公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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金持ちとは何者なのか 高齢者と個人事業主運転資金

2019-03-25 13:36:11 | 捨て置けないニュース



この図を見ればリッチは結局過ごしやすい文化気候地域に居住する。言語の壁がICTで消えれば、間違いなく東京がトップクラスになる。映画翔んで埼玉のごとき在日占領幻想は経済的没落が決める。そうさせないために考えることは、所得だ。

日本人の場合、現金・預貯金額は1990年末の498兆円から累計486兆円も増加し、毎年17兆円あまりをせっせと預金しているのはほとんどが高齢者または個人事業主運転資金の留保だ。どちらも守りに回っている。もしこれが六割消費されていれば、毎年10兆円は確実に誰かの所得であり、GDP成長に回っていたはずである。29年間連続10兆円ずつ成長していれば、単純に乗数効果が1でも今頃日本は840兆円のGDPになっている。

《IMF(国際通貨基金)のデータによって全世界のGDPを見ると、1980年には11・1兆ドルであったものが、90年には23・4兆ドルとなり、2000年には33・8兆ドルとなりました。2016年では75・4兆ドルです。この36年間に6・8倍に増加したことになります。年平均増加率は、5・5%になります。》by野口悠紀雄 私が絵に描いた毎年10兆円成長というのは、世界の経済成長の半分にも満たない2%ですよ。それさえ出来ていないのがこの30年間の日本の有様です。国の事情にもよるが 古い統計でもこんな感じ 他方直近は?だがオーストラリアは29年間成長を続ける。 日本の直近は2017年データで、やっと1.7%の成長。これは国富を経済成長機会の拡大(インフラ投資 設備投資 研究開発 基礎的科学 人的ネットワーク構築 国防投資 情報収集の高度化 規制緩和)に使わずにひたすらPBの黒字化を目指す政府によって冷やされてきたからです。利払いはGDPに貢献しません。 今日本人はメディアに閉ざされて外を見る機会と想像力が失われている。わずかな書物しか入手できなかった幕末の日本人の方がよほど優れた想像力で挑戦をしていた。 今それができないのは、危機感の不足を上回る、緩み=怠慢でも放逐されない生き方(会社員 公務員)の蔓延です。大きすぎて病に気づけないダイダラボッチのようなもの。医療機関まで1km以上ある高齢世帯は10年間で68万世帯も増えた。遠隔医療は、過疎地ではなく都市部で必要としている。なんの危機意識も感じていない行政は既存の利権を守っているだけ。 平津驛家西一二里 有岡 名曰 大櫛 上古有人 體極長大 身居丘壟之上 手摎海濱之蜃 大蛤也 其所食貝 積聚成岡 時人 取大朽之義 今謂大櫛之岡 其踐跡 長卌余歩 廣廿余歩 尿穴徑可廿余歩計 — 『常陸國風土記』 い
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