真冬の旭川では、窓ガラスの内側が凍ることがあります。
これを、窓ガラスにできる霜=「窓霜」と呼んでいます。よ
く見ると形も様々で、その時の気温や湿度などにより、針
状、うろこ状、羽根状、扇子状などの模様をしています。
でき方~① 気温が緩やかに下がっていくときは、水蒸気がいったん
水膜となってガラスの表面に凝結。それがだんだん凍結し、
窓ガラスにランダムに広がっていろいろな模様を作ります。
② 寒さが厳しい今時季は、空気中の水蒸気が直接凝結
(=昇華)して固体=氷になり霜として成長していきます。
最近の旭川の住宅は、高気密、高断熱の建物になり窓霜
を見る機会が少なくなっています。我が家の霜ができる
場所は、灯油窯の置いてある離れの窓ガラスだけです。
全国的に寒い朝を迎えましたが、旭川の最低気温がナン
ト、ー20.0℃に。実は、密かに⁉窓霜と樹氷・樹霜、ダイ
ヤモンドダスト等冬の風物詩を観察するときを待っていま
した。今日のように無風で、厳寒で、太陽が照っている典
型的な放射冷却現象の朝はーと、期待していたのですがー。
只今、風力0;無風状態!です。(2020.1/28、10:00)