一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓚ-4.私が拾ったものは”遺物”か?(4/4)~伊野川上流の遺物調査

2022-06-30 07:00:00 | Ⓚ考古学から学ぶこと
 秋もだんだん深まった2019.10/21のことです。
 まず、伊野川上流
の河原を”遺物がないか”と物色後、更に上流に向かい堤防伝いに歩きました。500m程行った場所に、小さな河原があったので降りてみることにしました。”何か面白いもの=遺物”見つけたい気持ちいっぱいでー。


 右側が伊野川で、この場所は堤防です。


 河原に降りました。左上が上流方向。


 こちらが下流方向。


 河原の石はこんな感じです。遺物らしいものは?👀


こんな、”らしい”ものが―


 強いて言えば、石斧に似ているかナ? 
厚さ;2.0~2.5、3.0~4.5×14.5cm


これも何となくー??
厚さ;3~4.5、5.5×15.2cm

これらは、橋の近くで採集したものより川の浸食などで偶然
このような形になったのかも知れません。しかし、研磨された
部分(=使っているうちに擦れたのかもー)もあるようなので捨
てがたい2点です。まずは、Myコレクションに加えておきます。

伊野川のこのエリアは、近年河川工事をした場所であることを
十分考慮すべきことですが、 基本的には他の地域から土砂を搬入
したのでなく現地のものを使ったのではないかと推測しています。
”真実は只ひとつ”。My考古学!もだんだん迷宮入りしてきました。


 今回もほとんど不発!に終わりましたが、机上でアレコ
 レ頭を巡らせていてもわからないことが、現地を歩いてみる
  とちょっと前進することがー。これから、積雪の季節になり
 ますが、春先は河川の変化も期待できるので楽しみです。

コメント

Ⓚ-3.私が拾ったものは”遺物”か!?(3/4)~石包丁、ポイントに似た物もー

2022-06-29 07:00:00 | Ⓚ考古学から学ぶこと
磨製石器は、新石器時代の指標とされていましたが、
ーロッパや西アジアで旧石器時代の中石器時代に当たる
紀元前9000年(
約1.1万年前)に局部磨製石器(刃先だけ磨
いた石斧)が発見されています。
日本でも発見済です。

石斧に似たもの以外の遺物の発見

(1) 研磨された「石包丁」のようなもの

当初、⑧⑨⑩は、私なりに石斧の仲間に入れていましたが、それ

以外のものがあることに気付きました。それは、狩猟・採集生活

の折、肉を切ったり、穀物や植物を小さくするような道具に使え

そうなものです。特に①は、手の握るところがあり、形も包丁の

ようで、刃になる部分が、研磨されていて日常生活に使用さされ

いたのではないかと想像しました。また、⑤⑥⑦は小さいです

が、持つところが細くなり刃の部分も結構研磨されていま
す。


 研磨された石包丁のようなもの

厚さcm、  幅×長さcm/重さg
  ① 厚1.5cm、2.9×10.0cm/67.3g
  ② 厚1.7cm、2.9×10.1cm/74.8g
③ 厚1.4cm、2.4×9.6cm/74.8g
④ 厚1.2cm、3.8×9.6cm/94.8g
     ⑤ 厚2.3cm、4.2×10.4cm/163.4g 
    ⑥ 厚1.9cm、3.8×12.2cm/144.7g
      ⑦ 厚1.9cm、4.4×12.7cm/151.2g  
    ⑧ 厚1.8cm、5.5×19.7cm/382.0g
    ⑨ 厚2.3cm、6.5×16.5cm/401.0g
    ⑩ 厚2.0cm、5.4×15.5cm/297.5g

(2) ポイント(尖頭器)のようなもの
特に、➂は、実にヤリの形をしたイイ形をしています。恐ら
く時代的には、弓はなかったと考えられるので、棒の先にこ
れらを縛り付け、狩りや戦いに使うポイントだったのかな?
と思われるものです。②は、何らかの破片がポイントのような
形になったのかも知れませんが、意図的に先や両角が鋭くな
っているところが捨てがたいものがあります。④も、偶然に
できた三角柱の岩石片を利用して、少し加工した感じです。


 ポイント(尖頭器)のようなもの

  厚さcm、幅×長さcm/重さg
  ① 厚2.0cm、13.6×7.2cm/256.0g
  ② 厚1.2cm、5.1×12.0cm/123.5g
 ③ 厚3.9cm、3.9×10.9cm/97.0g
 ④ 厚2.4cm、2.8×12.7cm/95.5g
 ⑤ 厚1.5cm、4.9×9.6cm/109.5g 
  ⑥ 厚19.5cm、3.4×13.3cm/140.5g

 以上が、私なりに厳選!した遺物36点です。「らしいものー」
と現地で収集したものは100点以上ですが、もう少し吟味し
てから分類しようと思います。また、今後も新たな発見が考
えられますのでサンプルはだんだん増えていきます。

私が拾ったものが遺物かどうか確かめる方法としては、専
門家に聞くのが手っ取り早いのですが、「これは河原の石が
偶然こうなったものですヨ!」と、一掃されそうなので、も
う少し調べてからーと、そうとう時間が経過していました。
さて、
私が手にしているものは、石器なのでしょうか!?。
練磨した箇所が顕著に見られないので、まだ遺物と断定で
きないでいます。他で発掘された石器を調べ、比較検討す
る必要もでてきました。そこで、博物館巡りをし、過去に
このような物が発掘されているか否か、確かめることに。

コメント

Ⓚ-2.私が拾ったものは”遺物”か?(2/4)~私の疑問点

2022-06-28 07:00:00 | Ⓚ考古学から学ぶこと

 石器・石斧を例にしても、新しい時代になっていくと、加工技術がUPしてきます。そこには、とてつもなく長い長い時間がかかりますがー。参考に、下の写真は前述の擦文文化か、オホーツク文化時代の石斧ですが、この時代では、黒曜石のポイントや矢じり、土器なども使われていました。石斧にいたっては、全体が研磨されピカピカ、ツルツルといった感じです。

かし、私が収拾した石斧らしき物は、一部分しか研磨されていませ
ん。今回も、前回より大きめの石斧らしい遺物10点を紹介します。 


 少し大きい石斧(⑪~⑳)です。 

厚さcm、 幅×長さ/重さ
        ⑪ 厚3.4cm、7.8×21.1cm/867.0g   
   ⑫ 厚3.3cm、6.8×18.1cm/584.5g
      ⑬ 厚4.1cm、9.3×27.2cm/1264.0g
         ⑭ 厚4.4cm、9.5×20.0cm/1033.0g 
        ⑮ 厚4.6cm、11.0×16.1cm/1020.0g
  ⑯ 厚2.6cm、8.6×14.1cm/608.5g
   ⑰ 厚2.6cm、6.5×14.7cm/470.5g
   ⑱ 厚2.7cm、7.0×17.7cm/426.0g
   ⑲ 厚2.8cm、6.4×14.8cm/367.0g
      ⑳ 厚4.5cm、5.5×19.1cm/670.0g
 

(1) 採集した場所の疑問
今までの調査では、石器を採集できた場所は、橋脚より50m上流~
下流200mの河原に限定されています。この地は、河川の上流部に
位置しているので、河原には角ばった石が多いことも特徴です。 
さらに特記すべきことは、この場所は、近年、橋の架け替えや堤防など
の工事があったことです。しかし、通常古代の先住民は、洪水が頻繁に
  起たであろう平地でなく、経験的に丘陵・高台のところに住居を構えます。
それが、平地、しかも河原の砂利に混じっていることが大きな疑問です。


 この河原からも、多数見つけました。

(2)
研磨が少ないことの疑問
これが縄文時代擦文時代の遺物だとすると、研磨という作業はほんの
わずかしかなされていないことです。(これを局部練磨石器というのか?)
例えば、白滝の旧石器時代のポイントや矢じりを見ると、黒曜石という恵
まれた素材がありました。そこでは、相当レベルの高い技術を持ってい
ます。しかし、これらは、河原の転石から、石斧になりそうなものを拾い
集め加工しているようです(これは礫石器かー)。ここの住んでいた人たち
は、石斧の加工の状態から見て、時代がより古かった可能性があります。


ササヤブをこいで住居跡のような場所がないかとー👀。

(3) 他の遺跡が発見されない疑問
今まで河原で収集したものは、石斧or石斧のようなもののみです。
先住民がここで生活していたとしたら、その他の痕跡があるはずです。
どこか小高い所か河岸段丘の場所に住居を構えていたものと思います。
そこで、
近くの小高い山、石器の発見した更に上流や下流を何度か探索しました。
竪穴住居の跡のような場所もありましたが、断定することはできません。
河原の他に露頭を探しましたが、周囲にはありません。更なる調査がー。


 何かくぼ地がー。住居跡か!~そう簡単には見つからない。黄色
の直線は1mの折尺です。写真で見るとくぼ地か否か不可解ですが。

今のところ自力解決では疑問点が残るだけです。まあ、~∼かな
!?と、想像のツバサをチョッピリ羽ばたかす程度でもイイのです
がー。堂々巡りになることも多いのですが、もう少し続けていこ
うと思います。何か、厄介なモノに関わった感じでもあります。

コメント

Ⓚ-1.私が拾ったものは”遺物”か?(1/4)~これは石斧かー

2022-06-27 07:00:00 | Ⓚ考古学から学ぶこと
 カテゴリー;「考古学から学ぶこと」のはじめに遺跡・遺物を手がかりにして、昔の人たちの暮らしを研究するといった「考古学」の分野は、少年時代から興味をもっていました。学生時代、白滝村(=現在の遠軽町)で行われた旧石器時代の発掘調査や斜里町の知床半島で行われた団研の一員として参加した経験もありますが、ある分野を担当した程度です。このような体験を出発点として、考古学をはじめ、歴史学、アイヌ文化などにも関心をもってきました。以後、私の興味関心ごとから、知っていることを少し解説しながら紹介させていただきます。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 
~大分以前のことですが、
旭川の富沢という地区に、「伊野川」という石狩川の支流があり、
その河原を歩いていた時、「石斧」のようなもの数点拾いました。

 石狩川支流の伊野川。右側が雨紛台地。

後日、石器らしいものを改めて観察していると、もしこれが遺物
であれば、時代・年代は何時頃のものか!とココロが動きました。

このようなケースは、常に否定的・批判的な角度で考えていかなくて
 はと思います。自然の何らかの作用で偶然そうなったのかも、と。


 
このような河原でー。

そこで、もう少し調べてから…と、ずーっとお蔵入り!していまし
た。 ところが、何度も伊野川を散策する機会があり新たな発見が。
それは、石斧以外の遺物を手に入れたことで、もしかして⁉とー。


 遺物の条件はー 
石器・石斧などの条件としては、だけでなく、石片が部分的にも
人の手が加わり研磨されたり、打ち砕かれた部分があることです。

まず、10点UPします。形は石斧のように見えますが、果たしてー。


 研磨の痕跡が見られ石斧らしい感じのものです。
  厚さcm、幅×長さcm/重さg
      ① 厚3.1cm、7.1×23.2cm/874.5g   
   ② 厚2.2cm、10.2×20.3cm/751.5g
   ③ 厚2.6cm、7.4×17.0cm/541.5g
   ④ 厚1.5cm、6.1×17.3cm/337.5g 
   ⑤ 厚2.3cm、5.8×13.2cm/337.5g
 ⑥ 厚2.6cm、6.0×14.0cm/341.0g
 ⑦ 厚2.5cm、6.1×16.9cm/438.0g
 ⑧ 厚2.0cm、7.7×15.6cm/307.5g
   ⑨ 厚2.6cm、5.6×115.7cm/409.0g
 ⑩ 厚2.5cm、5.8×12.3cm/272.5g

 これらは形が石斧に似ていますが、河原にある加工しやすい石を
見繕っている傾向があります。研磨がごくわずかで、矢じりや土器
がないことなどから、大胆に「旧石器時代後期」になるかな!?とー。
しかし、矢じりや土器は発見されていないだけかも知れないし、部
  分的に研磨の跡があるので、「縄文時代のはじめころ」かな!?ーとか。

私の考古学に対する浅くて乏しい知識では考えが揺らぎます。
    私には、地質学、考古学などに造詣が深い友人がいるのですが、
彼にいつか聞いてみようと想いながらなかなか実現しません。

コメント

Ⓖ‐12.庭の花たちは今~バイカウツギの白がきれい!  ~2020.6.25現在

2022-06-26 07:00:00 | Ⓖ-Myガーデニング🌼

 今年の旭川の天気は、タイムリーに雨があり庭の花や畑の作物にはいい条件のようです。6月も下旬になり、ラベンダーやスイセンノウ、ホタルブクロ、スイレンなど可憐な花たちが次々と登場!してきました。昨年は連続27日間の真夏日を記録していますが、今年は如何に⁉ ”平穏無事”の日々であってほしいものです。 

        スイレン、二輪同時に開花(2回目)


⊞  🔀6/21


4個目に開花したスイレン


⊞ 6/23

スイレン スイレン科スイレン属(左端)





ラベンダー シソ科ラベンダー属





 ヤナギラン アカバナ科ヤナギラン属



 バーバスカム ゴマノハグサ科モウズイカ属











 バラ バラ科バラ属





 バイカウツギ アジサイ科バイカウツギ属



 ヤマブキショウマ バラ科ヤマブキショウマ属



 カモミール キク科シカギク属





カンパニュラ・ラティフォリア(青紫) キキョウ科カンパニュラ属





 カンパニュラ・ラティフォリア(白) キキョウ科カンパニュラ属



 ムラサキツユクサ ツユクサ科ムラサキツユクサ属







 ジキタリス オオバコ科ジキタリス属



サフィニア ナス科ツクバネアサガオ属







アスチルベ(泡盛草)  ユキノシタ科チダケサシ属







ホタルブクロ キキョウ科ホタルブクロ属







スイセンノウ(酔仙翁) ナデシコ科センノウ属

スイセンノウの花言葉は「私の愛は不変」。次々に紅色の花を咲かせ、長い間楽しむことができることに由来するとのことです。色や形がお気に入りの花ということもあり、昨年、意図的に庭のアチコチ生えていた苗をかためて植えておきました。今年の場合、6/21に一輪咲き、その後花数を増やしにぎやかに咲き出しました。

コメント

🅼‐24.“病気にならない生き方”(24)~ある講演会での「新谷食事健康法」から

2022-06-25 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第2章『太く長く生きるための食べ方』の本要約は、前回で終わりにします。たまたま、新谷教授のある講演会で話した、「新谷食事健康法」が載っていましたので、まとめの意味も含めてUPすることにしました。
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   「若さと長生きの秘訣は健康な腸相にある」。40数年にわたり日米をはじめ30万人以上の胃や腸を検査してきた新谷弘実アルバート・アインスタイン医科大学外科教授(72)が2007.4.21「病気にならない生き方」と題した講演会がサンパウロで開かれた。午前中に専門医を集めたセミナー、午後からは一般聴講者を迎えての講演会を行い、満席の会場からは同教授が提案する独自の「新谷食事健康法」に大きな関心が寄せられていたーとの記事が目にとまりました。    

 病気せずに若さと健康を保つためには、体内酵素である「ミラクル・エンザイム」を消耗せずに、よい胃相や腸相を維持する食及び生活習慣が大切である。そのための「新谷式食事法」の基本は、肉や乳製品、アルコール類を避け、穀物や野菜、果物、魚介類、海藻類を中心とした食事法を目指していること。
 
 ~
具体的に~(注;この講演会は、食に関する内容が主のようでした)

 ①肉食・乳製品を多く摂取すると、大腸がんやポリープの発生率を高め、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こす要因になる。

 ②水の摂取については、還元力の高い水を1500㏄/日以上を飲むようにすること。目安として;朝起きぬけに500~750㏄、昼食の1時間前に500㏄、夕食の1時間前に500㏄。

 ③お茶類は、麦茶、そば茶、カモミールなどハーブ茶にし、ペットボトル製品ではなく自分で作ったものを飲む。また、コーヒー、日本茶、中国茶、紅茶や人工甘味料入りのソーダ類やスポーツドリンクを飲まないようにする。日本人の胃がん発生率がアメリカの十倍に達するのは、緑茶などに含まれるカテキンが胃の細胞を傷つけるためであること。

 ④白砂糖の過剰摂取については、体を酸化させ、糖尿病、動脈硬化、低血圧、脳梗塞、心筋梗塞の要因となると指摘。精神状態もいらいらし、怒りやすく、うつ病につながること。
 
 ⑤食物添加物入りの加工食品、特にバター、クリーム、マーガリンはとらないようにする。特に、
マーガリンは、トランス脂肪酸を含み、成分構造がプラスチックとほとんど同じで、人間が食べるものではない。トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす他、がん、高血圧、心臓疾患の原因になるなど、さまざまな健康被害をもたらすことが報告されていると。

 ⑥刺激が強い胡椒や唐辛子、キムチなども少量に控え、高血圧、腎臓病、心臓病を誘発する塩分の強い食品を控えるようにする。

 ⑦牛乳や乳製品については、健康イメージが強いが、長年の臨床結果から心臓の冠動脈性疾患、前立線ガンの発生率を高め、潰瘍性大腸炎、骨粗鬆症を引き起こす原因になる。また学校給食での牛乳にも触れて、新生児は母乳で育て「子供でも牛乳が好きな子以外は無理に飲ませないほうがいい」と。

 ⑧食事バランスの目安としては、「植物食を85%以上」とり、「動物食を15%以下」に抑えるべき。新鮮な野菜の他に未精製の穀物類、栄養価の高い玄米、わかめやこんぶ、ひじきなどミネラル分が豊富な海藻類を中心にし、体内酵素を補う生魚や小えびの他、みそ、納豆などの発酵食品をとるようにする。動物食は、できるだけ人間よりも体温の低い動物である青魚でとるようにすること。

 ⑩食事は遅くとも午後6時までに。就寝中には胃を空にすること。

 ⑪食べるとき30~50回以上、かたいものや消化の悪いものは70~75回噛んで飲み込むようにすると消化によい。過剰な摂取は健康を害する原因。よい食物をバランスよくよく噛んで食べること。このことも、ミラクル・エンザイムが劇的に節約される。

 これらの食事法を心掛ければ、胃や腸に問題を抱えている人でも、1年で腸の状態が正常に戻り、健康な生活が送れるようになる。

この講演の主旨は、主に第2章「太く長く生きるための食べ方」で、一部、第3章の「この生活習慣が健康な体を作る」の内容です。一冊の本の内容を短時間で論じることはできないので、どんなものを食べ、どのように食べるか、何を食べないようにするかなどをかいつまんで話されたと推察します。復習の意味を含め、改めて「新谷食事健康法」のアウトラインが理解できるのではないかと思います。

コメント

🅼‐23. “病気にならない生き方”(23)~「まずいものを食べていては健康になれない」から

2022-06-24 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第2章 『太く長く生きるための食べ方』の 「まずいものを食べていては健康になれない」について要約します。



 「よい食物」と「悪い食物」をポイントは、命のもととも言うべき❶エンザイムの有無と、❷フラッシュさ=酸化の有無。そして、その植物を❸どのようなバランスでとればいいか。また、それを、❹どのようにして食べればいいのかである。 
 人間は進化の過程で食物を「調理する」ということを覚えた。それにより多くの食物を楽しんだり、食物を保存したりすることができるようになったが、反面貴重な
エンザイムを調理の熱によって失うデメリットを負うことになった。

 健康によい食事を研究している人の中には、野生の動物のように、一切の食物加工をやめ、全て生の状態で食べるべきだという人もいる。しかし、食事は、人間にとって最も大きな喜び=幸福感をもたらすもの。無理してまずいものを食べていたのでは健康になれない。新谷食事健康法では、自然に学びながらも、楽しみながらそれを続けることが大切である。

新谷食事健康法のポイント

◎植物食と動物食のバランスは、85(~90)対(10~)15とする。
◎全体として穀物(雑穀、豆類を含む)50%/野菜・果物35~40%/動物食10~15%
◎全体の50%を占める穀物は、精製していないものを選ぶこと。
◎動物食は、できるだけ人間より体温の低い動物である魚で取るようにする。
◎植物は精製していないフレッシュなものを、なるべく自然な形のままとる。
◎牛乳・乳製品はできるだけとらないこと。
 (不耐症やアレルギー体質な人、牛乳・乳製品が嫌いな人は一切とらない)
◎マーガリンや揚げ物は避けること。
◎よくかんで、小食(腹八分目)に心がける。

 自然の摂理と人間の体の仕組みを知って、これらのポイントを守れば、健康によい食事を楽しみながら続けることはそう難しいことではない。一番いいのは、それを、子供のときから習慣づけること
 その食事が「おいしい」という喜びになるのなら、分厚いステーキやチーズやお酒も、たまには食べても飲んでも大丈夫。食事は日々の積み重ね。たまに羽目をはずすことがあっても、他の95%が健康に留意した食事をしていれば、ミラクル・エンザイムが守ってくれる。
    大切なのは、楽しみながら、正しい食事を長く続け
ていくこと

コメント

⒞-4.「天塩川・カヌーリング大会」に参加した思い出話 2002.7/20~23 ★

2022-06-23 07:00:00 | ⒞🛶 カヌーでEnjoy !
昔々、大昔の今から20年前のことです。天塩川・カヌーリング大会「手塩川100マイル・カヌーツーリング」に参加した思い出話です。スタートは名寄市。最終目的地は天塩町までの157Kmです。

  以前、名寄の上流にある岩尾内ダム下から名寄市街地まで下ったことがあリますが、今回はその延長線でもあり、期待感いっぱいの「未知なる川」です。また、一番都合のイイことは、事務局でバスをチャーターしてくれ、上流に置いてきた車まで運んでくれること。              

 川のレベルは、初級がほとんどで、早瀬になっているところが所々あるだけです。ですから、事前に何時間かの講習を受け、カナディアンカヌーを借りて下る人も中にはいます。しかし、雨の後の水量の多いときは中級!に変貌しますので要注意です。この川の一番の魅力は、手つかずの自然!の中、水量いっぱい!の大河をゆったり、のんびり下ることができることです。

 ポーテージ(障害物を迂回すること)するところはありません。総合的に、この川は初級~中級レベルでカナディアンカヌーでも安全です。初心者を含め、大会中、沈したカヌーは皆無とのことでした。


 参加賞としてもらったカナディアンカヌー用のパドル。


 参加艇の種類は、カナディアンカヌーが主流で、2/3ほどでした。また、シーカヤックも何艇か見かけました。どちらかというと、リバーカヤックは少数派で、スリリングなホワイトウォーターで川遊びを期待している人には、物足りなさを感じることでしょう。

艇の種類(カヌーであれば何でもOKですがー)、自分のスキル(急流を期待している人には不向き)、日程などから自己責任で参加の有無の決定を。なお、大会要領の中に、ヘルメットの着用、浮力体(艇が沈したとき沈まないためのもの)の設置が付加されています。

コメント

⒞-3.芦別市・「滝里湖」でカヌー ~ヒグマとバッタリ! 2020.10.1

2022-06-22 07:00:00 | ⒞🛶 カヌーでEnjoy !
  2年前の10月1日のことです。富良野市を経由し、芦別市の「滝里湖」着。自宅から62Km。寄り道しなければ1時間10分です。 このエリアには、「滝里オートキャンプ場」がありますが、「滝里ダム資料館」近くの指定の「ボート発着場」に行きました。この湖は、昨年秋のツーリング中に下見済みです。


 湖岸は広い公園になっています。 


 沢を堰き止めて造ったので、奥行きが深いダム湖です。


 ここが”ボート発着所”。車が湖間近まで行けます。


 ”カヌーの利用区域”が指定されています。


 ”監視カメラが設置”はイヤな感じですが、ある面守られているかもー。



カヌー開始
 
 まずは、すぐ近くの島のような場所から探索します。



滝里湖周辺の様子


 茶色の立派な建造物は、「清里ダム資料館」です。


 この場所には、国道38号線のアンダーパスを通ってー。


 湖岸工事の船がー。


 この方向に「滝里ダム」があります。


 風の影響で湖岸に流木やゴミが集まっています。


 この場所は何のために⁉


 湖岸の工事中でした。

 


地層の様子


 これは堆積岩=泥岩~砂岩。硬さ;もろい➨やや新しい地層か。


 化石が含まれていないかチェック➨表面的には発見できず。


 場所により地層の傾きが激しい➨地殻変動の激しさをー。




 対岸までの横断も考えましたが、時間的に取りやめにー。


 さらに上流へ。


 橋がー。ここには少し大きめの川が流れ込んでいます。 
~この後、少し沖に出てUターン~


 今回のカヌーもいつものように平穏無事に終えた感じです
が、実は今回私としては、ちょっとしたドラマ=出来事があ
りました。それは、至近距離でヒグマに出遭ったことです。

と、のんびり湖岸に沿って、周りの景色や湖岸の露頭を観察しがら、
とある小さな枯れ沢にさしかかったときです。ナント、、、
ヒグマと遭遇したのです!


;ヒグマに出遭った現場写真!。クマが隠れた後です。
❶ ヒグマ(何歳か不明。3歳くらいか?)が水を飲もうとしてか、

繁みからゆっくりと登場!しました。ヒグマは、カヌーに
   のった私を見、びっくりしてすばやく後退りして繁みにー。


ヒグマが、こちらを観察しています。
❷ しかし、数秒後すぐ顔を出し、私を人畜無害⁉と感じたのか、

こちらを見ながら湖の近くまでやってきました。私はパドルをゆ
っくり動かし、間合いを取りながら観察していましたが、すぐ動
く気配もないのでカメラを取り出し貴重な写真を撮ることにー。
📸
最悪なことを考えると、湖に入り私を襲うかもー⁉。陸上では人
間より速い(ヒグマ;50Km/時=100mを7秒台。追いかけられた
  ら絶望‼)が、クマ泳ぎで追いかけて来ても、カヌーの方が速いは
  ず!(クマ泳ぎの速さは不明がー)。「こちらには絶対来ない!」とか
「ン、来て面倒なことが起きたら困るな!」とか考えながらー。  

 
走り出す瞬間の様子です。 
❸ ところが、何を感じ・思ったのか、パッと体制を反転し走り出

したのです。あのノッソノッソのリズムから一転して猛スピー
ドで。そのヒクマは、すぐ繁みに入り再び姿を現しませんでし
た。カヌーの大きさ、パドルを持っている人間の様子を見て、
本能的に危険予知能力のスイッチが入ったものと思います。

 ヒクマを目の当たりにした体験ははじめのことでした。
 今回は、状況判断から私は”(^^♪安全地帯”にいたので冷静に
対応できましたが、ヒグマが住んでいそうなエリアではそれなり
の心構えが必要です。ま、ヒグマだって基本的には人間が怖い
はずですので、突然=ばったり出くわさないようにーとか。   🐻

間もなくフィニッシュ


 作業員の姿あり。トラックやブルが動いています。


 出発した地点まで戻ってきました。


国道沿いの湖岸線を往復(1h30′ほど)したことに。


まだ余力あるうちに、フィニッシュです。

🐻 この日の天気は、風なし、予想最高気温が24℃!というアウトドアスポーツには絶好の日でした。長年北海道に住んでいても、今回のように近距離でクマに遭遇したのははじめての体験をしました。

コメント

⒞-2.愛別町・愛別ダムでカヌー~秋の”静かな湖畔”♫ 2019.9.9

2022-06-21 07:00:00 | ⒞🛶 カヌーでEnjoy !
 3年前の9/9のこと。「愛別ダム」でカヌーをすることにしました。ここは、いつも人気のない場所なのでその分のんびりできます。今日も車が1台もなく、釣り人もいません。はじめ、風があったので近くを散策し様子を見ていましたが、しばらくして風もおさまってきたのでのることにしました。安全第一で!


 こちらは、湖面に向かって左側。


 そしてこちらが左側です。 






 車に丁度入る長さです。



 湖畔から 


 準備、OKです。暖かいので、半そで・半ズボンでー。


 水が入らないように、スプレスカートを付けてー。


 イザ、出発です。


 常に知的好奇心⁉のココロをもち、観察➨記録です。


 このダムに注ぐ一番大きな川の上流に向けてー。



湖上から


 この方向にダムがあります。

 
 樹木は、少し色づいてきました。


 川が流れ込んでいるところに向かっています。


 ある程度の水量が流れ込んできています。


 


 こちらには小さい川が流れ込んでいます。

愛別ダムは、前回行った忠別ダムと同様、上流に人家がないので水はきれいです。このダムは狩布川を堰き止めて造られ、ダムから流れた水は、愛別川に合流し、さらに市街地付近で石狩川に合流します。ま、今日も心楽しいひとときを過ごすことができましたが、自宅から往復95Kmですので、もう少し近い所にいい乗り場があればーと物色中です。  

コメント