6月に2019年製作の「陳情令」のブルーレイディスクを買いまして、じっくり2回見通しましたが、とても良かったので、墨香銅臭の原作「魔道祖師」をアマゾンで注文しました。シャオジャンとワンイーボのW主演ドラマ「陳情令」は、世界的大ヒットになりましたが、今回原作を読み通して、原作にかなり忠実に作られたドラマだったんだなと思いました。でも、違う点は、原作は、BL小説なので、主人公のウェイウーシェンと藍ワンジーの二人が兩片思いから、やがて想いが通じて、夫婦になるまで描かれるので、最後の4巻には、かなり濃厚なラブシーンが多く出てきました。男性同士のあの場面は、これは映像にできないでしょうと思いました。ましてや、中国では放送規制が厳しいそうです。でも、読んでいて嫌な感じは全くしないで、二人の純粋な恋心が描かれている感じがしました。それ以外の話は時代劇ファンタジーですから、あらすじがとても面白いし、仙門といって、仙術を習得するための一族及び門弟からなる世家の勢力争いを背景にドラマチックな展開が描かれ、仙術という不思議な力を駆使して戦う場面が素敵です。表紙のイラストは少女漫画のようなイケメン君二人。ドラマで演じたシャオジャンとワンイーボも二次元の世界からでてきたような長身のリアルイケメンで、このイメージにぴったりだと思います。「陳情令」を見て良いと思った人には、この原作は、お薦めです。
ちなみに、私は今、5冊目の番外集を読んでいるところ。番外編もなかなか面白いです。
ちなみに、私は今、5冊目の番外集を読んでいるところ。番外編もなかなか面白いです。