タ-ブルマットも、パン切り台もやり方は同じなので、同じキャプションを使っている。
これが、残りの2辺の固定が始まった画面だ。小さな世界ではあるけれど、ここにもノウハウはある、厳然として、たったの1週間の作業なのに、だから、大昔の職人のノウハウは凄かったんだろうと、素朴に思う。
その中でも、作業の順序は重要だったかも知れない。例えば、この画像で短い辺を先に接着するのか、それとも長い辺が先なのか、どちらかが先だとすれば、接着のやり方に違いがあるのかとか。(ある:が答え)
二つ、と言うか、2枚の台箱が出来上がった。この画像がそれだ。合板の厚みは、3mmでなく、2.3mmだったので、縁取りの高さを含めても5.3mmの縁があるだけで、箱には見えない、ほとんど。
実際に、パン切り格子を乗せてみたら、こんな感じに見える。
この画像では、右側に薄い台、左側に、それほど薄くない台が見えている。最初は、薄い台が、何となく頼りなく、存在感がないと思っていたけれど、実際にはどちらもありで、むしろ、薄いほうがお客が来た時などには、テ-ブルで直接使うには、望ましいような気がする。
もっと作らないといけないので、作業が加速している。短い辺を先に永久固着させるのがこつだ。何故かというと、接着面積がとても少ないので、45度切りをした後で、簡単に要らない部分を無理なく取り除けるからだ。
これが、45度切りをする前に、長い辺を、4隅から、2,3cmの処でクランプ固定をしている場面で、短い辺をすでに、その短い長さ全部で固着した後の、操作だ。
作業はどんどん続いている。送り先は多いからだ。
薄いパン切り格子の問題点は連結用の丸棒は3mmでは心もとないので、最初のモデルに使った6mmでなく、5mmを使うが、5.5mmのドリルの刃がないので6mmの刃を使っている。
結果的にどうしても隙間が大きくなってしまうが、仕方ないことだ。作る方の側では気になるが、使う方の側で気になるとはとても思えないので、無視できるだろう。