今日は日曜日で、特に予定のない日なので、静岡県立美術館で開催中の「Sense Of Wonder」という企画展を観に行きました。4月の美術館ボランティア研修会でも一度観ましたが、時間が限られていて駆け足で観覧したので、今日はゆっくりと観ることができました。5月8日に新型コロナが二類から五類に代わり、マスク着用も個人の判断に任せられることになって、規制が緩和されたせいか、今日の美術館観覧は事前予約制ではありませんでした。この企画展は、「感覚で味わう美術展」というコンセプトのようです。まず、外看板を撮影。
日曜日でしたが、特に混んでいることもなく、適度な人出でした。我が家から美術館までは、車で50分ほどかかります。美術館についたら、11時半頃でしたが、まだランチするほど空腹ではなかったので、先に企画展を観に行きました。第一室に入ってすぐ右手に、草間彌生さんの「水上の蛍」という作品がありました。ミューズスタッフの指示に従って、一人ずつドアを入って30秒ほど鑑賞するインスタレーション作品です。全身体感ですね。「水上の蛍」という名前のとおり、通路の中ほどまで進んで、黄色やオレンジ、赤などの蛍のような明りの世界を楽しむ作品でした。通路の周囲に水が入っているので、気を付けなくてはいけません。
第一室は、「彫刻の素材」にスポットを当てた展示で、彫刻に使われる材質の立方体の見本が展示されていて、それらと石膏でできた手に触ることができました。レプリカ以外は、触れません。ロダンの考える人の小型作品(ブロンズ)や、水浴(ブロンズ)、野の兎(ブロンズと石膏)、トルソ(木)、幼いキリン(石膏)、座る(ブロンズ)などの七作品が展示されています。
第二室は、「絵の中の音に耳をすませてみよう:楽の音、都市の静寂とざわめき」というテーマでした。第二室中央に澤田政廣さん作の「笛人」という木製の彫像がありました。横笛を吹く女性の像で、音楽を感じる作品。この第二室は、音楽を感じる作品が16個集めてありました。かすかにBGMが流れていたような。。。私はここでは、「笛人」と秋野不矩さんの「ブラーミンの家」がいいなと思いました。
第三室は、立体作品の行方。6作品。私も何度か観たことがある草間彌生さんの水玉模様がカラフルな「最後の晩餐」や大きな鹿のはく製が丸い半透明の玉でおおわれている作品など6作品。
第四室は、「絵の中の音に耳をすませてみよう:似た風景を思い出してみよう:自然の味わい」というテーマで、17作品。ここでは、懐かしさを感じる風景画がいくつか見られました。クロード・ジョセフ・ヴェルネの「嵐の海」という大きな絵があったせいか、BGMに雷が鳴りました。個人的には、佐分眞の「雪のグリュンデルワルド」と小糸源太郎の「春雪」が好きでした。雪のグリュンデルワルドは、アイガー山麓のスイスの村の雪景色。2014年夏に夫と旅行した思い出の地です。春雪は田園調布駅前の雪景色の絵。懐かしい昭和の風景画。
第五室は、「どんな感触なんだろう?触ってみたくなる、様々な平面作品の表面」というテーマで11作品。でも、作品表面には触れませんので、想像のみ。第五室は、現代アート的な作品が多く、私にはちょっと理解不能なのでした。(^-^; 足で絵具をぬぐったような作品や、爆発するように絵具を散らした偶然の産物?みたいな感じの作品が。💦
大庭大介さんのIcefallは興味深かったです。大きな作品で、画面全体白っぽいのですが、角度を変えて観ると違った絵が浮かびます。
第六室は、「豊かな実りの世界と静物画」。28作品。収穫まじかな畑の風景や、農作業帰りの農婦の絵。洋梨、レンコン、牡蠣などの静物画など、収穫に関係ある物が描かれた絵が集められていました。
第一室の木製のトルソー以外は、すべて静岡県立美術館所蔵の芸術作品ばかりだそうで、このような企画展は珍しいと思いました。
最後にお決まりの美術館ランチをロダンテラスで。今日はフォカッチャにスープ、サラダ、ドリンクを付けて1480円でした。良い気晴らしになりました。
日曜日でしたが、特に混んでいることもなく、適度な人出でした。我が家から美術館までは、車で50分ほどかかります。美術館についたら、11時半頃でしたが、まだランチするほど空腹ではなかったので、先に企画展を観に行きました。第一室に入ってすぐ右手に、草間彌生さんの「水上の蛍」という作品がありました。ミューズスタッフの指示に従って、一人ずつドアを入って30秒ほど鑑賞するインスタレーション作品です。全身体感ですね。「水上の蛍」という名前のとおり、通路の中ほどまで進んで、黄色やオレンジ、赤などの蛍のような明りの世界を楽しむ作品でした。通路の周囲に水が入っているので、気を付けなくてはいけません。
第一室は、「彫刻の素材」にスポットを当てた展示で、彫刻に使われる材質の立方体の見本が展示されていて、それらと石膏でできた手に触ることができました。レプリカ以外は、触れません。ロダンの考える人の小型作品(ブロンズ)や、水浴(ブロンズ)、野の兎(ブロンズと石膏)、トルソ(木)、幼いキリン(石膏)、座る(ブロンズ)などの七作品が展示されています。
第二室は、「絵の中の音に耳をすませてみよう:楽の音、都市の静寂とざわめき」というテーマでした。第二室中央に澤田政廣さん作の「笛人」という木製の彫像がありました。横笛を吹く女性の像で、音楽を感じる作品。この第二室は、音楽を感じる作品が16個集めてありました。かすかにBGMが流れていたような。。。私はここでは、「笛人」と秋野不矩さんの「ブラーミンの家」がいいなと思いました。
第三室は、立体作品の行方。6作品。私も何度か観たことがある草間彌生さんの水玉模様がカラフルな「最後の晩餐」や大きな鹿のはく製が丸い半透明の玉でおおわれている作品など6作品。
第四室は、「絵の中の音に耳をすませてみよう:似た風景を思い出してみよう:自然の味わい」というテーマで、17作品。ここでは、懐かしさを感じる風景画がいくつか見られました。クロード・ジョセフ・ヴェルネの「嵐の海」という大きな絵があったせいか、BGMに雷が鳴りました。個人的には、佐分眞の「雪のグリュンデルワルド」と小糸源太郎の「春雪」が好きでした。雪のグリュンデルワルドは、アイガー山麓のスイスの村の雪景色。2014年夏に夫と旅行した思い出の地です。春雪は田園調布駅前の雪景色の絵。懐かしい昭和の風景画。
第五室は、「どんな感触なんだろう?触ってみたくなる、様々な平面作品の表面」というテーマで11作品。でも、作品表面には触れませんので、想像のみ。第五室は、現代アート的な作品が多く、私にはちょっと理解不能なのでした。(^-^; 足で絵具をぬぐったような作品や、爆発するように絵具を散らした偶然の産物?みたいな感じの作品が。💦
大庭大介さんのIcefallは興味深かったです。大きな作品で、画面全体白っぽいのですが、角度を変えて観ると違った絵が浮かびます。
第六室は、「豊かな実りの世界と静物画」。28作品。収穫まじかな畑の風景や、農作業帰りの農婦の絵。洋梨、レンコン、牡蠣などの静物画など、収穫に関係ある物が描かれた絵が集められていました。
第一室の木製のトルソー以外は、すべて静岡県立美術館所蔵の芸術作品ばかりだそうで、このような企画展は珍しいと思いました。
最後にお決まりの美術館ランチをロダンテラスで。今日はフォカッチャにスープ、サラダ、ドリンクを付けて1480円でした。良い気晴らしになりました。