ベルガモからミラノに着いたのが午後6時。
中央駅じゃなくて「ポルタ・ガルバルディ」というもう一つの近郊列車が主に発着する駅に着きました。
ここは初めてなので、もう地下鉄に乗るまでに道に迷うこと迷うこと・・・
それに通勤客の人ごみが思ったよりもすごくて、まるで「新宿か池袋」のようでした。
ホテルに戻ったのは6時半頃。
ここでいったん夕食をとりました。
途中でトルコ料理のスタンドで買ったドネルケバブを食べました。
こんな時間にこんなもの、と思うかもしれないのですが、このあとすぐサン・シーロ・スタジアムに行ってカルチョを見て、戻るのが早くても午後11時、と言うことを考えると今食べた方がいいと思ったからです。
あと別に何でもよかったので、たまたま信号待ちをしてたら見つけたので、迷うことなくケバブにしました。
ボリュームがあるうえに値段が手ごろ、しかもすぐ食べられた!
このケバブは大助かりでした!
午後7時過ぎに再び外出。
いよいよカルチョ観戦です!!!
地下鉄とバスを乗り継いで30分程度でスタジアムに到着。
暗い夜の中に浮き出る「サン・シーロ劇場」の明かりはほんとうにファンタスティック!
でもその前に肝心なことを、そう切符を買わなければなりませんでした。
切符売場の近くに行くと、いるいる、いわゆる「ダフ屋」がごろごろ!
「チケット?」「ビリエット?」
いったい何人に声かけられただろう?
ちょっと怖かったけど、落ち着き払ってお目当ての売場を探し当てました。
「すみません、ここの席1枚欲しいんですが?」
「ありますよ、でも身分証明書見せてくれますか?」
「はい、(カバンの中をごそごそ・・)、はい、パスポート」
(中略)
「はい、切符です。ここのゲートから入ってください!」
「ありがとうございます!」
IDカードの類が必要となったのは驚きましたが、英語とイタリア語で何とかチケットをゲット!!
これでや~っと安心できました。
ここまできて「売り切れ」なんて言われたらシャレになんないですからねっ!
席はバックスタンドの2階席。
ぐるぐる階段を回って登ると、そこにはまぶしい緑の芝生と3回まであるでっか~いスタンドが広がる、まさにサン・シーロが目の前に!
もう思わずため息の連続・・・・
そして思わず写真を何枚も・・・
そんなことをしてるととなりのお兄ちゃんが・・・
「もっと撮んなよっ!」
悪い輩ではなさそうでしたが、何度も言うので言い返してやりました。
「もう何枚も撮ったよ!でもこれからもっと撮るから、分かった?」
\(^O^;)
そう言ったら黙って納得してくれました。
ここまで言えるようになったか、自分のイタリア語!
(↑ちょっとうぬぼれ)
試合時間が近づいてきたので自分の席に。
そしたら、先日書いた日本人の女性の方(以下「Oさん」と呼びますね)が隣にいて、声をかけられました。
Oさんはミラノに留学に来てる一方、ACミランの大ファンで、これまでにも何回かここに来てたとのこと。
そんな話から始まったらサッカーの話、イタリア、そしてミラノの話が止まりませんでした。
そうしてるうちに選手紹介が!
ミラノの選手には観客から歓声の嵐が!
そしてゴール裏のミラニスタは「興奮のるつぼ」と化して旗を振ったり発炎筒を揚げたり、それはそれはちょっと鳥肌が立つ風景でした。
それにしても相手チーム(アスコリ)のサポーター、ちょっとおとなしい。
今年Aに上がったばかりのせいかな?
20:30、試合開始。
序盤からミランペース。
何といきなり開始5分で、「ピッポ」ことインザーキがドリブルで持ち込んでゴール!!
スタンドのボルテージは早くも一気に頂点に!!
もちろん自分もOさんも立ち上がって歓声をあげました。
でも、これからはなかなか点が入らない・・・
いいプレーはあるものの、ツメが甘い。
まるでどこかの国の代表のように。
だから、観客もフラストレーションが段々たまってきて、凡プレーなんぞでようものなら
「ケ・コザ・ファ~イッ!(何やってんだ、おめーーっ!)」
”\(▼▼;)
近くの大柄のお兄ちゃん、かなりエキサイトしてました!
Oさん、ちょっと怖がってました。
お気持ち、よく分かります・・・
でもビューティフルプレーも連続だったから、それはそれで喜んでました。
この辺はさすがセリエAですね。
これだけでもこのスタジアムに来た甲斐がありました。
試合途中にライバルチームの途中経過が・・・
「ユヴェントス、リードされてる」と流れると大歓声!
「インテル、1点リード」と流れると大ブーイング!
・・・尋常じゃないです、サポーターのライバル意識。
ミランの試合を見に行く時は青や黒のシャツや上着は禁物ですよ!
日本代表のTシャツだってマズイかも、って彼女は言ってました。
試合は結局、このまま1-0でミランの勝ち。
Oさんと途中まで一緒に路面電車で帰りました。
この日は思ったよりも寒くありませんでした。
いろいろ防寒対策してきたのですが、幾つか必要なかったです。
Oさんも「今日はそんなに寒くないから試合に集中して見れるわっ!」と満足そう。
でも寒くなかったのは天気だけではなかったかも。
いろいろおしゃべりできて最後まで楽しく観戦できたOさんがいてくれたからだ、と思ってるんです。
Oさんも「いろいろ話せて、そして愚痴れてよかった!」って喜んでたようでした。
そう言われたら、なんとも言えない気持ちになりました。
やっぱりひとり旅してても誰かと一緒だといっそう楽しいから!
Oさんは途中で降りるので「今日はありがとう!体に気をつけてがんばってねっ!」と声をかけて別れました。
サッカーの興奮、Oさんと一緒だった時間のこと、そしてその後の1人になった寂しさが少々・・・
うん、まさに「想定外」、いや筋書きのないサン・シーロ劇場!
そんなことを思い出しながら、今までに味わったことがなかった不思議な気持ちをず~~~っと感じてホテルに戻りました。
Oさん、ほんとうに感謝、感謝です!
改めてのお礼になりますが、本当にありがとうございました。
いい思い出になりました!
ドゥオモで地下鉄に乗り換えて、ホテルに戻ったのは23時30分。
あまりお腹がすいてなかったので、「するめいか」を夜食にしてお腹を満足させました。
テキパキとお風呂に入って、翌日の支度をして、寝たのが午前1時半。
そう、「テキパキ」しなければいけない理由があったのです。
翌日は朝7時の列車に乗らなければならなかったので・・・
中央駅じゃなくて「ポルタ・ガルバルディ」というもう一つの近郊列車が主に発着する駅に着きました。
ここは初めてなので、もう地下鉄に乗るまでに道に迷うこと迷うこと・・・
それに通勤客の人ごみが思ったよりもすごくて、まるで「新宿か池袋」のようでした。
ホテルに戻ったのは6時半頃。
ここでいったん夕食をとりました。
途中でトルコ料理のスタンドで買ったドネルケバブを食べました。
こんな時間にこんなもの、と思うかもしれないのですが、このあとすぐサン・シーロ・スタジアムに行ってカルチョを見て、戻るのが早くても午後11時、と言うことを考えると今食べた方がいいと思ったからです。
あと別に何でもよかったので、たまたま信号待ちをしてたら見つけたので、迷うことなくケバブにしました。
ボリュームがあるうえに値段が手ごろ、しかもすぐ食べられた!
このケバブは大助かりでした!
午後7時過ぎに再び外出。
いよいよカルチョ観戦です!!!
地下鉄とバスを乗り継いで30分程度でスタジアムに到着。
暗い夜の中に浮き出る「サン・シーロ劇場」の明かりはほんとうにファンタスティック!
でもその前に肝心なことを、そう切符を買わなければなりませんでした。
切符売場の近くに行くと、いるいる、いわゆる「ダフ屋」がごろごろ!
「チケット?」「ビリエット?」
いったい何人に声かけられただろう?
ちょっと怖かったけど、落ち着き払ってお目当ての売場を探し当てました。
「すみません、ここの席1枚欲しいんですが?」
「ありますよ、でも身分証明書見せてくれますか?」
「はい、(カバンの中をごそごそ・・)、はい、パスポート」
(中略)
「はい、切符です。ここのゲートから入ってください!」
「ありがとうございます!」
IDカードの類が必要となったのは驚きましたが、英語とイタリア語で何とかチケットをゲット!!
これでや~っと安心できました。
ここまできて「売り切れ」なんて言われたらシャレになんないですからねっ!
席はバックスタンドの2階席。
ぐるぐる階段を回って登ると、そこにはまぶしい緑の芝生と3回まであるでっか~いスタンドが広がる、まさにサン・シーロが目の前に!
もう思わずため息の連続・・・・
そして思わず写真を何枚も・・・
そんなことをしてるととなりのお兄ちゃんが・・・
「もっと撮んなよっ!」
悪い輩ではなさそうでしたが、何度も言うので言い返してやりました。
「もう何枚も撮ったよ!でもこれからもっと撮るから、分かった?」
\(^O^;)
そう言ったら黙って納得してくれました。
ここまで言えるようになったか、自分のイタリア語!
(↑ちょっとうぬぼれ)
試合時間が近づいてきたので自分の席に。
そしたら、先日書いた日本人の女性の方(以下「Oさん」と呼びますね)が隣にいて、声をかけられました。
Oさんはミラノに留学に来てる一方、ACミランの大ファンで、これまでにも何回かここに来てたとのこと。
そんな話から始まったらサッカーの話、イタリア、そしてミラノの話が止まりませんでした。
そうしてるうちに選手紹介が!
ミラノの選手には観客から歓声の嵐が!
そしてゴール裏のミラニスタは「興奮のるつぼ」と化して旗を振ったり発炎筒を揚げたり、それはそれはちょっと鳥肌が立つ風景でした。
それにしても相手チーム(アスコリ)のサポーター、ちょっとおとなしい。
今年Aに上がったばかりのせいかな?
20:30、試合開始。
序盤からミランペース。
何といきなり開始5分で、「ピッポ」ことインザーキがドリブルで持ち込んでゴール!!
スタンドのボルテージは早くも一気に頂点に!!
もちろん自分もOさんも立ち上がって歓声をあげました。
でも、これからはなかなか点が入らない・・・
いいプレーはあるものの、ツメが甘い。
まるでどこかの国の代表のように。
だから、観客もフラストレーションが段々たまってきて、凡プレーなんぞでようものなら
「ケ・コザ・ファ~イッ!(何やってんだ、おめーーっ!)」
”\(▼▼;)
近くの大柄のお兄ちゃん、かなりエキサイトしてました!
Oさん、ちょっと怖がってました。
お気持ち、よく分かります・・・
でもビューティフルプレーも連続だったから、それはそれで喜んでました。
この辺はさすがセリエAですね。
これだけでもこのスタジアムに来た甲斐がありました。
試合途中にライバルチームの途中経過が・・・
「ユヴェントス、リードされてる」と流れると大歓声!
「インテル、1点リード」と流れると大ブーイング!
・・・尋常じゃないです、サポーターのライバル意識。
ミランの試合を見に行く時は青や黒のシャツや上着は禁物ですよ!
日本代表のTシャツだってマズイかも、って彼女は言ってました。
試合は結局、このまま1-0でミランの勝ち。
Oさんと途中まで一緒に路面電車で帰りました。
この日は思ったよりも寒くありませんでした。
いろいろ防寒対策してきたのですが、幾つか必要なかったです。
Oさんも「今日はそんなに寒くないから試合に集中して見れるわっ!」と満足そう。
でも寒くなかったのは天気だけではなかったかも。
いろいろおしゃべりできて最後まで楽しく観戦できたOさんがいてくれたからだ、と思ってるんです。
Oさんも「いろいろ話せて、そして愚痴れてよかった!」って喜んでたようでした。
そう言われたら、なんとも言えない気持ちになりました。
やっぱりひとり旅してても誰かと一緒だといっそう楽しいから!
Oさんは途中で降りるので「今日はありがとう!体に気をつけてがんばってねっ!」と声をかけて別れました。
サッカーの興奮、Oさんと一緒だった時間のこと、そしてその後の1人になった寂しさが少々・・・
うん、まさに「想定外」、いや筋書きのないサン・シーロ劇場!
そんなことを思い出しながら、今までに味わったことがなかった不思議な気持ちをず~~~っと感じてホテルに戻りました。
Oさん、ほんとうに感謝、感謝です!
改めてのお礼になりますが、本当にありがとうございました。
いい思い出になりました!
ドゥオモで地下鉄に乗り換えて、ホテルに戻ったのは23時30分。
あまりお腹がすいてなかったので、「するめいか」を夜食にしてお腹を満足させました。
テキパキとお風呂に入って、翌日の支度をして、寝たのが午前1時半。
そう、「テキパキ」しなければいけない理由があったのです。
翌日は朝7時の列車に乗らなければならなかったので・・・