先日の昇段審査で新たに二段となった寺島亮介さんからコメントが届きましたので掲載します。オムスクール会員の中でもっともテコンドー暦が長い寺島さんの思いが入った素敵な文章です。是非どうぞ。
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審査当日遅刻し、先生に頭突きを頂戴致しました。
組手では鼻を折られ、皆様にご迷惑をかけた後なんとか帰宅しました。
3才の娘とお風呂の中で濡れてもよい「ひらがな表」を見ながら
「ばいきんマンは、はーひふーへほーって言うでしょ。あれはこれなんだよ。」
「なんでこれは、ぱぴぷぺぽなの?」
「これは丸が付いてるからだよ、ほら」てな具合に勉強中…‥ゴッ。
(~~~~~~~!!!! おぅ‥うぅ…)
突然なぜか娘が私の鼻にピンポイント頭突きをしました。
痛みは先生の頭突きの100倍はあったでしょうか。
恐るべし、ゆり坊。
昇段し、嬉しく思います。同時にテコンドーを続けていくイメージが今までよりリアルに感じます。
審査でケガを負った事もあり、「今後も精進せい。未熟な部分を放置するな。」と神様に言われているようで、よい刺激になりました。
今後は
・集中力が持続できる精神力
・短所をしっかり改善し、長所を進化させ、できる事を増やす
・爆発的な力を連続して出せる体
この3点、心・技・体を意識していきます。
そして、自分が掴んだコツや経験等を指導で生かし、わかりやすく伝えていきます。
全然関係ないですが、昇段審査を赤帯の方が30名ほど受けているのを見て思いました。
数年テコンドーを練習して来られたのだと思います。でもなぜか4、5年続けると必ず続ける事が厳しい時期が訪れます。テコンドーに限らず何かを続ける事は大変なのでしょう。
怪我、病気、場所、時間、お金、人間関係、価値観の変化…理由は様々ですが皆様にもそんな時が訪れます。
そんな時は、「自分もその時が来たのだな。」と冷静に理解してほしいのです。
その時、後悔しない行動をとって頂ければ良いと思います。
ただ続ける事で分かる事はたくさんあります。そして分かると面白い。あの時、辞めなくて良かった…と思う時は結構幸せです。
話がズレましたが、自分も今できる環境と時間を大切にし、がんばっていこうと思います。
寺島亮介