朝刊に、大々的に載っている文字が目に入る。
3日、大阪府は緊急の新型コロナウィルス対策本部会議を開き
新型コロナウィルス感染拡大に伴い自粛要請の基準
『大阪モデル 初の赤信号』点灯
『府、外出自粛を要請』
『コロナ重症急増』
『15日まで医療非常事態宣言』
そんなことも知らずに、前日ラブリーホールで
鎌倉時代末期から南北朝時代に活躍した武将
楠木正成の生涯をテーマにした創作オペラ「楠木正成」が
ゆかりの地、大阪河内長野市で初演。
(写真をお借りしました)
私も、チケットを頂いたので鑑賞しました。
約250人の聴衆を前に、正成が大切にした公に尽くす
精神や忠誠心、家族愛を音楽に乗せてオペラで表現。
新型コロナウイルス感染拡大で稽古場も苦労する中
公演準備をされての当日を迎えられたそうです。
(写真をお借りしました)
舞台装置を使わない演奏会形式となったので
映像等を駆使したステージで、楠木正成役の福嶋勲さんや
後醍醐天皇役の、山川大樹さんらが熱演。
唄も、字幕が出たので内容を把握できました。
オペラは、河内長野市観心寺で過ごされたとされる
正成の幼年期や後醍醐天皇との出会い、
死を覚悟した戦いなど正成を取り巻く出来事や人間模様を
作曲家の車川知寿子さんに寄り音楽で雄大に映像に描いた。
最初に挨拶された島田市長は『楠木正成』をNHKの
「楠公さん大河ドラマ誘致協議会」を発足されていて
頑張っておられます。
オペラもさることながら、全国で放映されている
『鬼ガール!」は奥河内でロケをされていて
千早赤阪村や河内長野市、富田林市を舞台にした映画です。
『楠木正成』とかかわりのある奥河内。
忘れていけないのが、『雪月花」
(写真をお借りしました)
雪月花は、ボーカルの「Rei」こと柴田礼衣(れい)さんと、
ギターの「Jin」こと岡仁(おか・ひとし)さん
=いずれも同市在住=の2人で平成25年に結成され、同市内を中心に活動している。
以前開催されたイベントは本紙連載「楠木正成考」から発想を得て
「正成らの魅力を音楽で広めよう」と企画された。
披露されたオリジナル曲「Requiem~大楠公(だいなんこう)へ捧ぐ~」について、
作詞作曲を担当した岡さんによると完成まで半年以上かけた作品で
「正成や正行の生きざまが頭に浮かぶような楽曲にする」ことを心がけたという。
正成、正行父子の今生(こんじょう)の別れとなった「桜井の別れ」も歌詞に盛り込んだ。
大楠公さんを歌う『雪月花」は、楠木正成とも絶対切り離せられない。
そして、今放送中のNHKの「連続テレビ小説」の『おちょやん』は
モデルが昭和の名女優・浪花千絵子さん。
(写真をお借りしました)
富田林市の金剛山の麓で生まれだそうです。
河内長野市にも、お店を出しておられました。
奥河内の河内長野市が、少しは日本中に知られるようになりそうです。
第二の故郷になる河内長野市、とても住みやすい街。
住めば都です~
ますます、奥河内に目が離せませんね・・・