (てきな ・おさむ ) 1 9 7 5年生まれ 。作家 ・哲学者 。大衆社会論から政治論まで幅広く執筆展開中 。訳書に 『キリスト教は邪教です !現代語訳 「アンチクリスト 」 』 、著書に 『ゲ ーテの警告 』 『ニ ーチ . . . 本文を読む
コメント

参照文献リスト(一部) 失敗の本質

2025-03-01 13:19:00 | 今読んでる本
森永卓郎さん死去 67歳みのもんたさん死去 80歳野中氏も向こうに行かれたらしい『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』(しっぱいのほんしつ にほんぐんのそしきろんてきけんきゅう)は、社会科学研究を用いた旧日本軍の戦史研究。研究者6名(戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎)での共著である。Grok『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』(戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、 . . . 本文を読む
コメント

川のほとり 筒井康隆

2025-02-26 11:23:00 | 今読んでる本
全集は出てないはずだから、まだ雑誌『新潮』2021、2月でしか読めない。これは全集とは言えないだろう。存命だし。短編というより片句かブログと言ってもいいぐらいに短い。意識と記憶と自分を鏡合わせにして悲しみに立ち向かい作品に昇華させる筒井康隆翁(90)素晴らしい。小松左京・星新一と並んで「SF御三家」とも称される[1]。パロディやスラップスティックな笑いを得意とし、初期にはナンセンス文学なSF作品を . . . 本文を読む
コメント

今読ん 「政策の哲学」集英社 中野剛志著

2025-02-14 06:52:00 | 今読んでる本
ポランニーの自生的秩序(spontaneous order)は、日本の八百万の神の神無月の出雲神有月の均衡秩序で、古代に答えが出ている。多中心であり柔軟に主役が代わる国譲り神話はポランニーの考える反社会主義そのものである。従ってユダヤ教からのプロテスタント改宗者ポランニーはキリスト教と直ちに矛盾している。一方で合理的経済人は自己中心的であることをモデルとしているからポランニーは完全な自由主義ではな . . . 本文を読む
コメント

今読ん 「統計学を哲学する』 大塚淳

2025-01-20 11:36:00 | 今読んでる本
立ち読み後、ベイズ統計をどう見ているか気になったので読んでみる . . . 本文を読む
コメント

今読ん 『東大理Ⅲの悪魔」 幸村百理男

2024-12-02 20:03:07 | 今読んでる本
かつて読んだ 『されど我らが日々』 柴田翔 - 公開メモ DXM 1977 ヒストリエ30年数年ぶりに柴田翔の「されど我らが日々」を読んだ。柴田翔は存命であり、大学で教えている立場か、引退したかだが、私がこの小説を読んだのは大学の寮生の時だった。...goo blog 私の今という牢獄で述べた妄想に7次元が近いことに驚く。切り取りダイジェスト 今という牢獄 - 公開メモ DXM 1977 . . . 本文を読む
コメント

いずれ読もうと思う 佐伯泰英 「助太刀稼業」

2024-08-30 08:38:05 | 今読んでる本
この手の時代小説は、池波正太郎でピークを迎えて、何を読んでもその遺産が見えてくる。その点、読者層の時代小説啓蒙も一層に必要な時代なので佐伯泰英はWikipediaのようにサービスが行き届いた時代小説だ。1999年まで重版を経験しなかった作家のその後の爆発的流行作家に変わってゆくここ25年、月刊佐伯ぶりはリアルタイムでは見ていない。そもそも時代小説は死ぬ前の退屈しのぎに読まずに取っておくというのが私 . . . 本文を読む
コメント

いずれ読もうと思う 『愛するということは』

2024-08-29 15:02:00 | 今読んでる本
https://www.shinchosha.co.jp/book/352212/ 中江有里の作品を桜木紫乃が書評してるなんて最高に幸せな組み合わせ。片親という時期が一年ほどあった自分にも、どうしても普通ではない家族に適応していかなければいけないという健気な思いとなぜ自分だけ違うのかという棘のある悔しさが混ざっていた日々は幼過ぎて言語にできなかった泣けない辛さが重なっていたことを思い . . . 本文を読む
コメント

今度読む本 ターヘル アナトミア みたいな翻訳改訂に取り組む若者

2024-08-02 16:40:00 | 今読んでる本
理論物理学教程というものがあることを灘の天才 岡田康志のインタビューから教えてもらったのだが、原著がロシア語という壁がある。ターヘル・アナトミアの翻訳のように1日2行ということもあるそうで。現代の若者も捨てたものではないと思った。『「ランダウ、リフシッツ理論物理学教程」は名著ながら、入門書とするには難解だとする人も少なくありません。しかも、改訂のためにはロシア語からの邦訳が必要です。』ランダウの物 . . . 本文を読む
コメント

今読ん 「流星ひとつ」 沢木耕太郎

2024-07-20 12:50:00 | 今読んでる本
藤圭子が引退する直前のインタビュー。辞めたのはそういうことだったんだ。歌手は楽器みたいなものだから、わかる気がする。「いっさい地の文を混じえず、会話だけで長編ノンフィクションを書き切る。いま自分は、かつて誰も試みたことのない、少なくとも眼に触れるかたちでは存在していない、まったく新しい方法で書いている。その野心が、私に『一瞬の夏』と『インタヴュー』という二つの長大な作品を並行して書くという、自分で . . . 本文を読む
コメント

読みたいと思う 『脱税の日本史』大村大次郎

2024-07-17 20:04:00 | 今読んでる本
「たとえば、古代日本では「大化の改新」というクーデターが起きます。蘇我入鹿という、当時の日本で随一とも言える有力貴族が暗殺され、国のシステムが一新されたのです。なぜ蘇我入鹿が暗殺されたのかは、日本史の大きな謎とされています。  しかし、脱税の観点から見れば、この暗殺はそう不思議なことではありません。蘇我入鹿は、税をまともに納めずに莫大な資産を築いており、古代日本の国家運営に支障を来たしていたからで . . . 本文を読む
コメント

今読ん 『中国文学の愉しき世界』 井波律子著

2024-07-13 06:26:00 | 今読んでる本
殷王朝の悪女妲己の想像肖像Here is the portrait of Daji, the infamous femme fatale of the Yin (Shang) Dynasty. If there's anything specific you'd like to adjust or add, let me know!質より量だったと言われている酒池肉林「はなばなしく食の贅沢を尽 . . . 本文を読む
コメント

今読ん 日本の経済安全保障 高市早苗

2024-07-12 11:40:00 | 今読んでる本
『米国のクリアランス対象情報の分野は、「軍事計画・兵器システム又は軍の運用」「外国政府情報」「インテリジェンス活動・情報源・方法・暗号」「機密情報源を含む連邦政府の外交関係又は対外活動」「大量破壊兵器の開発など」といった日本の「特定秘密」四分野と共通するものだ。それに加え、「核物質または核施設の防護策のための政府プログラム」「国家安全保障に関連する科学的・技術的・経済的事項」「国家安全保障に関連す . . . 本文を読む
コメント

今読ん 「暗殺」 安倍晋三の総理時代の偶然

2024-07-09 03:34:00 | 今読んでる本
「暗殺」の評価方法は色々ある。歴史、銃器、不審な飛び込み、何よりも目に見えない勢力のこと。これを陰謀論と言うのは容易だが、元首相が暗殺された事件が2年も公判に至っていないのは陰謀以外の何者でもないだろう。個人的にはシャドーの出入りをよく描いたと思う。これだけでも千金に値する。https://youtu.be/Bjv8DAspe6E?si=vLz2POsCwfpN4zOGを見ていて井川元受刑者が言っ . . . 本文を読む
コメント

駐日米国教育使節団. 西敏夫 無条件民主主義

2024-07-02 02:27:06 | 今読んでる本
駐日米国教育使節団 1978年3月8日、ニューヨークで私は、1946年駐日米国教育使節団のジョージ・ストッダード団長に、「使節団の報告書は誰が書いたのですか」と尋ねた。「1977年11月21日、私は同じく使節団のメンバーで、当時スタンフォード大学の教育心理学教授だったアーネスト・R・ヒルガードに同じ質問をした。「ジョージ・ストッダードと私、そしてもう一人、今は名前を思い出せない人が書いたんです」と . . . 本文を読む
コメント