ぺんぺん草

レンズで宮古島からこんにちは!

井戸へ×6:成川がー(ナズゥカー・がー)

2009-03-12 | 過去使用分
友利のあま井盛加がー大和井山川ウプカー来間川に続き第6弾です。

この成川がーも、以前住んでいた荷川取からすぐ近くです。
いつも、成川集落を自転車やジョギングで何十回も通り過ぎていました。
でも、井戸や泉や鍾乳石があるなんて気が付きませんでした。

今回は、一人では恐いので、
友人と二人で夕方に行きました。

成川集落に入っても、成川がーの場所はさっぱりわかりません。
ぶらぶらしていたオジーに聴きました。
聞き取るまで10分もかかりましたが、
どうもあっちの方です。

車であっちの方に向かうとオジーもひょこひょこ付いてきます。
結局、成川がーまで付いてきました。



これが井戸を見守って知らせてくれる、
門番石というものだそうです。
でも、いつぞやか折れて短くなっているそうです。

この前の坂道を降りると成川がーがあるらしいのですが、
またまたオジーの説明が長いんです・・・。
また10分ぐらい説明をききます。
日も暮れてきました。

オジーに、この井戸にはいつ入ったのか聴いたら、
なんと30か40年前とっ!!

ありがとねーっ! おじー! 行ってくるよ~!
オジーは、付いてこず、坂道の上から我々を見守っています。


K20D+DA 14mm F2.8 ED
F9.0 1/5 IS800 -0.7EV f=14.0mm

植物に隠れるように洞窟はありました。
これじゃなかなかわかりません。



さらに進むと、
オーッツ、鍾乳洞のような開けた洞窟があります。
奥は30mもあるそうですが、泉はわりと近くにあります。



垂れ下がった鍾乳石に頭をぶつけないように進みます。
オジーが言っていた、人間様の泉がこれです。
今でもきれいな水がわき出て、潤っています。
オジーによると、半年間雨が降らなくても水が潤っていたとか。
隣には、家畜用の沼のような泉もありました。

この成川集落付近には、
大きな鍾乳洞が多々あるとか。
ガイドブックにも載ってないので、
探検みたいです。

この日は、日が暮れたので帰ることとしました。
成川がーから出たら、まだオジーが待っていました。
我々が興奮しているのを見て嬉しそうでした。

井戸へ×7:野城泉(ヌグスクガー)へ続く。


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