公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

逆イールド1%を超える

2023-03-08 13:45:15 | 経済指標(物流と金融)

このカーブを見て市場の歴史を思い起こせなければアウト、米国不況突入確定 しかし購買力はまだ強い。日本は2〜3年遅れて不況期に入った。1982年頃の日本はバブル以前の不況だった。以下のような環境が日本の所得減税、高金利、円高、財テク&投機の流行、株高債権安と循環し、これを助走路として、空前の土地投機バブルが幕開けした。

1982年日本の鉱工業生産1年半も減少期間が継続。

アメリカ経済は3年間にわたってほぼゼロ成長長期停滞。

このため,失業率が42年ぶりに2ケタ台へ上昇

製造業稼働率も第1次石油危機後の後退期の水準を更に下回るなど,経済情勢が悪化景気後退とインフレ低下による名目需要の鈍化

1年7月に20.5%に達したプライム・レートは,82年11月には11.5%,連銀公定歩合を81年10月14.0%から8回にわたり引下げを行い,82年11月には9.0%。

将来の予想財政赤字の大幅拡大によるクラウディングアウトの懸念,長期の実質金利(=長期名目金利=消費者物価上昇率)が高水準化。長高水準の実質長期金利が乗用車販売,住宅着工の本格的回復を遅らせ,民間設備投資を減少させた。


1978年以降の米国では、(1)1980年1月から同年7月、(2)1981年7月から1982年11月、(3)1990年7月から1991年3月、(4)2001年3月から同年11月、(5)2007年12月から2009年6月、(6)2020年2月から4月の6度の景気後退局面があったが、その全てにおいて事前に逆イールドが発生


 

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