僕のブログで一番多いのが昆虫写真だと思う。だから、大の昆虫好きだと思われているかもしれない。でも虫の事をあまり知らないし、大きな鱗翅目の幼虫などは怖い。写真は、結構昔から撮っていて、何を撮っていたかというと魚。中学生の頃、フィッシュマガジンという魚雑誌の愛魚写真コンクールという、地味なコーナーがあって、初めての写真が本に載った。まあ、地味なコーナーだけあって、応募すれば誰でも載ったような気がする。賞品は、36枚の白黒フィルムだった。当時、その雑誌では、桜井淳史さんとか坂本陽平さんが活躍されており影響を受けたような気がする。
結婚して、義父がPentax Lxを持っていたので、これ貸してといって借りてきた。(余談だが、まだ返してはいない。)コレが今も続くペンタックスユーザーの一歩だったのである。魚写真(熱帯魚の水槽写真)今でも撮りたいのだが、魚を飼育する余裕が無いので撮れない。海外での仕事が多くなり、何か撮ろうかなと思ってはじめたのが昆虫の写真である。スリランカに赴任が決まり、海野和男さんの”昆虫写真マニュアル”を買い昆虫写真をはじめた。当時、リコーのDC-3Zというデジカメを買ったが、写真を撮れるような代物ではなく、Lxではじめた。
でも銀塩では全然撮れないので、昆虫写真を断念した。
その後、パプアニューギニアに赴任が決まり、ランの仕事だったのでランの写真を撮るためにニコンE4500を大枚をはたいて買った。植物園で働いていて、綺麗なチョウが一杯おり、中でもメガネトリバネアゲハがいてこれを撮りたいと思い、適当に撮って撮れたのが、今日の写真。他にも面白い昆虫が多く昆虫写真にはまり今日に至るのである。今日の写真は、僕にとって一番の思い出の写真なのである。
暇なので適当に書いてみた、どうして昆虫写真を撮るようになったかの話。