不生不滅 2009-10-25 11:00:00 | 美術 『須田剋太』 須田 剋太(すだ こくた、1906年5月1日 - 1990年7月14日 )は洋画家。埼玉県生。当初具象画の世界で官展の特選を重ねたが、1949年以降抽象画へと進む。力強い奔放なタッチが特徴。1950年、森田子龍編集の「書の美」に論文を発表する。 以後「墨美」や墨人会同人との交流を通して書に深く傾倒。司馬遼太郎の『街道をゆく』の挿絵を担当、また取材旅行にも同行した。道元禅の世界を愛した。 『不生不滅』 仏語。生じることも滅することもなく、常住不変であること。悟りの境界をいう。常住。