2018年10月27日(土)~28日(日)
【会津駒ヶ岳】 2133m 福島県
【中門岳】 2060m 福島県
◎参加者 山の会の仲間13人と
◎アクセス
行き 鬼怒川温泉駅~レンタカー~登山口
帰り 登山口~レンタカー~鬼怒川温泉駅
◎地図
1/25000 会津駒ヶ岳
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◎ルート
10/27:鬼怒川温泉~民宿~茅刈り~民宿(泊まり)
10/28:民宿~登山口駐車場~3°00’~駒ノ小屋~0°30’~会津駒ヶ岳~1°10’~中門岳~1°10’~駒ノ小屋~2°20’~登山口駐車場
今回は山の会の恒例行事の旧知の茅葺民宿に泊まって山登りに参加。初日は山に登らず、茅葺屋根の葺き替えの材料となる茅を刈り取る作業のお手伝い。民宿の近くの茅場に行き、手鎌で茅を刈り取り、束ねて組み上げるまでの作業を行った。その後は当然民宿で宴会。
翌日は民宿より車で登山口手前の駐車場まで移動。日が昇る前から登山開始となった。
◎茅刈り
10/27 くもり時々雨 カッパ着たり脱いだり。少し肌寒く、民宿では薪ストーブに火が入っていた。
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11:30 宴の支度
今夜は20人ほど宿泊のため、民宿のお母さんは早くも焼き魚の準備を開始。お酒は持ち込みのため、近くの湧き水の水場で冷やす。
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12:00 茅場到着茅刈り開始
民宿のある村にはいくつかの茅場があったが、刈り取る場所の取り決めがあるようで、今回の茅場の半分は刈ってはいけない場所とのこと。
刈り取る人、不要な葉っぱを取る人、束ねる人と別れて作業開始。今年の茅はまだ細くて刈り取るのは楽だったが、茅葺屋根の材料として使えるかどうかという感じ。私は農家出身のため、草刈・稲刈りは得意。草刈と束ね作業を担当した。
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17:30 宴
いわゆる田舎料理ばかりではなく、こじゃれた料理も出てきた。どれも大変美味しい。持ち込んだお酒もどんどんなくなった。お酒が飲めない人以外は、日本酒大好きなようで、勧めたらだれ一人断らずにぐいぐい飲んでた。
頂き物の白ワインが美味しかったと盛り上がったところで、同じく頂き物の赤ワインを飲もうとしたら行方不明。水場まで探しに行ったが結局見つからず。代わりに買った記憶のない日本酒が1本あることが分かった。・・・謎である。
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◎山登り
10/28 晴れ フリース着たり脱いだり
5:40 登山口手前駐車場
登山口少し手前で車道は通行止めとなっており、そこの広場に車4台を駐車。それでその場所はもういっぱいで、後から来た車は引き返して道路脇の広い場所に駐車。
今回の山登りはいくつかの山の合同登山。わが山の会の11人に他の会の3人を加え、計14人で薄暗い中を登山開始。他の会ではもう一班がゆっくりペースで登山ということで、別行動。
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登り始めてしばらくして日が昇ってきた。天候も紅葉も素晴らしい!
標高が上がってくると気温がかなり低いようで、階段に霜が降りていて滑って危険。
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8:40 駒ノ小屋
駒ヶ岳手前の駒ノ小屋で休憩。日の当たっていないベンチは凍っている。山小屋は閉鎖の作業中。
山小屋から駒ヶ岳に向かう途中で振り返ると、山小屋が良く見える。
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9:10 駒ヶ岳
木道は滑って危ないので、木道と木道の間の地面の部分を登って山頂へ。藪の中でやや狭い。
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駒ヶ岳から中門岳に向かう。木道は相変わらず滑り、脇の立木には霧氷が・・・・
日が当たっている場所の木道は霜も溶け、安全に歩ける。
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湿原の泥炭層にできる池沼のことを池塘(ちとう)と言うそうである。駒ヶ岳・中門岳周辺には多くの池塘がある。山頂付近で流れ込む川もないのに水が枯れない不思議な池である。
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10:20 中門岳
ゴルフ場のグリーンのようななだらかな草原という感じの場所。どこが山頂だかよくわからない。大きな池塘の前に看板はあるが、さらに奥まで進めて展望のいい場所にベンチが設置してある。山々の紅葉が美しい。
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一休みして、きた道を下山。膝に不安があるため、下りはストック使用。
下りは駒ヶ岳は通過せず、巻き道を使用。
11:30 駒ノ小屋
ベンチで休憩。山小屋は冬季閉鎖の雪囲い完成。トイレを借りたがすでに電気が止まっていた。山小屋のスタッフは我々と前後して下山。
下りもさわやかな風の中下山。紅葉・黄葉が素晴らしい。
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13:50 駐車場
膝が痛くなってきていたが、何とか無事下山。下りでは時々こけそうになった。
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◎下山後
温泉~蕎麦屋。そばがギリギリで間に合ったが、大盛はできず。大変美味いそばっだったのでもう少し食べたかった。
そば粉で作るお菓子?"はっとう"も甘くておいしかった。
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レンタカーで鬼怒川駅に到着後、指定が取れた電車の出発時間まで1時間ほどあったため、駅前広場で小宴会。電車に乗っても席がバラバラで静かに乾杯。本来乗り換えるべき春日部駅を通過して北千住駅まで行って、ホルモンの店で打ち上げ。明日は会社だというのに・・・・。
◎感想・反省
相変わらず、山の会の山行は下山後まで充実して実に楽しい。しかし、よくこれだけ酒好きが集まったものだ。
下山時の膝の痛みあり。前回の山行同様右ひざが痛かったのだが、下山後半は右ひざをかばったせいか左ひざにも痛みが出た。そのせいか何度かスリップして転びそうになった。何とかストックで持ちこたえたが、あまりいい状態ではない。
膝痛対策トレーニングの本は持っているので、まじめにトレーニングすることとする。
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