Richard Williams, trumpet; Eric Dolphy, alto sax, bass clarinet; Oliver Nelson, tenor, alto sax; Richard Wyands, piano; George Duvivier, bass; Roy Haynes, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 27, 1960
A1. Screamin' The Blues
A2. March On, March On
A3. The Drive
B1. The Meetin'
B2. Three Seconds
B3. Alto-Itis
前回の Impulse 盤紹介は否定的な私見だったので O.Nelson の愛聴盤の紹介を。
O.Nelson の代表作といえば「THE BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH 」が真っ先に浮かび "Stolen Moments" の素晴らしさはジャズファンなら誰でも知っているし私も勿論同じなのですが、一番良く聴くレコードとなると実は「screamin' the blues」です。理由は O.Nelson の sax をタップリと聞く事が出来るし R.Williams と E.Dolphy の演奏が合せて素晴らしいから、因みに E.Dolphy の良さが判ったのは本盤を聴いてからです。誰もが E.Dolphy を褒めるので釣られて彼の良さも解らないのにレコードを入手し( Mingus 盤にもオマケ付が何枚も)今では相当数有りますが「?」「何処が凄いの?」でした。このレコードの E.Dolphy は「水を得た魚」みたいで解りやすいです。
赤字タイトル曲がお薦めですが "Three Seconds" は特に素晴らしいソロが続きます。
所有しているのは Prestige の紺レーベルなのでオリジナル盤が欲しいですが、高値で手が出ないので代わりに Analogue Productions 盤も10年前に買ったほど好きなレコードです。
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