英のハリポタ作者に殺害予告 人権活動家らが自宅住所さらす
J・K・ローリングさん(ゲッティ=共同) © KYODONEWS J・K・ローリングさん(ゲッティ=共同)
【ロンドン共同】人気小説「ハリー・ポッター」シリーズを手掛けた英作家J・K・ローリングさんが27日までに、自宅住所をツイッターにさらされたと明らかにし、多数の殺害予告などの脅迫も受けているとツイッターで訴えた。
書き込みは22日付。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人権活動家3人がローリングさんの自宅前で撮影した写真を、その住所が分かる形で投稿したと主張。ローリングさんは「女性が性別に基づき持っている権利について、私に主張させないようにする脅迫だ」と書いた。
地元メディアによると、警察が捜査に乗り出した。
ローリングさんはトランスジェンダーの権利を尊重する立場を示しつつも性別の概念の重要性を主張しており、たびたび発言が問題視された。2019年にトランスジェンダーの性別変更を否定するような発言をした女性研究者を擁護し、物議を醸した。
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