ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

いよいよカルスト地方へ!

2006年08月29日 00時50分54秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
しばらく「の~~~んびり&のどかな」車窓が続いてたんですが、コーペルに近づいてくると、段々変化してきました。

それも劇的に!

その一番のみどころ、いや、「このリュブリャーナ~コーペル間の中で最もすばらしい風景」がここにありました!

進行方向右側が突然険しい崖になって・・・
その高いこと、高いこと!!!

その崖を列車は先ほど以上にカーブと急勾配で下ってたので、まるで「飛行機がランディングしてる」かのようでした。


そしてその険しさを際立たせたのが、周りの風景。
リュブリャーナからしばらく続いてた「緑豊かな」それとはひと味違ってたんです。

ごつごととした白い岩や地肌がむき出しのところがいたるところに。。。
高い木も少なく見えたので、まるでイタリアやスペインの南の方にも似たような風景だったんですが、ちょっと冷静になって思い出しました!


「こここそ、まさにカルスト地方!!!」


そうです、あの「カルスト地形」のふるさとがここだってことをっ!!

ただでさえごっつい崖をさらに「男性的に見せてる」岩肌がダイナミックで、衝撃的な、目の覚めるようなスケールの大きい眺めでした!!!


でも、まだ続くんですよっ!

この写真、よーく見ると、真ん中あたりで「S字状」の白いラインが見えませんか???

これ、実は線路です。
前回と同じことをいっちゃうんですが、今度もまたここまで下って曲がって降りてそこを通るんです!
これも「いろは坂」のようですね。

出発前に地図を見て、「このあたりで蛇行する」ことを知ってたんですが、まさかこのような風景の中でこう通るとは思ってもなかった!
ただ、ただ、あっけにとられてしまい、無我夢中で何度も画像や動画を撮りました!!!



いやー、ここ、間違いなく、スロヴェニアの、いや、ひょっとしたら「欧州の景勝ルート」の中の1つでしょう!!
それくらいよかったですよっ!



ほんとのことをいうと、この辺りはまだ「もう1つ大きなポイント」があるんです。

それは「アドリア海」が見えること!

でもその写真は後日見せますね!

なぜって???
それは見てのお楽しみ!!

(多分2週間後くらいかな?!)