一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓗ-7.ヒマワリの種子の栄養素は⁉ 🌻

2024-03-17 09:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 昨年のこと。あまり変化のない庭での大きな出来事の一つに、ウクライナ応援ヒマワリにエゾリスが来て、5本中背の高い1本だけを残し、熟している部分を食べていきました。調べてみますと、リスの好物のヒマワリ、クルミ、ドングリの中で、ヒマワリの種子には人間にとってもいい栄養素が含まれていることがわかりましたので、シェアします。

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ヒマワリの種子に含む栄養素

 ヒマワリの種には、ビタミンEが含まれていて、血管拡張を促し、血流を健全に保つ働きがあること。また、強い抗酸化作用を持ち悪玉(LDL)コレステロールを減少させ、動脈硬化を予防する働きがあるとのことです。


2023年に収穫したヒマワリのタネ

 一方、銅やセレンといったミネラルが多いのも特徴です。には、鉄を運搬する活性酸素を除去する、骨の形成を助けるなど、様々な役割があります。なお、セレンは、ビタミンE同様抗酸化作用を持つ栄養素でも。


生活習慣病の予防効果などに大いに期待できそうです。
  Let's eat!
   
 このウクライナ応援ヒマワリは、”健康応援ヒマワリ”でも。
リスは、こんなに体にイイものを食べているんですね!

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Ⓗ-6.「酒は百薬の長」は間違い!~少量でも健康のリスクがある

2023-07-15 07:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 アルコールは少量・適量なら健康にいい、私も長年強く信じてきました。
 ところが、新しい研究が発表され、少量でも健康のリスクがある!ことが実証されました。酒なら何合まで、ビールならどのくらいーと、晩酌を楽しんできた人にとっては
、ナントとんでもない研究をしてくれたものか!との思いもわかります。どうせ寿命がきたら死ぬのだから!ーといったセリフも聞こえてきそうです。このことは、タバコが体に悪いと”定着”しタバコ産業が打撃を受けたように、アルコール製造業、販売店、飲食業などアルコール産業構造全体を変えてしまうような大変なことです。


 アルコールと病気との因果関係は、どのようなものなのでしょうか?
2018年、飲酒に健康効果があるとの主張を完全に否定する研究結果が、「ランセット」という一流医学雑誌に発表されました。結論は、アルコールは摂取量にかかわらず有害であると。この論文の信頼性は極めて高く、ワシントン大学医学部のガキドウ教授のグループが中心になり、アルコールの世界への影響を調査した結果をまとめたものです。


 

 この論文は、適度な飲酒は心臓をごくわずかに保護するかもしれないが、この利益を相殺する、がんその他の病気を引き起こすリスクを格段に高めることを発見したのです。

 長年、専門家たちは、「適度な飲酒は害にならない、あるいは有益かもしれない」と主張してきました。この論文は、2016年に全世界の男性39%、女性25%が日常的に飲酒していたこと、アルコールが280万人に死をもたらしたこと、アルコールは早死の第7番目の原因であり、全男性の死の6.8%全女性の死の2.2%はアルコールによるものと。加えて、飲酒量が増えるにしたがい、健康リスクは直線的に増加することから、飲酒量と健康リスクには因果関係があることになります。


では、飲酒はどれほど健康を損ねるのでしょうか?

 まったく飲まない人に比べ、1日1杯飲む人はがんや糖尿病などアルコールに関連する23もの健康問題のリスクが0.5%高くなる。このレベルの飲酒量であればリスクの上昇は非常に小さい(10万人当たり増加する死者は4人)。しかし、1日2杯飲む人はまったく飲まない人に比べ、健康リスクが7%も上昇する。

   そして、1日5杯飲むと健康リスクは37%も上昇する。

いえることはー
(a)アルコールは健康にはマイナス。飲まないのがベスト
(b)今飲酒していない人は、健康のためには飲み始める必要はない。
(c)すでに飲酒している人は、適量を超えて飲むべきではない。

健康を考えるなら、アルコールを飲まないいいことには間違いありません。しかし、職場や仲間との付き合いもあるし、全く飲まないのは辛いというのであれば、この論文を信じ、健康リスクを考えながら適量を飲むようにするのがおススメということになります。とりわけ、お酒愛好家・大酒家のヒト、こんなに美味しい、楽しいお酒をやめるのは忍び難いと思いますが、断酒!、ピンピンコロリのためにもやってみませんか⁉

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Ⓗ-5.タバコを喫う人はどんな病気に?

2023-07-14 07:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 たばこの喫煙率は、たばこと病気の因果関係の啓蒙活動やそれに伴って喫煙場所が制限されるなどにより、低くなってきているという。調べてみると、2019年の全国喫煙率(JTたばこ喫煙率調査)は、16.7%(男性;27.1%、女性;7.6%)とのこと。結構まだ喫煙人口が多いと感じました。なお、政府は、2022年までに12%まで下げることを目指しているとのことです。

  たばこを喫うと、どんな病気にかかる可能性があるのでしょうか?


 まず、❶がん、❷呼吸器疾患、❸循環器疾患、❹消化器疾患、❺歯周病などの病気をあげている公的機関がありましたのでシェアします。

 ❶がん~たばこの煙に含まれている発がん物質が肺から吸収されて血液中に入り、体内の臓器に入ることで発生し、中でも、肺がん食道がん口腔がん咽頭がん喉頭がんは、非喫煙者との相対危険度は2倍以上となっていること。
 ❷呼吸器疾患~臓器が、直接たばこの煙と触れることによっておきるもので、慢性気管支炎肺気腫、及び気管支ぜんそくなどにかかりやすくなること。
 ❸循環器疾患~動脈硬化をはやめる要因の一酸化炭素や、血圧を上げることにつながるニコチンなどが原因で、狭心症心筋梗塞などにかかりやすくなること。
 ❹消化器疾患~ニコチンが自律神経に作用して、胃腸の血流を低下させ、組織の機能低下を引き起こすことによるもの。胃潰瘍十二指腸潰瘍にもかかりやすくなるとのこと。
 ❺
歯周病~ニコチンの作用により歯茎の血行が悪くなることにより、歯周病かかりやすくなること。なお、その歯周病菌によって、認知症の発症・症状悪化にもなることが明らかになっています。

 また、たばこの煙は、喫っている本人だけではなく、その周囲のいわゆる「受動喫煙者」にも大きな健康被害を与えるという。特に、妊娠中の人は、心身とも健康な赤ちゃんを出産するためには超要注意であること。
 思い返せば、現職時代の長い会議中、どれだけ「受動喫煙者」となってきたものかと。私たちの世代は、喫煙者も受動喫煙者も大勢いますので、今後上記の病気が発症する要因があることになりますね。  

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Ⓗ-4.65歳以上就業 10年で1.5倍~From;新聞(2/2)  2023.5.7

2023-06-24 07:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 総務省の調査では、65歳以上の就業者数が、2022年平均で912万人となり、2012年平均の1.5倍となったという。この現象は、平均寿命とともに健康寿命が延びたことが背景の一つであるが、年金だけでは生活が苦しく働かざるを得ない人が増えているという結果になりました。


 労働政策研究・研修機構が2020年に公表した調査では、60~69歳の人に働く理由を複数回答で聞くと、「経済上の理由」が76.4%と最多でした。このことは、年金が少なく年金だけでは生活できない人や年金だけでは生活の質を落とさなければならない人、ローン未払い、教育費などいろいろな事情やケースが考えられます。
 2位は「生き甲斐、社会的参加のため」が33.4%。そして、3位は「時間に余裕がある」が22.6%となっています。それらの項を選択した人は、まずは、経済的理由が前提にあって、合わせてこのようなメリットがあるといった理由を挙げたことが想定されます。

厚労省によると、労災に伴って死亡したり、4日以上休業した人のうち、60歳以上は、2021年は約3万9千人で、10年前の約1.6倍にもなるという問題点も指摘しています。現代は、少子化、高齢化で社会保障や経済活動を支える現役世代が減少しています。健康でその職種を全うできる能力・スキル、そして働く意思・意欲がある人に、働く場があることはまずは必須条件です。そして、それなりの報酬を得ることは、生き甲斐や社会的参加となったり、健康維持ともなります。政府も企業も、希望する高齢者に働きやすい環境づくりに努力してほしいものです。

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Ⓗ-3.健康寿命が2年延びたこと~From;新聞(1/2) 2023.5.7

2023-06-23 07:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 5/7の朝刊に、厚生労働省によると、「延びる健康寿命!」との高齢者にとってはいいNEWSが出ていましたので、シェアします。


平均寿命と健康寿命の推移

 2019(令和元)年の平均寿命は、男性81.41歳女性87.45歳。それに対して、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間である健康寿命は、同年の健康寿命は男性72.68歳女性75.38歳となっているという。健康寿命の場合、10年前の調査によると、男性は、70.42歳からプラス2.26歳。女性は、73.62歳からプラス1.76歳延び、男性の方が女性より健康寿命は延びており、男女差も若干縮小したことになりました。

 下表は、2001年から20年間ほどの平均寿命と健康寿命との推移ですが、右肩上がりで上がっていることがわかります。

 一方、下表は、2019年の平均寿命と健康寿命の差を表したものですが、男性で8.73歳女性で12.06年となっています。


先達の様子から、私たちは死に直面するに当たって、通例家族なり、医師・看護師などの世話を受けながらその時を迎えます。これは生命として生まれたからには、どうしようもない現実です。しかし、歳を重ねても、体に不都合が生じて来ても、生活の質(=QOL)を落とさずに心豊かに生活したいものです。今日のNewsから、そのために、私たちは今何を成すべきか、成さざるべきが考える機会を再度を与えてくれました。「今からでも 遅くありません!」(新谷教授)の言葉に背中を押してもらいながら、レッツ トライ!           

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Ⓗ-2.なぜ病気にかかるのか?(2/2)~「指定難病」の例

2023-06-17 07:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 一方、医療がこれほど発展してきているのに、原因不明・治療困難ないわゆる”難病”にかかっている人も身近にたくさんでてきました。指定難病については、最新の医学研究により、因果関係の研究が進められています。原因がわかれば、治療薬や治療法も開発されるという。

🌞 指定難病の例としては、

🔹一昨年、家族でお付き合いしている奥さんが「白血球悪性リンパ腫」に。抗がん剤で、がん細胞を消滅or小さくするといった治療を3~4週間を1コースとして数コース行い、年末には寛解し経過観察中の時期もありました。現在も定期的に継続治療中で、お会いした折には元気に振舞っていますがー。

🔹2年前の春、後輩の親友の奥さんが、「潰瘍性大腸炎」(安倍元首相も―)と診断。3か月入院し8月に退院。この病気も寛解と再燃を繰り返えすとのこと。何事にも前向きで、その一つに百名山制覇中の元気いっぱいの人です。秋には黒岳山頂まで登れたとのこと。現在も入退院を繰り返していますがー。

🔹近くの同輩の友人が「パーキンソン病」と診断され、「手が震え握力がなくなり、歩くスピードが遅くなった」と。この病気の治療薬として“オピカポン“という新薬が2020年に承認されたことは明るいニュースです。動作は緩慢になったものの、今春も積極的に庭の作業し、野菜作りもしていますがー。

🔹年賀状で、同期の奥さんが「脊髄小脳変性症」を発症したとのことを知りました。この病気は、脊髄or小脳の細胞が壊れ運動機能がマヒしていく病気で進行性があるとのこと。原因不明で決定的な治療薬なし。体が硬直し動けなくならないように、「”運動が最高のクスリ!“」といいますがー。

私の周りには、現代医学が進歩し治療の技術が進歩しても、このように深刻な病にかかってる人たちが大勢います。実に、これは高確率であり、身につまされる本当に重大なことです。
 諸々の病は、➀高齢になり、人間の臓器や器官は劣化し機能不全になることが考えられます。また、②遺伝子レベルの先天性のものかも知れません。また、③取り巻く生活・職場環境に原因があることも。さらには、④今まで食していたものや生活習慣が原因かもしれません。そして、⑤ものの見方・考え方に起因する場合等々、いろいろ考えられますが、さてー。
 

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Ⓗ‐1.なぜ病気にかかるのか?(1/2)~「五大疾患」の例

2023-06-16 07:00:00 | Ⓗ‐健康・長寿~情報編

 カテゴリー;「Ⓗ健康・長寿etc情報㌻」本カテゴリーは、最新の医学や研究機関の臨床研究に基づく論文やデータの分析、及び各種書籍をもとに、心身とも健康で長生きするために考えられる「食や生活習慣」を中心に私なりの見解を書いていきます。合わせて、健康寿命を延ばすための情報も記録していきたいと思います。



 Nさんを通して、進行性がんの恐ろしさを知りました。実に、時間の経過とともに他に転移し、死に至るということを改めて身近に感じました。彼の肺がんはどうして発症したのでしょうか?

 現在私の友人・知人の中には、私自身が高齢ということもありますが、重篤な病気や治療困難な病気で治療中・経過観察中という人が増えています。そのような病気にならないためには、何を、どう!?と思案します。まず、その実態をシェアしたいと思います。



5大疾患の例としては、

🔸一昨年9月、後輩のT氏から、「昨年10月に脳塞栓を発症。4か月入院➨退院して半年に」という便りが。病名は、心臓の血栓が脳に飛んで起きる「心原性脳塞栓」。大手術後、現在左手に麻痺が残りリハビリに励んでいると。

🔸5年前、同期の親友M氏から「胃がん」!との便りが!。2023.4/20、現在は、諸検査の結果などから転移していないとの電話がありました。まずは、ひと安心! 再発しないようにと、運動をはじめ前向きに生活していると。

🔸一昨年の暮れ、親友のT氏から「前立腺がんが見つかった!」との連絡!。現在、内分泌療法=ホルモン療法を進めています。曰く、「まずはがんの治療に専念し、大腿骨も悪いので手術して、もとの生活がしたい!」と。

🔸昨年12月、突然意識不明になって倒れ、救急搬送されたH氏。何らかの原因で脳の血管が破裂し3か所に出血(=硬膜下血腫)。2か所は血を抜き、後1か所は脳にダメージを与える危険性があるとのことで薬で散らしたと。


これらの病気は、何が原因で発症したのでしょうか!?。Nさんのことと合わせてその因果関係を考えます。科学的には、その原因を排除することがこのような病気にかからないことになりことになりますが、その原因は複雑に関連しそう簡単にはわからないでしょう。

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