公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

小さきものは美しい

2015-07-13 10:53:57 | ドラッカー
某製作所がアップルと独占禁止法で戦っている。小さきもののは美しい。



アップルは大きくなりすぎて成長の副産物としての倫理の磨損を感じられない会社になってしまった。類は友を呼ぶように転げ落ち、大きな会社の倫理センスの遮断は急速に人間を駄目にする。会社は人間で出来ている。小さいから頑張れる。小さいからセンスを磨かなければならない。そういうことが失われたモンスターカンパニーには看板を掛け替えてもらいたい。Malus Corporations 禁断の林檎社と。次はどの技術を盗むのか?

本日の日経新聞より
焦燥のアップル 「電子立国の頭脳」に触手
(3/4ページ)2015/7/13 6:30

『【略】「日本のエレクトロニクス産業そのものを『アップルの中央研究所』のように使いたい」

 高度なカメラ機能を支える画像センサー、液晶ディスプレー、バッテリー。看板商品の「iPhone(アイフォーン)」を分解してみると、かなりの部品が「メード・イン・ジャパン」だ。端末の組み立てロボットも同じ。アップルの技術開発は、すでに日本なしに成り立たなくなりつつあり、それをアップルも分かっている。

 経産省に足しげく通い、シャープやルネサスエレクトロニクスといった経営危機の部品メーカーの動向や国の支援の動向を探る――。アップル日本法人で、そんな特命を帯びた専門チームが隠密で活動を続けている。

 このチームは定期的にクパチーノのアップル本社に出向き、日本の技術動向を報告している。埋もれた先端技術を掘り起こし、自ら使い道を考えつくと、他社に知られる前に囲い込んでしまう。最先端技術が盛り込まれた重要部品を確保するときは、量産に向けた資金支援のスキームまでひねり出すこともあるとされる。

 アップル関係者によると、「こうした特命任務の業務範囲は広がる一方。担当者の数は少しずつ増え、オフィスが手狭になっていた。横浜の新拠点などの設置は、特命任務のさらなる拡大を意味している」という。【略】』
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