Advance

インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

3月28日 最近の若者は・・・

2008-03-28 | ひとりごと
平成14(2002)年までは現代コミュニケ―ション・センターが、以降は社会経済生産性本部が発表している新入社員を表すキーワード。
ところで、私は何型なのか?気になったので調べてみました。すると、タイプ名自体が時代を反映していてとても面白いのです。
検索から、引っかかったいくつかのブログたちを参考に読ませて頂き、今日のブログの投稿に至ったわけですが、その中で特に面白いなぁ。と思った記事がありました。
それは、どのタイプを見ても新入社員を褒めるのではなく、コケ下ろしたかたちになっていることに着目して、「最近の若者は」の後ろには、大概の場合、褒め言葉が続かないことを改めて、取り上げられていました。

必ず、自分たちの若かった時代を「良き見本」に掲げ、今の若い人を嘆く時に使います。

そして、次のように続きます。
「日本の経済を急成長させてきた団塊の世代が新入社員だった頃が1972年から1974年あたり。そして、おそらく、今、会社の中核となっている人たちが新入社員だった頃は、1987年前後・・・。現在、『最近の若者は』と嘆いている人たちもまた、同じように上の世代からコケ下ろされた若者だったということがわかり、その時代の今を生きる若い人たちは、どうやっても、前の世代の人たちからは、認めてもらいにくいようだ」。
もっと、面白いのはここからです。

でも、1990年以降くらいから、部分的に認める(ほめる言葉)も入るようになってきています。

1990年以降というと、私もその中に当てはまるのでその点においては疑問ですが、ここ数年、自分よりも下の世代の人たちを見ていて、むしろ感心させられることの方が多いことを感じていました。
(私がそれくらいの年齢だった頃には、そこまでしっかりしていなかったなぁ。)とか、(そんな風に物事を考えられなかったなぁ。)と思うことが多々あります。そして、(しっかりしなきゃ!)と、かえって教えられることも・・・。
そういった意味では、私にとって「最近の若い人は」に続く言葉は、決して否定文ではないような気がします。
そんな風に感じている人、実は多いのではないでしょうか?この点においては、なんとなく、たくさんの共感を得られそうな気がしています。

さて、平成20(2008)年、社会経済生産性本部が発表した新入社員のタイプは「カーリング型」。
冬期オリンピックでおなじみになったカーリング、新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。
また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしまったりということもあるだろう。就職は楽勝だったかもしれないが、サブプライムローンの問題等の影響により経済の先行きは一気に不透明になった。これからも波乱万丈の試合展開が予想され、安心してはいられない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。


入社年度別新入社員タイプ一覧は、以下よりご確認頂けます。
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/lrw/activity000857/attached.pdf

だそうです。ちなみに私は、1998年入社なので、「再生紙型」。みなさんは、どのタイプに当てはまりましたでしょうか?

◆キーワード一覧◆
■昭和48 (1973)年【パンダ型】
おとなしく可愛いが、人になつかず世話が大変
■昭和49 (1974)年【ムーミン型】
人畜無害でおとなしいが、大人か子供か得たい知れず
■昭和50 (1975)年【かもめのジョナサン型】
群から外れやすく、上空からしらけた眼で見ている。一方でめざとい
■昭和51 (1976)年【たいやきクン型】
頭から尾まで過保護のあんこがギッシリ
■昭和52 (1977)年【人工芝型】
見た目はきれいで根が生えず、夜のネオンでよみがえる
■昭和53(1978)年【カラオケ型】
伴奏ばかりで他と音程合わず。不景気な歌に素直
■昭和54(1979)年【お子様ランチ型】
何でもそろって綺麗だが、幼さ抜けず歯ごたえなし
■昭和55(1980)年【コインロッカー型】
こじんまりと画一的で、外見も反応もすべて同じ
■昭和56(1981)年【漢方薬型】
煎じ方悪ければ、効き目なく副作用生じる。
■昭和57(1982)年【瞬間湯沸し器型】
新式と旧式の二種類存在し、反応・熱意が正反対
■昭和58(1983)年【麻雀牌型】
大きさと形同じで並べやすいが、中身はわからず
■昭和59(1984)年【コピー食品型】
外見のみ本物風で手間いらずだが、歯ごたえなく栄養も心配
■昭和60(1985)年【使い捨てカイロ型】
もまないと熱くならず、扱い方もむずかしい
■昭和61(1986)年【日替わり定食型】
期待した割には変わりばえせず、同じ材料の繰り返し
■昭和62(1987)年【テレホンカード型】
一定方向に入れないと作動しないし、仕事が終わるとうるさい
■昭和63(1988)年【養殖ハマチ型】
過保護で栄養分高いが、魚らしくピチピチしてない
■平成元(1989)年【液晶テレビ型】
反応早いが、値段高く色不鮮明。改良次第で可能性大
■平成2(1990)年【タイヤチェーン型】
装着大変だが、装着の具合次第で安全・駆動力OK
■平成3(1991)年【お仕立て券つきワイシャツ型】
価格高く仕立てに時間かかり、生地によっては困難
■平成4(1992)年【バーコード型】
読み取り機(上司)次第で、迅速・正確・詳細な処理可能
■平成5(1993)年【もつ鍋型】
一見得たい知れずで厄介だが、煮ても焼いても食えそう
■平成6(1994)年【浄水器型】
取り付け不十分だと臭くまずいが、うまくいけば必需品
■平成7(1995)年【四コママンガ型】
理解に時間がかからず、傑作もある一方で、市場にあふれているので、安く調達できる
■平成8(1996)年【床暖房型】
断熱材(評価)いれないと熱(ヤル気)が床下(社外)に逃げる。
■平成9(1997)年【ボディシャンプー型】
泡立ち(適応性)良く、香り(個性)楽しめるが、肌(会社体質)に合わないこともある。石鹸(従来社員)以外に肌を慣らすことも必要
■平成10(1998)年【再生紙型】
無理な漂白(社風押しつけ)はダイオキシン出るが、脱墨技術(育成法)の向上次第で新タイプの紙(新入社員)として大いに市場価値あり
■平成11(1999)年【形態安定シャツ型】
防縮性、耐磨耗性の生地(新人)多く、ソフト仕上げで、丸洗い(厳しい研修・指導)OK。但し型くずれ防止アイロン(注意・指導)必要
■平成12(2000)年【栄養補助食品型】
ビタミンやミネラル(語学力やパソコン活用能力)を豊富に含み、企業の体力増強に役立ちそうだが、直射日光(叱責)に弱く、賞味期限(試用期限)内に効果(ヤル気)薄れることあり。
■平成13(2001)年【キシリトールガム型】
種類は豊富、価格も手ごろ。清潔イメージで虫歯(不祥事)予防に効果ありそうで、味は大差ない
■平成14(2002)年【ボディ・ピロー(抱きつき枕)型】
クッション性あり、等身大に近いので気分いいが、上司・先輩が気ままに扱いすぎると、床に落ちたり(早期退職)、変形しやすいので、素材(新人の質)によっては、いろいろなメンテナンスが必要となる
■平成15(2003)年【カメラ付きケータイ型】
早い処理能力を持つが、中高年には使いこなし切れない
■平成16(2004)年【ネットオークション型】
ネットでのエントリーで就職活動が始まり、一部の学生に人気が集中する一方、PR下手で就職できない学生も多い。売り込みに釣られて「落札」した企業は、当てがはずれることがあるかも
■平成17(2005)年【発光ダイオード型】
電流を通す(ちゃんと指導する)と、きれいに光る(いい仕事をする)が、決して熱くはならない(冷めている)
■平成18(2006)年【プログ型】
表面上は従順だがさまざまな思いを秘め、時にインターネット上の日記を通じ大胆な自己主張をする
■平成19(2007)年【デイトレーダー型】
景気の回復で久々の大量採用だったが、氷河期前とは異なり、細かい損得勘定で銘柄(会社)の物色を継続し、安定株主になりにくい。売り手市場だっただけに、早期転職が予想される。ネットを駆使した横のつながりで情報交換が活発だが、情報に踊らされない慎重さも必要である。
近年の新入社員は常によい待遇、よい仕事を求めて「銘柄の乗り換え」つまり「転職」をもくろむ傾向がある。

今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。そして、応援のワンクリックお願い致します。
人気blogランキングへ

たくさんの方にご覧頂くため、ファイブ ブログランキングにも参加しました。こちらもクリックお願いします。
ファイブ ブログランキング