先日のお能は金春流シテ櫻間金記ワキ福王茂十郎の両名人が出演。鉢木という演目。大雪の夜、常世という貧しい武士が旅僧に、家宝の梅、松、桜の鉢木を薪にして自宅を一夜の宿として真心を込めてもてなす物語。シテの櫻間さんのシャープな舞と語りは独特の風格と凄みを感じて思わず引き込まれ、緊張してしまいました。多分年内最後のお能の観賞。直面のシテは素晴らしいな、と常々感じます。今年は約40の演目を観賞できました。15年位お能の観賞をしていますがひとつのメルクマールとしてお能に向き合ういい年でした。
来年はもう一歩も二歩も踏み込んで、能の歴史的な背景や能衣装、詞章を自分なりに研究して深いレベルで理解したいと考えています。お能を鑑賞することによって日本人としての誇りをしみじみ感じています。
来年はもう一歩も二歩も踏み込んで、能の歴史的な背景や能衣装、詞章を自分なりに研究して深いレベルで理解したいと考えています。お能を鑑賞することによって日本人としての誇りをしみじみ感じています。