公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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文化大革命から50年

2016-05-16 09:56:22 | ジョージ・ソロスのワンワールド
誰もその「革命」の犠牲者を数えたわけではない。しかし10年間に1億人が犠牲者となったと言われる。
『文化大革命(文革)1966年5月16日、資本家階級への攻撃の火ぶたを切るよう指示した中国共産党中央委員会の通知(五一六通知)で発動され、76年9月に毛沢東が死去して毛夫人・江青ら「四人組」が逮捕された同年10月まで続いた。数千万人に上る餓死者を出した「大躍進」政策に失敗した毛沢東が自身の権威と求心力を取り戻すため発動し、四人組が扇動した政治運動であり、政敵打倒を狙った権力闘争』と今では商業新聞もかけるようになったが、日本では毛沢東の失敗も記事にはならなかった。既に朝日新聞は赤い中国を理想郷的扱いにしていた。

私より5歳ほど年上の中学生が先生を路上に引きずり出して犬のように弾劾する。そのような運動が文革だった。中国は今でも毛沢東批判ができない(畢福剣氏事件)動画、ので一部の政治家の内乱としか批判できない。真の共産主義を外れた者達の妄動と公式に決着している。

現在の習近平の汚職叩きを中国人自身が紅衛兵運動になぞらえられるのは、彼の国には70年間共産主義が大好きな馬鹿になる振りをし続ける間に、公正というものさしも枡も失ったからだ。パナマ文書に親戚が名を連ねていることは公然の秘密のまま、汚職を掃除する運動は崩壊しつつあった中国共産党中央委員会をギリギリで逆転しようとした江青ら「四人組」文革と全く同じ発想だ。

今年の50年は単なる節目ではない。崩壊する中国共産党中央委員会の始まりの節目である。まさにこの中央委員会の外局「中央紀律検査委員会」が、文革の後始末に設置され、現在の書記長が王岐山というGSの手先によって運営されているということは、汚職掃除という現在進行中のクーデターに対するカウンタークーデターが準備され、その組織が逆梃子に変わる力が十分に貯まる日を、GSの背後に居る国際金融の本当の主人のために国外の利害調整者はひたすら待っている。そういう火薬が詰まった王岐山の「中央紀律検査委員会」を目先の利益のために放置しているのが暗愚(神輿は軽い方がいいという法則にしたがって)の習近平だ。
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『評社北京5月7日電/軍委紀委“一正兩副”新領導班子陸續亮相:原總政治部副主任兼中央軍委紀委書記杜金才上將,任中央軍委紀委書記,并同時還擔任中紀委副書記職務;原沈陽軍區政治部主任楊成熙中將任專職副書記。而宋丹少將最新履職的軍紀委副書記。』
画像は趣味です本文とは関係ありません。
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ソロスは人民元の空売りを示唆し、今年の夏は大変動があるだろう。一挙に1ドル10元というオフショア取引が始まっても不思議はない。貿易決済しなければ存続できない中国経済は、もし10年前の低賃金のままならば、もう一度新興国から人民元安を武器にやり直しとなる。しかし10年前とは事情が違う。賃金は10年前の4倍から5倍に上昇している。反撃で米国債を売り一辺倒にしようとも、人民元安を加速するばかりとなると見ている。なぜなら、人民元通貨のオフショア取引量のほうがよほど小さな市場だからだ。世界で1日5000~6000億ドルのレンジで取引される米国債とピーク時で2兆元(約3000億ドル)の世界市場規模しか無い人民元では市場緩衝能力が違いすぎる。
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このゲームには敗者人民銀行しか無い。あとはソロスがやるかやらないかだけである。ソロスは2012年あたりに中国を風呂に入れるもてなしから、煮揚げて喰えるとこだけ持って行く路線に変更した。

もし貴方がまだ中国と関わっているのならば、中国取引は円決済とすべきだろうし、早く手仕舞いすべきだろう。1ドル12元は想定済みの世界でしか未来はない。ここでパナマ分書が政治的に効いてくる。習近平一族は行方不明になることだろう。


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