ヒヨドリ一羽が電線にトマって鳴いている様子を観察してから数日後の10/15から、庭のブドウもヒヨドリの被害にあうことになりました。あのときは、再来を期待していたのですが、鳥害が我が身にふりかかると、
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ブドウ棚に来るヒヨドリは、人間が行って追うとすぐ
逃げ、すぐまたやってきます。イタチゴッコ!です。
昨年設置したカラス除けのワイヤーは全く効果がなく、急きょ部分的に❶防鳥ネットを掛けたり、❷被害に遭いそうなブドウは早く収穫したり、さらに❸袋掛けしました。もっと効果的な方法がないものか⁉と思案しながら、まずはやれることからーと。これまでも、ヒヨドリが飛来していたのかも知れませんが、ブドウの収穫が10/10ごろには終わっていたので被害に遭わなかったことも考えられます。
ブドウの収穫ももう少しなのですがー。
今年のブドウは全体的に大粒で、豊作なのですが、例年と違うところはキャンベルの1本の木の収穫後、他の木がなかなか糖度が増さないのです。ナイヤガラも同様です。そのため収穫が遅くなり、様子見していました。そこにヒヨドリが!ーということになったのです。
堆肥場近くのブドウは熟さないので、まだ収穫していません。
ヒヨドリは、この網の隙間から頭を突っ込んで食べることも。
現在地でブドウ栽培して25年以上経ちますが、ヒヨドリの被害を受けたのは初めてのことです。渡りのズレ、ブドウの完熟の遅れ、山林のエサ不足など、いろいろ考えてみましたがすぐ迷宮入りです。一度味を占めたヒヨドリは、毎年飛来してくることが予測されます。簡便で、経済的で、効果的な対策は如何に⁉。またもや来年に向けた課題が一つできました。
ヒヨドリの被害について記事になっていました。
「道内果樹 鳥害深刻」
ブドウゼロも ワイナリー打撃
~猛暑でエサ不足
このヒヨドリをはじめメジロなどによる被害について、ある果樹園では、8月下旬にモモを食べられ始め、ブドウ、プルーン、プラム、ナシ、リンゴと果樹が熟していく順に10月上旬まで続いてきたとのことです。この原因として、夏の猛暑で山林の木の実が例年より少ないことが要因でないか、と。また、「エサ不足に起因する鳥の大移動は不定期に訪れる。温暖化の影響でエサが不作になれば、今後も同様なことが起きる可能性が高い」とも。