ロングイェールビーン出張 その3の続き
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ピラミッデンの奥の方は居住地跡です。
雪の対策かどうかわかりませんが、建物全てが高床式になっていました。
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町の一番奥には文化施設跡があり、中に入れてもらえました。
ここは入口ロビーで、人が出入りしていた当時のポスターがそのまま残っています。
この楽器はバラライカでしょうか。となりの顔出しボードはイタいです。
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体育館です。まだ現役で使えそうです。
すっかり廃墟になった部屋よりも、
こういう小奇麗な部屋の方がリアリティーがあります。
他にも音楽室や美術室、映画上映室などもありました。
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文化施設前から眺めると、遠くに先ほど近寄った氷河が見えます。
手前は今までに見られなかったような芝生があります。
なんでも、ノルウェーに対して旧ソ連の優位性を見せつけるために、
ノバヤゼムリャから肥沃な土を運んで来たのだそうです。
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前の写真の中央に写っている像の正面で、ロシア語でレーニンと書いてあります。
世界最北のレーニン像だそうです。
私としたことが、ソ連国旗を裏表上下逆に持ってしまいました。
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芝生の真ん中の看板です。
アークティク・ウゴル(北極圏石炭鉱業社)、スピッツベルゲンと書いてあります。
つづく