目が冴えて眠れない。時計を見ると
午前2時前。
布団をそっと抜け出し外に出ると
冬とは思えない暖かさ。そして雲一つ
ない空には星が煌めいている。
もっと星が見たい。
そう思ったのは昨日読んだ“天文ガイド”
の雑誌のせいか?
素早く着替えを済ませバイクにまたがる。
こいつと遠出をするのは久しぶりだな。
「バイクは寂しがり屋だから毎日乗って
やって。そしてたまには遠乗りもね」
バイク屋のおやじもそう言ってたっけ。
渋滞が当たり前の美浜辺りも、さすがに
この時間は車一台見当たらない。
読谷を過ぎ
恩納村でバイクを止め、空を眺める。
ずい分と星の数が増えてきた。
真夜中のライディングは快適だ。
車と違い風を、音を、そして匂いを肌で
感じられる。
そして4時過ぎに本島最北端へ到着。
バイクに横になりながら、
(この方法はアジアの旅で覚えた)
ただ空を見上げる。
時たま見られる流れ星に願いを唱えては
みるものの、とても間に合わない。
その後も岸壁に打ち寄せる波の音を
聞きながら、ただ星を眺めていた。
(今日は小説仕立てでお送りしました)
午前2時前。
布団をそっと抜け出し外に出ると
冬とは思えない暖かさ。そして雲一つ
ない空には星が煌めいている。
もっと星が見たい。
そう思ったのは昨日読んだ“天文ガイド”
の雑誌のせいか?
素早く着替えを済ませバイクにまたがる。
こいつと遠出をするのは久しぶりだな。
「バイクは寂しがり屋だから毎日乗って
やって。そしてたまには遠乗りもね」
バイク屋のおやじもそう言ってたっけ。
渋滞が当たり前の美浜辺りも、さすがに
この時間は車一台見当たらない。
読谷を過ぎ
恩納村でバイクを止め、空を眺める。
ずい分と星の数が増えてきた。
真夜中のライディングは快適だ。
車と違い風を、音を、そして匂いを肌で
感じられる。
そして4時過ぎに本島最北端へ到着。
バイクに横になりながら、
(この方法はアジアの旅で覚えた)
ただ空を見上げる。
時たま見られる流れ星に願いを唱えては
みるものの、とても間に合わない。
その後も岸壁に打ち寄せる波の音を
聞きながら、ただ星を眺めていた。
(今日は小説仕立てでお送りしました)