赤木です。
昨日の午前に無事帰国しました。私も含め、全員怪我もなく無事に。
今回はロシアでの大会参加がメインでしたが、その前にチェコのプラハで練習。そして帰りには飛行機の乗り換えの関係でオーストリアのウィーンに一泊、そしてこの時にはITF本部訪問という三カ国をめぐるスケジュールでした。
プラハでは秀一師範のお友達である現地の師範の指導を受けることが出来ました。そして秀一師範も指導。英語での練習でした。言語は違えど、ポイントは日本での練習と同じ。トゥルの一つ一つの内容も熟知されていてとても勉強になりました。
プラハでは少しだけ観光できました。途中、秀一師範がホットドッグをご馳走してくださいました。
そしてサンクトペテルブルグ。空港到着時、何と預け荷物が届かないというトラブル発生。その翌日の大会に間に合わず、全員が道衣、防具、帯を現地のテコンドー協会に借りて参戦という波乱がありました。私自身は帯はたまたま手荷物に入れていたので自分のを使えたけれど、道衣は他の小粒メンバーと共有して使うことに。防具も結局自分のは使えず.せっかくピカピカの新品を持っていったのに。
試合はマッソギは一回戦で、トゥルは二回戦で敗退。マッソギは昨年度のマイクロ級からいきなり二つ上げてライト級での試合でした。自分より大きい相手が来るのは予想通りでしたが、リーチの差に予想以上にうまく対応できずにこのような結果になってしまいました。自身の技術の無さにやられた感じです。トゥルは一回戦は勝つことが出来ましたが、まあ、そんな感じです。
空港にて来ない荷物に困り果てる選手一同。
このピーターグレートカップはロシア近辺の国を中心に今回はチェコやグリーンランドなども参加して行われました。世界大会でも上位に来る国が集まっているのでこの大会もかなりレベルが高く、日本勢はなかなかメダルに手が届きませんでした。とはいえ、何かが圧倒的に劣っているわけではありません。男子団体マッソギではロシア相手に5人目まで持ち込みましたし。あと少し。
次の世界大会もここ、サンクトペテルブルグで開催されます。次回乞うご期待!!
金寛烈選手の個人戦直前。監督の秀一師範が最後の指示。
スケジュール管理から指導、監督まで本当にありがとうございました。
ロシアの選手と。高橋さん、顔が嬉しそうすぎです。
ウィーンにはITFの本部があります。ビルの一角にあるのかと思いきや、なんと静かな郊外の住宅地。建物も見た目は普通の一軒家です。目の前には畑が広がるのどかな風景。しかしながらここが本部。一同大はしゃぎでした。総裁にもここでお会いして記念撮影などをさせていただきました。
ここがITF本部です。
本部の玄関前にて。名づけて「テコレンジャー」
ロシア遠征は二回目です。三年前にもこのピーターグレートカップに参加しています。これが私にとって初めての海外遠征であり、黒帯として初めての試合でもありました。否応なしに三年前と今回とを比べてしまいますが、大して変わってないなぁ、というのが率直な感想です。前回はマッソギ・トゥルともに一回戦敗退でしたが。今回はマッソギがライト級だったとはいえ(本来は一つ下のスーパーマイクロ級です)、それだけかい、と。
まだまだ足りないですね。それを思い知る遠征でした。
ありがとうございました。