16日の午後から長野県の上諏訪温泉へ一泊で行ってきました。夫の病院の患者会の毎年恒例の旅です。院長先生と看護師が数人一緒に行ってくれる旅で、ストーマ患者にとって心強い旅行です。午後1時30分に浜松の松田病院を出発し、諏訪湖を望むホテル紅屋に着いたのは6時ちょっと過ぎでした。宴会は7時からでしたので、お風呂は後にして、みんなで広間に向かいました。部屋割りは患者と家族は別々の部屋に泊まります。なので患者の家族同士、毎年のことなので、仲良しになれます。もっとも高齢の患者が多いので、家族も私たちの親世代の人が多いです。カラオケあり、じゃんけんキングあり、仮装ありで楽しい宴会でした。私もカラオケで都はるみの「夫婦坂」を歌いました。宴会のときは、やっぱり演歌ですね。9時半頃におひらきになったので、同じ部屋の人たちと14階の大浴場に行きました。紅屋では24時間風呂に入れるとのことでしたが、私たちは10時頃と翌朝、5時半頃の2回温泉に入りました。すごくあったまりました。翌朝の朝食はバイキングで7時から9時の間でしたが、出発が8時半と決まっていたため、7時頃に1階のレストランに降りました。ところが入り口で長い行列ができ、かなり待たされました。多くの宿泊客が一度に朝食に押し掛けたせいでしょうが、今までバイキングであんなに待たされたことはなかったので、驚きました。並んでいた私たちの仲間も不満を言ってましたが、席の空き具合を見ながら係の人が入れていたのでしかたなかったかもしれません。その点以外は良いホテルでした。
17日はまず、諏訪大社の秋宮にお参りしました。諏訪大社は本殿の四方に御柱が建てられています。7年に一度、4本の御柱を建て替えるのだそうです。いつだったか、最近の事ですが、諏訪大社のための御柱から人が落ちて、落命したことがあったと思います。とても高く太い御柱ですから、垂直に立てるのは大変な作業だろうと思います。今回、おみくじを引いたところ、中吉でした。おみくじを結び付ける場所のそばにしめ縄を渡した「さざれ石」がありました。国歌の「君が代」の歌詞にあるあの、さざれ石です。自然現象により、小さな石が集まって固まった岩でした。その後、奈良井の宿に立ち寄り、1時間くらい散策しました。ここは、江戸時代の町並みをよく保存したところで、時代劇の撮影ができそうな街並みでした。いろいろお土産を買いました。藤屋という店で夫は土人形のフクロウを、私は自分の干支の馬を買いました。また、花筏という店では、山サンゴのペンダントを買いました。山サンゴとは、ヒマラヤが海の底から隆起し山になった時にできた化石に近い高級サンゴだそうで、ネパールではラマ教の僧侶が数珠として使ったり、お守りとして人に贈ったりするものだそうです。きれいな赤の山サンゴの珍しいペンダントだったので、買いました。昼食は開田高原のそば屋で、蕎麦を食べました。17日は天気が回復し、晴れて暑くなりましたが、開田高原は爽やかな風ときれいな空気で、とても気持ちよかったです。昼食後は、トイレ休憩以外はどこにもよらず、浜松の病院に6時半ごろ到着しました。また来年。それまでお互いに元気でいたいと思います。
今回の旅では、カメラを持って行ったのに、景色も料理も撮影しないで、ただのんびりしてました。(*^_^*)
なので、お土産画像はありません。テヘヘ。