『東京大学(東大)は4月24日、量子力学的に状態が特定された状態(量子純粋状態)が平衡状態として落ち着いているとき、量子もつれの分布が、熱力学によって完全に決定されることを明らかにしたと発表した。同成果は今後、冷却原子形やイオントラップ系における量子情報量の測定実験の解析に役立つことが期待されるという。』
この発見は科学史に残るかも
東京大学の要約には
「量子純粋状態が平衡状態として落ち着いている時、ミクロな世界の現象である量子もつれの分布が、マクロな世界の理論である熱力学によって完全に決定される事を明らかにしました。
量子もつれの空間分布はブラックホールから電子まで、幅広い物質の中で同じであり、簡単な関数で表される事を明らかにしました。
量子もつれの空間的構造は、冷却原子系やイオントラップ系における量子情報量の測定実験の解析に役立つことが期待できます。」
とあるが、ブラックホールでのことを一般記事は飛ばしている。
ホーキング博士が健在だったら、どういう難癖をつけてきたことだろう。彼はブラックホール放射を予言したことで有名だが、ブラックホールの熱分布変化は量子もつれを伴っているということはブラックホール内の物質から熱とともになにがしかの情報が出ているということ。どういう情報が出ているのか興味深い。宇宙がこれを何度も繰り返すと宇宙は情報だらけになってしまう。
佐藤 文隆(さとう ふみたか、1938年3月23日)は、日本の宇宙物理学者・理論物理学者。京都大学名誉教授。専門は宇宙論・相対性理論。80才
出版社 講談社
発売日 2017/9/20
この発見は科学史に残るかも
東京大学の要約には
「量子純粋状態が平衡状態として落ち着いている時、ミクロな世界の現象である量子もつれの分布が、マクロな世界の理論である熱力学によって完全に決定される事を明らかにしました。
量子もつれの空間分布はブラックホールから電子まで、幅広い物質の中で同じであり、簡単な関数で表される事を明らかにしました。
量子もつれの空間的構造は、冷却原子系やイオントラップ系における量子情報量の測定実験の解析に役立つことが期待できます。」
とあるが、ブラックホールでのことを一般記事は飛ばしている。
ホーキング博士が健在だったら、どういう難癖をつけてきたことだろう。彼はブラックホール放射を予言したことで有名だが、ブラックホールの熱分布変化は量子もつれを伴っているということはブラックホール内の物質から熱とともになにがしかの情報が出ているということ。どういう情報が出ているのか興味深い。宇宙がこれを何度も繰り返すと宇宙は情報だらけになってしまう。
佐藤 文隆(さとう ふみたか、1938年3月23日)は、日本の宇宙物理学者・理論物理学者。京都大学名誉教授。専門は宇宙論・相対性理論。80才
出版社 講談社
発売日 2017/9/20