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素晴らしい本格的日本美術の展示
展示場に入ると
「この場所に浸っていたい」と言う幸せ感に包まれました。
伊達藩から宇和島に輿入れした
お姫様所用の籠… 木製漆塗り
お姫様所用の籠… 木製漆塗り
引き戸がついているのは当時、超豪華一級品。動く御殿です。
籠 内部。
入り口の屋根部分が折返り、格天井仕様が見られます。
壁面も又金で埋め尽くされ美しい花卉類で装飾されて、
籠の中ながら御殿そのものです。
伊藤若冲 軍鶏図
古伊万里に古九谷
先日、「新美の巨人たち」でも特集されていました『相馬の古内裏』
古内裏(ふるだいり)とは平将門が作った宮殿の廃墟のこと。
左手の姫が、妖術で骸骨を呼び出し操り、中央の武士の力量を試そうとしているらしい…。
歌川国芳 浮世絵版画
ちなみに歌川国芳没後160年だそうです。
葛飾北斎 富嶽三十六景
赤富士
黒富士
風神雷神図屏風 鈴木其一
作者不詳の武蔵野図屏風
武蔵野は広く、山も遮るものもなく
月が、『草より出でて草にかくれる』と言われたそうです。
草むらの中にある丸い物は何?
と、いぶかしく不思議に思いましたが、かつては銀で彩飾され、草に沈もうとする月が輝いていました。
島津斉彬所用の鎧
袖の部分は、ヨーロッパの布が使われているそうです。
大変豪華な鎧一式です。
松桜図屏風 伝 俵屋宗達
琳派の作品です。
白梅図 酒井抱一
葛飾北斎
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
北斎や、国芳の浮世絵も、
私がこれまで観てきたものに比べて色鮮やか、生き生きとして感動しました。
吉野山龍田川図屏風 狩野派
絵替漆絵足付丸盆 秀衡塗
奥州、岩手県のこの秀衡塗が、私は好きで集めたい思いがあります。
10月26日、
異常な程の暑さが続いたこの秋。
暑さは収まり急に冷え込んできました。
美術館の駐車場、アメリカフーの紅葉が始まって芸術の秋です。
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11月14まで
美術館学芸員の方による展示解説
11月10日14:00〜
もう少し展示期間があります。
是非ご覧くださる様お勧めしたいです^ ^。
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