昨日UPした【Ⓞ‐6.陶芸教室が茶道教室に】の折に生けた茶花のことです。
茶花を生けるに当たってのヒントは、千利休曰く、”花は野にあるように!”にあります。さらに、その時季の旬の草花を数や量を厳選し、いかにすっきり爽やかに生けるかもテーマです。今回は、寒サニモ負ケズ!と、身近に今咲いている”たくましい花たち!”を素材にトライすることにしました。
庭の花として、まず、再生力が強くピンク色の➀ラバテラ1輪+赤いツボミの付いた花を選びました。次に、9月下旬から2本咲き、最後まで残った白い②アストランティアを1本使うことに。もう一つは外来植物の一種ですが、時には庭にも咲く白い花③ヒメジョオン。外国から遥々やって来て子孫をつないでいるたくましさにも共感できるものがあり、と採用!しました。また、足元には紅葉した④シモツケの葉を使います。なお、花器は伊羅保釉手付き花瓶です。
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=こんな感じに=
正面から
左斜め上から
右斜め上から
正面斜め上から
※ 掛軸や茶花を鑑賞する「床の間拝見」は、正座
してみるので、目線はこの角度になります。
~花 材~
➀ラバテラ
②アストラティア
③ヒメジョオン
④シモツケの葉
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~花 器~
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伊羅保釉手付き花瓶 H10.0(手付きまで13.0)、底辺径11.5
※ 小2の児童が制作したもの
2日後 (2024.10.21)
ラバテラとヒメジョオンがしおれてきたので、
生け替えてみることにしました。
・ラバテラ➨今咲いているもの
・ヒメジョオン➨紫色のノギク
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=こんな感じに=
正面に正座し、拝見する視線でー
~花 材~