昨年まであった「やきものいこま」

お店の前がバス停で 乗客のために右手におしゃれな木の椅子を置かれていました。
残念ながら店内写真はありませんが、しゃれた高価な食器が陶器市のように
山積みされて展示されていました。(ガラス越しに写っています)
昔、 店主の女性が30代後半の頃、陶芸教室をされており、
突然(?)辞められて、教室を焼き物のお店にして営業されました。
それが今から40年近い前。
そしてその陶芸教室されてる時に、生徒として僕は陶芸を教えていただいた。
それが先代師匠。
今の僕の焼き物の師匠はこの方の息子さんです。
その焼き物のお店が、知る人ぞ知るすごく有名なお店になって、
東京から九州、全国からわざわざ買いにこられる程だったのです。
「やきものいこま」
東京の料理雑誌のスタイリストが取り寄せたり、
テレビの番組で使われたり、毎日のように、
東京や地方にやきものを発送していたと思います。
お店も繁盛し、地味な商売の筈の焼き物屋さんでは珍しく、
お客さんは絶える事のない活気のあるお店でした。
おそらく、焼き物の店では関西に限らず、大型店を除けば
日本でも1、2の集客だと思っていたものです。
僕には手が出ない1セット4、5万のコーヒーカップを数セット
わざわざ遠方からも買いにこられるのです。
おばあちゃんになった店主(私の焼き物の前師匠)の人柄も楽しく評判で、
焼き物を手に取ると、どんな作家が創ったのか
エピソードを混えた説明が作家の人なりや、
作品の魅力を教えてくれます。
遠方でも自分で出かけて仕入れたからこそ、
作家への愛情が伝えられるのでしょう。
明るい店主の暖かみのある声に
お客さんは思わず、しげしげと食器を眺めるのです。
購入するとレジでグリコのビスケットをくれるのも楽しい。
この店の焼き物は、全国に店主のおばあちゃんが直接、
買い付けにいかれる、選りすぐりの自慢の食器なのです。
お店の雰囲気もとても良く、太い木を使ったインテリアと
所狭しと並べられた焼き物やガラス食器。
まるで安売り店のような大量の陶器の展示だが、
並べられている一つ一つの陶器のセンスがいいのと、
所々に芸術性の高い作品が飾られているので、
クオリティの高いお店感が出ているのだと思います。
店の奥に入ると焼き物でできた迫力ある大きなテーブルと椅子のセット。
さらに、大きな焼きものでできた流し台のある事務所。
思わず、この大きな焼き物どうして作ったのか、
釜はどんな大きさなのかと考えてしまいます。
その奥の部屋にも漆の汁物の器や竹細工の籠。
どれもセンスのいい商品が沢山置かれています。
大きな一枚木の作業テーブルが真ん中に置かれて、
地方発送の準備テーブルになっています。
右手奥には絵画が飾られた階段があり、
二階に登ると展示スペースがあって、
常設展示のほか個人作家の展覧会の時のスペースになっている。
ここでも伝統的な家具や置物がさりげなく飾られ、
全体の雰囲気を作り出しています。
裏の入り口にはメダカが泳ぐ睡蓮鉢がいくつも並べられ、
きれいな草花の鉢植えが重なり、
素敵なガーデニングになっています。
時々、昔の師匠の顔を見に店に行くのも目的でしたが、
この店の雰囲気に酔いしたりたくなって行っていました。
気持ちの安らぐ楽しい時間を持てていました。

陶器でできた流し台、分割して焼かれたものとか

陶器なのにすわり心地の良い、テーブルセット

前師匠のいれたコーヒーは絶品でした

奥の部屋は発送する商品の山積み、2階には山小屋風展示室があって、
古い調度家具で雰囲気も素敵で、毎月展覧会をされていました。

裏には自然風ガーデニング

この睡蓮鉢のメダカは我が家のメダカと親戚です、師匠に頂いた。
残念ながら、店主のおばあちゃん(前師匠)も体を悪くされ、
昨年、40年ほどの歴史に幕を下ろし閉店しました。
今、この雰囲気が好きだった方が、この店の雰囲気をそのまま買い取られ、
西洋アンテークの店をされています。

お店の前がバス停で 乗客のために右手におしゃれな木の椅子を置かれていました。
残念ながら店内写真はありませんが、しゃれた高価な食器が陶器市のように
山積みされて展示されていました。(ガラス越しに写っています)
昔、 店主の女性が30代後半の頃、陶芸教室をされており、
突然(?)辞められて、教室を焼き物のお店にして営業されました。
それが今から40年近い前。
そしてその陶芸教室されてる時に、生徒として僕は陶芸を教えていただいた。
それが先代師匠。
今の僕の焼き物の師匠はこの方の息子さんです。
その焼き物のお店が、知る人ぞ知るすごく有名なお店になって、
東京から九州、全国からわざわざ買いにこられる程だったのです。
「やきものいこま」
東京の料理雑誌のスタイリストが取り寄せたり、
テレビの番組で使われたり、毎日のように、
東京や地方にやきものを発送していたと思います。
お店も繁盛し、地味な商売の筈の焼き物屋さんでは珍しく、
お客さんは絶える事のない活気のあるお店でした。
おそらく、焼き物の店では関西に限らず、大型店を除けば
日本でも1、2の集客だと思っていたものです。
僕には手が出ない1セット4、5万のコーヒーカップを数セット
わざわざ遠方からも買いにこられるのです。
おばあちゃんになった店主(私の焼き物の前師匠)の人柄も楽しく評判で、
焼き物を手に取ると、どんな作家が創ったのか
エピソードを混えた説明が作家の人なりや、
作品の魅力を教えてくれます。
遠方でも自分で出かけて仕入れたからこそ、
作家への愛情が伝えられるのでしょう。
明るい店主の暖かみのある声に
お客さんは思わず、しげしげと食器を眺めるのです。
購入するとレジでグリコのビスケットをくれるのも楽しい。
この店の焼き物は、全国に店主のおばあちゃんが直接、
買い付けにいかれる、選りすぐりの自慢の食器なのです。
お店の雰囲気もとても良く、太い木を使ったインテリアと
所狭しと並べられた焼き物やガラス食器。
まるで安売り店のような大量の陶器の展示だが、
並べられている一つ一つの陶器のセンスがいいのと、
所々に芸術性の高い作品が飾られているので、
クオリティの高いお店感が出ているのだと思います。
店の奥に入ると焼き物でできた迫力ある大きなテーブルと椅子のセット。
さらに、大きな焼きものでできた流し台のある事務所。
思わず、この大きな焼き物どうして作ったのか、
釜はどんな大きさなのかと考えてしまいます。
その奥の部屋にも漆の汁物の器や竹細工の籠。
どれもセンスのいい商品が沢山置かれています。
大きな一枚木の作業テーブルが真ん中に置かれて、
地方発送の準備テーブルになっています。
右手奥には絵画が飾られた階段があり、
二階に登ると展示スペースがあって、
常設展示のほか個人作家の展覧会の時のスペースになっている。
ここでも伝統的な家具や置物がさりげなく飾られ、
全体の雰囲気を作り出しています。
裏の入り口にはメダカが泳ぐ睡蓮鉢がいくつも並べられ、
きれいな草花の鉢植えが重なり、
素敵なガーデニングになっています。
時々、昔の師匠の顔を見に店に行くのも目的でしたが、
この店の雰囲気に酔いしたりたくなって行っていました。
気持ちの安らぐ楽しい時間を持てていました。

陶器でできた流し台、分割して焼かれたものとか

陶器なのにすわり心地の良い、テーブルセット

前師匠のいれたコーヒーは絶品でした


奥の部屋は発送する商品の山積み、2階には山小屋風展示室があって、
古い調度家具で雰囲気も素敵で、毎月展覧会をされていました。

裏には自然風ガーデニング

この睡蓮鉢のメダカは我が家のメダカと親戚です、師匠に頂いた。
残念ながら、店主のおばあちゃん(前師匠)も体を悪くされ、
昨年、40年ほどの歴史に幕を下ろし閉店しました。
今、この雰囲気が好きだった方が、この店の雰囲気をそのまま買い取られ、
西洋アンテークの店をされています。