大友氏館跡。その庭園はすでにほぼ復元完成しています。
庭園の向こうに斜めに横切る直線は
九大線の高架。
この大友氏館跡は、
大分駅周辺高架工事での立ち退き代替地を決める際に発見、以来発掘が続いています。
ほんの20年ちょっと前に大友氏館がこの場所にあった事が判明したなんて!それまでは上野丘にある大友屋敷跡の事しか知られてなかったなんて、聞いてびっくりました。
館跡の敷地内に「南蛮BVNGO交流館」…現在の建物は仮設だそうです。…があり大友宗麟を紹介するビデオや、発掘された華南(かなん)三彩などが展示されています。
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庭園の紅葉などを期待して行ってみましたが、むしろ立派な松などが目を引きました。
少し紅葉を始めたカエデ。
まだ紅葉が始まってないせいか紅葉する木は少ないように感じました。
(最近個人的に、カエデが気になってる^ ^)
発掘された水辺の景石などは埋め戻すのが常だそうですが、少し黒い何個かの石はそのまま景石として据えられていました。
大友氏館跡は、天正14年島津軍に攻め込まれ廃絶後はその存在も忘れ去られていました。
平成10年に大規模な庭園跡が発見されその存在が知られることとなり、400m四方の敷地が判明し平成13年には国指定の史跡となりました。
今はまだ庭園の復元と、仮設の交流館しかありませんが、
2030年には大表(おおおもて)と言われる中心建物を始め門や塀、唐人屋敷なども復元されるそうです。
大分市中心部にあり
気軽に訪れることができます。
交流館開館中は無料で自由に散策可能。
芝生にベンチもあり、お弁当なども広げられまーす。♡
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