しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

恩恵に預かる

2013-10-24 21:31:04 | 日記
後期の最大行事、文化祭1日目が終了。
ああ、大変だったな・・・・。

今年はとにかく行事にかける時間が少なくて、
文化祭のために割いた時間はたぶん3週間未満。
1年生は展示だったけど、2、3年生の劇なんかどうするんだろう、と思ってた。

しかしながら短い期間なりに背景画もきちんと仕上げ、
1日目の今日の舞台発表6団体、かなり面白く観ることができた。
今回は学校初のミュージカルに挑戦したクラスもあり、
歌って踊って、しかもピアノ生演奏と意欲作で、
ほんとに声を張り上げて台詞を歌い上げる様にとっても驚いた。
ダンスチームもかなりのレベルの高さ。凄い・・・。
だって、バレエやジャズの基礎がないと踊れないような難しいものだったから。
中心で踊ってた数名は、明らかに動きが他と違って指先まで美しく、
何らかのダンス経験者だなとわかったけど、それ以外の人もかなり練習を積んでいたようだった。

ダンスや長い台詞(というか歌)ごとに拍手が起こったのも異例。
それだけ素晴らしかったってこと。他も良かったけど、このクラスは突出してた。
女子も男子も踊ってるのがまた・・・。女子だけっていうのならよくあるけど。
こういう表現力のある3年生に、うちの学年の子たちもなって欲しいなあ。



子どもたちの本気パワーをみせてもらった。
なので、ここ数日間、
部活やクラス展示のビデオを編集していてろくに寝ることができなかったけど、
なんだかとても元気だ。
美術部2年生6人が分担して制作した手描きアニメーションが、
まだまだ粗いなりにもなかなか良くて、
自分が昔作った絵本のキャラクターでアニメーションを作りたいなあと思った。
こちらの意欲まで刺激してくれる。すごいパワーだなあ。

みんなで一つのものを作っていくのはほんとに面白いけど、
いかに適切に生徒に仕事をふるかが、
クラスのメンバーそれぞれが達成感を感じられるために大切なポイントだと思う。
これは、担任の大事な仕事だ。
今回は、その点ではうまくいった。


手先がそれほど器用でない子に難し過ぎることを課しても、ストレスになるだけ。
仕事を細分化して、
その子の能力よりちょこっと高めな力の要る仕事を依頼するといいみたいだった。
無理はさせない、けど、ちょこっとは努力させる。

同じ中学1年生でも、技能面の差は大きいことを痛感している。


さて、この文化祭で3年生は引退。
がっつり3年間(まだ2年半か・・)一緒に過ごしてきた。
部活の生徒とは、いつも仲間のような気分になって、
彼女らが卒業していくときには、自分だけ取り残されたような気になってしまう。
冷静に考えれば親子ほど歳は離れているけど、
絵を描くこと、ものを作ることの楽しさを知っている大切な仲間として認識してるからそうなってしまう。
新しいステージに向かって飛び立っていく生徒たちを、
いつもうらやましく、眩しく、そしてちょこっと寂しく思う。
私も新しいステージに行きたいな。



生徒のやる気は、いつもこんな風に私を元気に前向きな気持ちにしてくれる。


















恩恵に預かる

2013-10-24 21:31:04 | 日記
後期の最大行事、文化祭1日目が終了。
ああ、大変だったな・・・・。

今年はとにかく行事にかける時間が少なくて、
文化祭のために割いた時間はたぶん3週間未満。
1年生は展示だったけど、2、3年生の劇なんかどうするんだろう、と思ってた。

しかしながら短い期間なりに背景画もきちんと仕上げ、
1日目の今日の舞台発表6団体、かなり面白く観ることができた。
今回は学校初のミュージカルに挑戦したクラスもあり、
歌って踊って、しかもピアノ生演奏と意欲作で、
ほんとに声を張り上げて台詞を歌い上げる様にとっても驚いた。
ダンスチームもかなりのレベルの高さ。凄い・・・。
だって、バレエやジャズの基礎がないと踊れないような難しいものだったから。
中心で踊ってた数名は、明らかに動きが他と違って指先まで美しく、
何らかのダンス経験者だなとわかったけど、それ以外の人もかなり練習を積んでいたようだった。

ダンスや長い台詞(というか歌)ごとに拍手が起こったのも異例。
それだけ素晴らしかったってこと。他も良かったけど、このクラスは突出してた。
女子も男子も踊ってるのがまた・・・。女子だけっていうのならよくあるけど。
こういう表現力のある3年生に、うちの学年の子たちもなって欲しいなあ。



子どもたちの本気パワーをみせてもらった。
なので、ここ数日間、
部活やクラス展示のビデオを編集していてろくに寝ることができなかったけど、
なんだかとても元気だ。
美術部2年生6人が分担して制作した手描きアニメーションが、
まだまだ粗いなりにもなかなか良くて、
自分が昔作った絵本のキャラクターでアニメーションを作りたいなあと思った。
こちらの意欲まで刺激してくれる。すごいパワーだなあ。

みんなで一つのものを作っていくのはほんとに面白いけど、
いかに適切に生徒に仕事をふるかが、
クラスのメンバーそれぞれが達成感を感じられるために大切なポイントだと思う。
これは、担任の大事な仕事だ。
今回は、その点ではうまくいった。


手先がそれほど器用でない子に難し過ぎることを課しても、ストレスになるだけ。
仕事を細分化して、
その子の能力よりちょこっと高めな力の要る仕事を依頼するといいみたいだった。
無理はさせない、けど、ちょこっとは努力させる。

同じ中学1年生でも、技能面の差は大きいことを痛感している。


さて、この文化祭で3年生は引退。
がっつり3年間(まだ2年半か・・)一緒に過ごしてきた。
部活の生徒とは、いつも仲間のような気分になって、
彼女らが卒業していくときには、自分だけ取り残されたような気になってしまう。
冷静に考えれば親子ほど歳は離れているけど、
絵を描くこと、ものを作ることの楽しさを知っている大切な仲間として認識してるからそうなってしまう。
新しいステージに向かって飛び立っていく生徒たちを、
いつもうらやましく、眩しく、そしてちょこっと寂しく思う。
私も新しいステージに行きたいな。



生徒のやる気は、いつもこんな風に私を元気に前向きな気持ちにしてくれる。