先日ブルガリアにて行われた第二回ベテラン世界大会にて、トゥル、マッソギともに金メダルという快挙を成し遂げた椿さんの遠征記です。
==ブルガリア遠征を終えて==
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先ずは、一緒に大会に出場するはずだった小野里美之さんのご主人であり、千葉道場の指導員である、小野里完二さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
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応援して下さったみなさん、皆さんのパワーをたくさん貰って、最高の結果を出す事ができました。
ありがとうございました!!!
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7月25日(火)午前5時、絶対に寝坊できないと思った私は、ほとんど寝ずに、成田に向けて自宅を出ました。
7時15分、空港集合。
9時30分、除師範・ジュニアメンバーのご両親・成田の稽古生のご家族、に見送られ、いよいよ成田を出発。
韓国・仁川、ドイツ・フランクフルトを経由し、ブルガリアのソフィア空港に到着したのが、現地時間で夜の11時。
日本との時差は、6時間。
ということは、日本は今午前5時!すでに自宅を出てから24時間が経過しています、、、。
ココから、ホテルに直行して、やっと足を伸ばして眠れるーー、かと思いきや、大会の本部が置かれているらしきホテルで、メンバーの登録手続きのため、さらに2~3時間待たされる事に、、、(;;)
もう、みんなロビーのソファでグッタリ…
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やっと、宿泊先に着いたのもつかの間、短い睡眠の後、朝7時から朝食。
そして昨夜のホテルに移動し、計量を行います。
「最初は女性からね」(英語だけど、多分そんなことを言ってたと思う)
と言う事で、トップバッターは私。余裕でクリアv^^v
日本チームはジュニア3名、ベテラン3名、全員難無くクリアしました。
各国の選手も一斉に集まっているので、早速写真を撮り合ったり、交流が始まります。
外の駐車場では、朝鮮やチェコなど、強豪の国は練習をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d5/7e40101060ab9de1966d90e906c900d3.jpg)
そんな選手を見ているところに、インドネシアの師範が話しかけてきました。
とても分りやすい英語私にもわかる)と日本語を交えて、話しをしてると、こんな
遠い国に来て、何たる巡り合わせか。
「僕の生徒には、日本人もいるのだが、その中の、帰国した生徒の父親のブログによると、その生徒が日本でもテコンドーを続けている。マスター(師範)の名は『オム・ドゥイル』というのだが、知っているか?」
「えっ!!それは、私の先生の『厳斗一師範』の事です!!!」
お父さんがブログをやっている人というと、勘の良い人には判るかもしれない。
そう、彼は、綾瀬クラブのメンバー、吉岡恒史・亮史兄弟のインドネシアでの先生だったのです!
それから、すっかり仲良くなり、会う度に言葉を交わす仲になりました。
実は、私は日本語の達人で(?)英語はほとんどしゃべれない、、彼も日本語がぺらぺらな訳ではなかった。それでも、テコンドーが、私達を繋いでくれました。
彼は、この遠征で初めて出来た友人です。
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この日、午後からは、試合会場でオープニングセレモニーがあり、各国の色とりどりの旗が揃い、既に熱気で溢れかえっていました。
ブルガリアの民族舞踊を見、朝鮮演武団による演武が行われ、選手達は、更に気合が入ります。
この演武は、ビデオに撮りましたので、機会があったら、皆さんにお見せしたいと思います。
後から、近くにいって割れた板を見てびっくり!!
高級なお寿司屋さんにしかないまな板くらい厚いんです。(←わかるかな~)
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そんな風に2日目は終了し、テレビも映らない、冷蔵庫も無い(他の部屋にはある!)、バスタブも無い(ツインルームにはある!!)部屋でも、ベッドがあるだけで幸せで、深~~い眠りに落ちていったのでした。
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…つづく