小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

A-9164 BILL PLUMMER AND THE COSMIC BROTHERHOOD

2024-04-25 12:21:15 | IMPULSE


Tom Scott, sax, flute, electronics; Lynn Blessing, vibes, bells; Mike Lang, piano, harpsichord; Hersh Hamel, Ray Neopolitan, Bill Plummer, sitar; Jan Steward, sarode; Hersh Hamel, Jan Steward, tamboura; Ray Anthony, Dennis Budimer, guitar; Bill Plummer, string bass; Carol Kaye, Fender bass; Bill Goodwin, Maurice Miller, drums; Milt Holland, tabla; Mike Craden, transceleste, duo vigong, American tree bells, boobams, surrogate vithara, which stand.
Los Angeles, CA, September 21,22 1967

A1. Journey To The East
A2. Pars Fortuna (Part Of Furtune)
A3. The Look Of Love
A4. Song Plum

B1. Arc 294 Degrees
B2. Lady Friend
B3. Antares

何でも有の Impulse ならではの一枚、sitar 奏者の B.Plummer のリーダー作です。 A面1曲目の "Journey To The East" は呪文のような語りと sitar で始まり何かを期待させます(私だけ?)。次曲の "Pars Fortuna (Part Of Furtune)" から T.Scott の sax が前面に出てきて洋楽のカバーも含む軽めのジャズになり残念。しかしB面の1曲目 "Arc 294 Degrees" で再び sitar が大きく取り上げられ期待が高まりますがサイドメンがジャズ演奏者なので中途半端感も有ります(ジャズのレコードだから当然なのだけど)。一般的には T.Scott のグループに sitar 奏者が加わった演奏と考えたほうが良い一枚なのかも。「The Concert for Bangladesh 」の Ravi Shankar の演奏でも聴いてスッキリ(?)したくなりました。

JOHN COLTRANE / OLE (Impulse)

2024-04-10 07:11:45 | IMPULSE
私の場合 John Coltrane のリーダー作で興味があるのは主に Impulse 時代のレコードですが、例外的に BLUE TRAIN (Blue Note) と OLE (Atlantic) 、サイド参加では MIILES 時代の KIND OF BLUE 期のレコードも聴きます。今回紹介するのは Atlantic 時代の "OLE" を Impulse 盤として出した一枚。録音されたのは Atlantic - Impulse 期が重なっている期間なので 同じ曲を Impulse でも録音したと勝手に判断し入手しました。聴けば判りますが同じ音源、ジャケットに非売品と有るので何かの記念で関係者に配ったものでしょう。聴きものは勿論 "OLE" 、曲良し、メンバー良し、演奏良し、長尺だけど飽きることなく楽しめて文句無し、大好きな一曲です。でも Atlantic 盤を持っていれば不要です。B面の二曲は元々Impulse 期の録音だと思います(まだ聴いていません)



Freddie Hubbard, trumpet; John Coltrane, soprano, tenor sax; Eric Dolphy as George Lane, alto sax, flute; McCoy Tyner, piano; Reggie Workman, bass; Art Davis, bass ; Elvin Jones, drums.
A&R Studios, NYC, May 25, 1961
A1. OLE


Impulse 盤

2024-03-20 07:19:17 | IMPULSE
"A-9162 ARCHIE SHEPP / Three For A Quarter One For A Dime" 紹介の最後で「予告:A-9163 TOM SCOTT WITH THE CALFORNIA DREAMERS / THE HONEYSUCLE BREEZE 」を挙げたかったのですが残念ながら所有していないので Impulse 盤の番号順の紹介は前回で途切れました。100枚の予定が162枚まで続いた事に自分でも驚いています。T.Scott 盤は過去に何度か入手の機会が有りましたが「コーティングジャケットでオリジナル盤か赤黒レーベル盤で並以上の盤質」「価格はオリジナル盤でも一万円以下」の条件をクリア出来ず断念、本盤は何故か昔から高額盤でした。因みに私が所有している一番高額入手の Impulse 盤は R.Kirk 参加の "A-23 OUT OF THE AFTERNOON" で、唯一の一万円を少し超えたレコードです。少し前に "A-9152 MEL BROWN / CHICKEN FAT" を久しぶりにネットオークションで入手しましたが、現在はジャズ自体のレコードを買う事も本当に少なくなったので今後 Impulse 盤を入手することは(一枚気になる未入手盤が有るけど)無いでしょう。


普段はレコードの前に置いている日除け用のボックス盤などを取り Impulse 盤が並んでいる棚を撮影しました。全部で200枚程有りアルファベット順に並べてあります。未紹介盤にも何枚か面白いレコード(必携盤?)が有るので、今後は順不同で取り上げます。

A-9162 ARCHIE SHEPP / Three For A Quarter, One For A Dime

2024-03-13 10:34:48 | IMPULSE


Roswell Rudd, trombone; Archie Shepp, tenor sax; Donald Garrett, Lewis Worrell, bass; Beaver Harris, drums.
The Both/And Club, San Francisco, CA, February 19, 1966

A1. Three For A Quarter

B1. One For A Dime

A面のラストは tenor sax のソロ途中でフェードアウトしB面最初は tenor sax のソロでフェードイン、違うタイトルが付いていますが両面合せて一曲でしょう。B面中ごろからピアノの音を聴くことが出来るのは A.Shepp が tenor の代わりに弾いているみたいです。最近はモダンジャズを聴くことが多かったのでテーマ無しメロディ無しのフリージャズの無秩序に聴こえる音の洪水の中に潜んでいる演奏者の主張を聴き取る事が難しく感じました。個人的には A.Shepp の演奏はレコードによって好き嫌いが別れ、本作は今一つです。




A-9161 JOHN COLTRANE / SELFLESSNESS featuring My FAVORITE THINGS

2024-03-06 07:36:08 | IMPULSE


A)John Coltrane, tenor, soprano sax; McCoy Tyner, piano; Jimmy Garrison, bass; Roy Haynes, drums.
Newport Jazz Festival, Freebody Park, Newport, RI, July 7, 1963

B)John Coltrane, Pharoah Sanders, tenor sax; McCoy Tyner, piano; Jimmy Garrison, bass; Donald Garrett, bass, bass clarinet; Frank Butler, Elvin Jones, drums; Juno Lewis, vocal, percussion.
Western Recorders, Los Angeles, CA, October 14, 1965

A1. My Favorite Things (A)

B1. I Want To Talk About You (A)
B2. Selflessness (B)

J.Coltrane の死後に発表された未発表のライブ録音とスタジオ録音を収録した一枚。ピントの合ってない写真にイラストを加えたジャケットは明らかに手を抜いた感が有りですが、"My Faorite Things" のライブバージョンを収録している人気レコードです。私も気になり入手しましたが「?」私にとって一番の問題は R.Haynes の drums です。最初から最後までバシャバシャと耳障りな音が気になり嫌に(私だけかも)なります。それ以外は人気も納得の演奏だと思うけど、私は "My Favorite Things" なら音は今一つですが Eric Dorphy が flute で加わった quintet 編成の Historic Performances のライブ盤が一番だと思います。
"Selflessness"「A-9106 Kulu Se Mama」 のタイトル曲と同じ日に録音された曲、drums は E.Jones なので耳ざわりなバシャバシャは有りませんが「A-95 Ascension」以降の録音なのでフリージャズ真っ只中の演奏(咆哮無し)にしては意外と聴き易いです。

予告:A-9162 ARCHIE SHEPP / Three For A Quarter One For A Dime

ジャケットをクリックすると大きくなります