数年前の9/9のこと。愛別町・粋人館でのランチ後、オーナーが、「裏に、古い茶室や庭があるので見ていってください」と言われたので、見学させてもらうことにしました。初めて来店したときは、「今、お茶会をしているので、一服飲んでいってください」と誘われましたが、状況判断と時間的な都合で断ったので、裏庭や茶室には行ってませんでした。
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粋人館の別棟の母屋があり、その前が広い庭になっています
母屋から見える光景です。奥に建物が見えます
これは鉄の灯篭です
ナント、茶室があります
細長い茶室は6畳ほど。炉を使う場合は畳を取り替えるのかな?
ここが水屋
その隣に「待合い」もあります。本格的!です
板張りで、簡素な作りで侘びた感じがー
庭から母屋を見たところ
飛び石が苔むして風情があります
シュウメイギクがー
明治時代に建てられた茶庭・茶室があることに驚きました。”侘び”の精神が表現された茶室や待合いで、その当時、愛別町で茶道をやっていた人≒教えていた人がいたことを知りました。雪の多いこの地で、茶室や待合いの維持・管理しているオーナーに敬意を払いました。
【調べたこと】 この建造物は、明治時代に愛別に入植し、雑貨商から身を立てて味噌麹製造業で財をなした上西弥助氏が1922年(Ⅿ36年)に建てたものです。2010年(H22年)、3代目の当主の逝去に伴い、粋人館のオーナーがこの小西邸を譲り受けたということです。