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(VICTOR 1963年)
第一面
1.若い東京の屋根の下
2.泥だらけの純情
3.太陽はいつも
4.花だより
第二面
1.伊豆の踊子
2.雨の中に消えて
3.雪坊主
4.虹子の夢
前作に比べると本作は前作程売れなかったみたいでネットオークションに出品されることが余り有りません。小百合さんのレコードでは入手困難な一枚です。今まで何度かチャンスが有りましたが、懐具合との兼ね合いも有り見送りが続き20年程経ちました。しかし先月久しぶりにネットオークションをチェックしレコードの出品を見つけ入札、少し痛み気味のジャケットが理由か他の入札がなく最低価格で落札。盤は綺麗なのでラッキーでした。
"若い東京の屋根の下"は "いつでも夢を" と同じく橋幸夫さんとのデュエット曲、地味だけど本盤の目玉曲です。小百合さんの歌は少し前によく耳にした「うっせぇわ」と真逆の美しい日本語の詩を基本に基づく歌い方で丁寧に歌った「古き良き時代の歌謡曲」です。私はサユリストではありませんが彼女の歌を聴いて大ファンになりました。
10インチの二枚のレコードはヒット曲で選ぶなら1枚目、全体の内容は甲乙つけ難し、ジャケットで選ぶなら2枚目の本作でしょう。
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